GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ~!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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毎度、しょ~もない“ひとり言”のようなブログですけど、気軽にコメントなんぞ残していってください。個人的なご意見・メッセージはコメントにて“管理人のみ観覧”を選択し、メールアドレスと共に書き込んでって下さい!
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『THE WATERMELON WOMAN(ウォーターメロン・ウーマン)』だっよ~ん!
どもっ!

え~、お知らせですが…

今日の作品で、この 『GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方』 で紹介してきた作品の本数が、なななななんと、のべ400本に達しました。いや~、早いモンですね。っつ~事で明日は久しぶりに 『独り言』 でもやって、そこでちょいと 『ある事』 でも発表でもしようと思っております…あ、あんま期待しないで下さい(笑)

っつ~事で今回の記念すべき作品は、『THE WATERMELON WOMAN(ウォーターメロン・ウーマン)』で400本目!

ウォーターメロンウーマン1


フィラデルフィアのビデオショップで働くシェリル(シェリル・デュニエ)は映画作家を目指す25歳…それでいてレズビアンだった。そんな彼女が1930年代に活躍した黒人女優で“ウォーターメロン・ウーマン”とクレジットされていた女優に興味を持ち、彼女に関してのドキュメンタリー作品を撮ろうとしていた。そんな中、彼女はレンタルビデオショップの客であるダイアナ()と親密な仲になっていく。彼女はシェリルの仕事にも協力的で、ウォーターメロン・ウーマンの正体は徐々に明らかになっていく…。

『ウォーターメロン…』と聞けば、いの一番にハービーハンコックを思い出すのはJAZZ通。んでもってメルヴィン・ヴァン・ピーブルズを思い出すのはブラックムービー通でんがなっ!更にこの『ウォーターメロン・ウーマン』を思い出す人にはブラックムービー検定3級をプレゼントby ジッタリンジン!な~んて言ってもあんま見た人どころか知ってる人も少ないと思いますが、“その手” の作品としてはかなり有名なんですよ、コレ。

監督エ~ンド主演のシェリル・デュニエ、そういえば彼女 “女性スパイク・リー” とも呼ばれてたココでも以前紹介した『My Baby's Daddy』なんかも撮ってます。

ウォーターメロンウーマン2


実はこの作品を見た当時、この『THE WATERMELON WOMAN(ウォーターメロン・ウーマン)』を製作するに当たって影響を受けたんでないかい?っつ~作品として『GO FISH』という作品の名があがっててさ、俺そっちもチェキったんだけど…製作状況的には確かにクリソツ…だって実際レズの監督が撮ってるしね。ただ大きく違うのは、この『GO FISH』はあくまで“レズ”というテーマを重苦しくなくシャレてんだよね。御幣があるかもしれないけど、それまでマイノリティ感バリバリの中で自らのIDを隠してた人達が、かなりポジティヴな感覚になれたんじゃないかなって思う様なエポックメイキング的作品だったと思う。

それに比べてこの『THE WATERMELON WOMAN(ウォーターメロン・ウーマン)』は、レズという大きなテーマに “人種” というこれまた大きな要素がプラスされる事により、問題提示も更に大きく生々しく描かれていた様に思う。もちろん作品自体のカラーである “ノンフィクション・フィクション” とでも言うのか、正直物凄いインディ感バリッバリな映像が余計にそういった部分をクローズアップしていた様に思うんだ。日本でも随分と同性愛者達のポジションも変ってきたかに思う最近だけど、なんだかんだ言っても彼らにとっては常にマイノリティ的感覚を感じている事は間違いないだろうし、更にこの作品では先にも触れている様に “人種” という部分でその枠は狭めらている。

だからこそ、生々しく、だからこそ大胆に、だからこそ楽しく、だからこそ悲しく…。

1996年ベルリン国際映画祭テディ・ベア賞受賞、1996年クレテーユ女性映画祭観客賞受賞の他にもトリノ、LAなどのレズビアン・ゲイ映画祭でも賞を受賞。その反面、過激なSEX描写も含まれる本作に全米芸術基金(NEA)の助成金が使われていること等からも論争が巻き起こったという色々な意味で物議を呼んだ作品でもある。

見てない、見れないじゃなく、是非『知っていて欲しい』作品の一つですね。

明日は『独り言』っつ~事で!



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『NOWHERE IN AFRICA(名もなきアフリカの地で)』だっよ~ん!
どもっ!

いや~、昨日のファッキンバレンタインはQちゃん史上最悪の2月14日となりました。というのも小学校1年生の頃、初めてチョコレートを貰って以来初の “ゼロ個” となってしまいましたの栗むいちゃいました!ひょえええええええ~、全くもててへんっ!(笑)

ちっきしょ~、こんな時、EAZY-Eさえ生きていてくれたらきっと “マザファッ○ン・バレンタン” とかいうイカしたナンバーを創ってくれるだろうに…。いよいよボクちゃん、ブラックカルチャーと空手が恋人といった感じのオッサンになってきちゃいましたの栗むいちゃいました!(大笑&涙)

っつ~事で、今回ご紹介する作品は、『NOWHERE IN AFRICA(名もなきアフリカの地で)』でおまっ!

  名もなき①


1930年代のドイツ、ナチスの勢力が大きくなり、その迫害の矛先が“ユダヤ人”に向けられる中、イエッテル(ユリアーネ・ケーラー)と娘レギーナ(レア・クルカ)は逃れる様にナイロビ・ロンガイへ向かう。一足先に兄のいるロンガイに渡っていたイエッテルの夫であるヴァルターの元への旅だった。ヴァルターはモリソンが経営する農場で働いていたが、それまで高貴な生活をしていたイエッテルにとって、アフリカの生活は苦痛以外の何物でもなく、夫婦間での揉め事も頻繁だった。しかし娘のレギーナだけは “料理人兼、お手伝い” として雇われているケニア人男性オウア(シデーデ・オンユーロ)や、地元の子供達ともすっかりなかが良くなり、ケニアでの生活にも慣れ親しんでいた。しかし、戦況か悪化したある日、イギリス軍のトラックがやって来てヴァルターの身柄を拘束していき、まもなくイエッテルとレギーナも、“敵性外国人” として拘束されてしまう…

第75回アカデミー賞で、見事“外国語映画賞受賞”を受賞したこの作品、ボクちゃんは隣の県まで見に行きやしたコレ。

      名もなきアフリカ


これまで “ナチスドイツとユダヤ人” に関しての作品と言えば、戦闘の傷跡がクッキリと残るグレーの町並み…、走り行く戦車…、暗く狭い部屋…、といった感じのダークなイメージしかなかった。それは戦争というネガティヴベースが存在する以上どうしてもそうなってしまうのは当然だし、ある意味そうだからこそのリアリティも生まれるのかもしれない。

ただ、ナチスとユダヤを扱うのは、書籍では “アンネの日記” だけじゃないし、映画では “シンドラーのリスト” だけじゃない。

それから…どうでもいい話だけど、この作品のカロリーヌ・リンク監督の「点子ちゃんとアントン」って映画…どんな映画なんだよ…点子ちゃんって(笑)



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『ANNAPOLIS(アナポリス 青春の誓い)』だっよ~ん!
はい、さっさと行きます!

今回ご紹介する作品は、『ANNAPOLIS(アナポリス 青春の誓い)』だっちゃダーリン!

  annapolis.jpg


造船所での仕事の傍ら、ボクサーとしても試合をしていたジェイク(ジェームズ・フランコ)の元へ、兼ねてから希望していた海軍士官学校への入学の知らせが届く。まもなく厳しい訓練が始まり、人種も性別も関係ない過酷な状況が彼を追い込んでいく。ジェイクは教官の1人であるコール中隊長(タイリース・ギブソン)と “水漏れ訓練事件” をきっかけに対立してしまい、目を付けられてしまう。2人は学校主催のボクシング大会に出場し、順当に勝ち上がっていくが、そんな中、ジェイクのルームメイトが自殺を図るという事件が起きる…

まず、言っておきたい事がある。主役のジェームズ・フランコは、K-1選手のバダ・ハリにメタメタクリソツである(笑)

んなこたいいとして…、こういったボクシングを題材にした作品を見るたびに、必ず思うことがある。それはやっぱり、後にも先にもボクシング映画ってのはやっぱ 『ロッキー』 なんだなと。去年 『ロッキー・ザ・ファイナル』 が公開され、そのボクシングシーンの完成度には改めて驚かされた。もちろんスタローンもホントによく練習してきたんだろうなという事はもちろん、まるでPPVのTVを見ているかの様なカット…素晴らしいの一言だった。だからどうしても 『ロッキー』 を基準にしてしまうんですよね。となるとそれを超えるってのは中々難しいんだよな~。たとえいくら現役の世界チャンプを使おうが、要は “映画” としてどれだけ “映えさせるか” なんだよね。

     アナポリス


ま、この作品のボクシングシーンに関しては、それ以上言いませんが(笑)、作品自体は男汁度も割りと細川“たかし”のいい感じでしたよ。

海兵隊と言えばやっぱ殆どの人が 『愛と青春の旅だち』 なんかを思い出しちゃったりするんだろうけど、この作品は恋愛映画ではない。かといって女っ気ゼロって訳でもないんだけど、黒的視線で見てる俺にとってはタイリースがどんな感じでこの作品の中で存在感を醸し出してるんだろうか…っていう部分だけが重要だった訳で…。そうです、いっつも “今回の萌え萌えディーヴァ!” 的な部分を期待してる訳じゃね~んだわさ…って訳でもない気がしないでもないような…(笑)

でもさ、実際この作品がひっそりとはいえ日本語版DVDになったってのも、ジェームズ・フランコが主役だからだと思うんだよぶっちゃけ!要は 『スパイダーマン効果』 なんでね~のっつ~話ですわ(笑)。だってさ、アメリカでは結構な稼ぎを弾き出してるアイス・キューブの作品ですら日本語版DVDになってないヤツ結構あるでしょ?

は~、この作品を “タイリース目当て” で見た人ってどんくらいいるんだろう…

はっ!だからこそ俺もこんな事してがんばってんだわさ!(笑)



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『AMERICAN GANGSTER(アメリカン・ギャングスター)』だっよ~ん!
どもっ!GEE-Qです!決してクシャおじさんではありません。

あいもかわらず左手は痛いんだけど、例の “計画” の為にそうそうぼんやりもしてられね~しな~っつ~コトで、これからはこの “おもしろ前文” を短~く行きますんで(笑)…ってか笑いゼロで行きますんで…ってかさっさといきますハイ!

っつ~コトで当然コレでしょ、『AMERICAN GANGSTER(アメリカン・ギャングスター)』やがなっ!

 アメリカンギャングスタ①


舞台は60年代のニューヨーク…アフロアメリカン系ギャングのボスであるバンピーの死は大きな話題となっていた。後継者となったフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、東南アジアルートのヘロインを元手に、それを “ブルーマジック” まるブランド化し、確実に勢力を拡大していく。そんな中、同僚を麻薬がらみの事件で失い、更に私生活でも元妻と親権を争いつつ、さら更に汚職が蔓延している警察に嫌気が指し、さらさら更に密かに司法書士を目指している熱血刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は、麻薬捜査班のチーフに抜擢され、ブルー・マジックの捜査に着手するが、フランクはニューヨークの警官を買収していた…

御大リドリー・スコットの監督・製作総指揮作品でR!しかも主演にデンゼルにラッセル!2時間半以上の長丁場!個人的には 『ALL THE INVISIBLE CHILDREN(それでも生きる子供たちへ)』 以来のリドリー作品劇場鑑賞っつ~事で目立たない程度にスキップしながら館内に突入しやしたよ!

まず、“またか!” と言われそうだけど、この作品の主人公であるフランク・ルーカスは実在した人物で実際に麻薬の売買でのし上がっていった伝説のギャング(ま、その分獄中生活もハンパなく長かったみたいだけどね)。更に “またか!” といわれそうだけど、60年代、70年代ってな時代設定の作品でしょ?当たり前なんだけど、ホンットにこの頃のアメリカの風景をホントによく再現してるんだよね~。モハメッド・アリ(カシアス・クレイ)VSジョー・フレイジャー戦なんて~のもあり~のさ~。

それからデンゼルやコモンの母親役でルビー・ディーが出演してたのが嬉しかったね~。丁度ハル・ベリーの 『THEIR EYES WERE WATCHING GOD(彼らの目は神を見ていた)』 以来だから俺的には2年ぶりか…まだまだ元気、まだまだ現役だけど、80越えてるんだよ!(笑)

    アメリカンギャングスタ


唯一、難癖付けるとすれば、ギャング映画の割には全体的に “上品過ぎる” 気がしてならない。デ・ニーロみたいにバットで撲殺してドス黒い血がながれたり、アル・ パチーノみたいにマシンガンを乱射するのが最高!って訳じゃないんだけど、ある程度のバイオレンスシーンなんてもをもう少し盛り込んだ方が “エンターテイメント” としての楽しみ度は上がる。ま、もちろん、この作品は “賞レース” を見越してのものでもあるだろうから、観客の “盛り上がり” を無理やり煽るなんてコンセプトじゃないんだろうけどね。でもさ、やっぱ “肝” はインパクトあるものが欲しいんだよ。

やべっ、主役の2人の事全然コメントしてねえわな(笑)。デンゼルは相変わらずバシッとスーツがよく似合い、ラッセルはホントに草臥れた感じを絶妙に表現出来るお上手な役者さんだと思いました。僕はこの学校に入ってほんとうによかったです。おしまい(笑)。

ってかいわゆる “2台看板” なんだけど、それぞれの個性がキッチリと表現されていて、それぞれのファンには満足いく作品だと思う。けど、さっきも言った様に、“インパクト” に欠けるんだよな~。強烈な妄想の世界だけど、この作品をリドリー・スコットじゃなくって、マイケル・マンが撮ったら…とか思うとさ~。もちろん十二分に男汁は出てるんだけど、“迸る(ほとばしる)” まで行かないんだよ!やっぱこのメンツならほとばしんなきゃ!(笑)。だからそうしても “寄り道” したくなってさ、ジョシュ・ブローリン・ブローリンが演じてた悪徳刑事トルーポがいい味出してんじゃんとか。

あ、それからサントラなんだけど、何かと話題のJAY-Zによるコンセプチャル・アルバムよりも、オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラックの方が俺的には断然オススメです。

最後にもう一言だけ…丁度さ、“札束を計測する機会でガンガンに銭勘定してるシーン” でボビー・ウーマックの 『110番街交差点』 のテーマが流れたんだよ。アレはホントに “乙” だったね~、やられたよ(笑)



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『I Think I Love My Wife』だっよ~ん!
どもっ!GEE-Qです!決して大塩平八郎ではありませんっ!

さて、俺くらいの年齢になると当然結婚し、子供までいるってのもごく当たり前なんですが、何故か会社の同期だったり、空手の仲間だったりってのは、ことごとく “独身” なんですよね…俺も含めて。んでそいつらってのは決して不恰好でも無いし、特別変態チックな趣味がある訳でもない。しかし結婚どころか彼女すらいない奴ばっか…俺も含めて(笑)。かと思えば、コイツだけは結婚出来ねぇんでないの?とか言ってたまるでだめ夫君がさっさと結婚とかしちまう始末…

ホントに運命とかタイミングってのはカッチリはまればメタメタスムーズだし、ちょいと逃したりズレちゃったりするとブラックホール突入です沖田艦長!みたいになっちまうもんなんですな~(しみじみ)

っつ~事で今回の作品は、結婚という一大イベントを理想的な形で通過したのはいいが…ってな感じの 『I Think I Love My Wife』 で教えてティーチャー!

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美人なカミさんブレンダ(ジーナ・トレス)と結婚し、子供にも恵まれ、仕事である も順調。正に順風満帆なリーマンであるリチャード(クリス・ロッック)だったが、唯一の彼の悩みが “セックスレス” !通勤中も女性が気になって気になって、メッセンジャーがノリノリで歌ってたRAPのリリックだけで悶々とした気分になる始末。そんな状況のリチャードの前に、ダチの元カノでリチャードの憧れの的だったニッキー(ケリー・ワシントン)が、真っ赤なドレス姿で現れたもんだからさぁ大変…

久々に言うぜ!

ケリー・ワシントン~!!!!!激萌えええええええええ~!!!!!なんともま~胸元を強調するような服をとっかえひっかえ着せ替え人形的に魅せてくれてオッチャンも~う興奮して鼻水ジュルジュルでプッチンプリンをプッチンせずに食べたりでホント大変でさ~!!!!!

はい、バカ!!!

ってかさ、クリス・ロック自らが監督、脚本まで担当した作品…そりゃいたる所に細かな笑いが散りばめられてる上質コメディを期待しますわな~。ま、結果的には彼も随分と大人になられて、その笑いのセンスも以前の様なハチャメチャぶりが影を潜め、ホントの意味での “上質” なモノにシフトチャンジしておられました(笑)。といっても、この作品の大きなテーマは “SEX” な訳で、当然 “F○CK” ってなセリフも結構登場するんだけどさ(笑)

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ま、実際何かが弾けた男がここまで変貌するかって言えば「んなわきゃない!」と言いたくもなるんだが、人間ってどんな些細な事だろうが “キッカケ” ってモンがあれば大きく変化するもんなんだとは思う。ま、だからと言ってこの作品のリチャードの様にガンガン前に出るってのもどうかなと思うし、逆に言えばきっかけなんて無くてもリチャードの様な行動を取れる人間は存在する。つまり、その “キッカケ” を与えてくれた相手ってのも、時としては有り難き救世主にもなれば、時として色んなモノを失わせる破壊神にもなるっつ~こった!(笑)

でもね、あくまで “個人” であればどんな変化が自分自身に訪れようと、勝手にすりゃいいんだが、こと “家族” がいる身であれば、その弾けっぷりは十分に危険な事であり、ある意味裏切りにもなり、最悪 “崩壊” につながる事だってあるだろう。それに、人間ってのは “十分” って状態に満足出来ずに “もっともっと!” と欲が出る人だっているだろう。いい服着て、いいモン喰って、いい車乗って、いい女抱く…でも結局、理想と現実を思い知らされるってか、自分の意思や嗜好だけで突っ走れない状況に直面…鬱憤は訳わかんない妄想にまで発展…お~怖っ!(笑)

でもね、高層ビルのオフィスからドル札をパラッと落とすとさ、道行く人は手荷物を放り投げてまでその1枚を拾おうとするんだよね。所詮そんなもんなんだわさ、人間って。そのくせ欲しかったモノが手に入りそうになると怖気づいたり…難しいよな~ホント(笑)

それから、終盤に軽くシモネタシーンがあるんだけど…要はやる気満々でピンコ起ちになったナニが、カミさんがグースカ寝てた事でやり場を失う…しかし元気やる気のん気エネルギーの力は凄まじく、ジュニアは一向に縮小する気配を見せない。しまいにゃ救急車まで出動し、ぶっとい注射まで撃たれる始末…注射してやろうと思ってた方がうちこまれてどうすんじゃい!(笑)

しかし…カミさんが知らない女とデートしてる時、そのカミさんと鉢合わせになった時って一体どのくらい気まずいんだろうか(笑)。お~怖え~!ま、カミさんまではいかなくとも、彼女くらい欲しい今日この頃のGEE-Qでやんす(笑)

PS.最後5分はミュージカルです(大笑)



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『LACKAWANNA BLUES(ラッカワナ・ブルース 街角の女神)』だっよ~ん!
おす!GEE-Qです!決してゴマダラカミキリムシじゃありません。

こないだ近所のホームセンターに行った時、俺がガキの頃よく遊んでた近所のチビッコの母親を目撃したんです。その人ってのは俺らの前でも平気で息子をぶん殴るし、俺らに対しても気に食わない事があったら思わずチビって泣き出したくなる程強烈な “罵声a.k.a啖呵” をぶちかまし、皆からは “ゴリラー” と呼ばれ恐れられていた女性でした。見た目はまさにジャイアント馬場とガッツ石松を掛け合わせ一昼夜寝かせて熟成させた挙句発酵した様な感じ…あくまで女性ですよ。

ところがもうあれから20年以上経った今、まぁなんとなくその面影はあるものの、当たり前とはいえ随分と歳とったな~っちゅう感じでさ。「あ~、そういえば胸ぐら捕まえられて、「うたるっけんね~!!(訳 殴るわよ!)」なんてスゴまれた事があったな~」などとのんきにノスタルジッカーになってたのも束の間、脳みその奥底にトラウマとなって保存されているあの忌まわしい罵声が、20年前と同じボリュームで店内にこだました訳だ!俺はもう間違いようの無い状況であるにも関わらず、心の中で「どうか間違っていてくれ!」と祈ったが、結果やっぱり1ミリも間違ってなくその声の主は全盛期と何もかわらないゴリラーのものだった。しかも店員に向かってスゴんでる内容ってのがよ…

「ちょっとあんた!今ジロジロ見たろっ! ジロジロ見たろがっ!見たろがっ!」

おいおいゴリラー、あんた60越えて中学生ヤンキーもビックリな超不条理系因縁をふっかけてんじゃね~よ!しかも音量MAXで!俺たちゃアンタの家の鏡の前で水着を試着してる姿を見た事がいまだトラウマとなり、美味しいもの食べたり、楽しいひと時に限ってあのブラウンのワンピース姿のアンタがフラッシュバックになって出てくるんだぞおおおおおお~!怨霊かおのれはっ!!(笑)

ってな事で今回の作品!ゴリラーとは違った形で “女性は強し” と痛感できる 『LACKAWANNA BLUES(ラッカワナ・ブルース 街角の女神)』をご紹介!

  lackawanna_blues①


1950年代、ニューヨークのラッカワナで、皆に“ナニー”と呼ばれるレイチェル(S・エパサ・マーカーソン)はヤク中、精神を病んでる者、ハスラーといった様々な事情を抱えた人々の為に下宿経営をしているパワフルママ。彼女が皆を集めてパーティーで盛り上がる最中に、ヒスパニック系父ルーベン(ジミー・スミス)とアフロアメリカンの母エリーン(カーメン・エジョーゴ)から生まれたルーベンjr(マーカス・カール・フランクリン)はその後両親の離婚などもあり~の、ナニーの元でムクム…いや、スクスクと成長していった。しかし、ナニーのダンナであるビル(テレンス・ハワード)は、女グセも悪く、ルーベンにも酷い仕打ちをする様なダメダメ亭主で、ナニーもほとほと参っていたが…。

まず、感想!素晴らしい作品です。これがWOWOWでの放映オンリーというのがなんとも寂しい。ま、確かにこの手の作品ってのはレンタルに並んでもとても高回転が期待出来るとは思えない。ただ、少しでもNYやブラックカルチャー、ブラックミュージックに興味があるって人は絶対にこういう作品こそ、スルーしちゃいけないんだよ。皆さんもWOWOW加入してください!(笑)

作品自体の素晴らしさもさることながら、この映画の中にはタップリと “学べる” 要素がある。登場人物達の会話だけでも思わず興味深く耳を傾けたくなるんだわさ。例えば『Boycott』 でキング牧師を演じたジェフリー・ライトがルーベン少年に対し、マジ語りをするシーンがある…ナット・キング・コールは白人に襲われたってなショウビズの話や、ジャッキー・ロビンソンといったスポーツスターの話も。人種分離政策(アパルトヘイト)問題、黒人地位向上委員会(NAACP)の話…当然のごとくW.E.B.デュボアの事も。もちろんパンサー党、もちろんマルコムの名前も出てくる中で “歴史の勉強をしろ” って〆る…大の大人が大真面目に “チビッコ” に対して語るんだよね…自分達の歴史と立場を。

ことある事に俺はココで言ってきましたが、アメリカHBO製作のドラマってのはホントに見ごたえがあるばかりでなく、キッチリと “えぐってる” んですよね。なんつ~か、サラリと流したくないシーンやセリフ回しが沢山存在するし、いつも “問題提議” してくれる様で俺は大好きなんですよ。

    blues②


ってかさ、とにかくこの作品ではS・エパサ・マーカーソンが素晴らしい!最近ではサミュエルの 『ブラック・スネーク・モーン』 や、ちょい前だとキューバ・グッディング・Jrの 『僕はラジオ』 なんかにも出てたけど、今回ガッチリと主役を張り、これでもかってくらいの存在感を見せ付けてくれてた様に思う。その他の出演者達もホントにホントに豪華絢爛!テレンス・ハワード、モス・デフ、ルイス・ゴセット・Jr、メイシー・グレイ、デルロイ・リンド、ロージー・ペレスにソウル・ウイリアムス…どうだい!オールスター勢ぞろいだよ全員集合ってな感じだろ!それに原作のルーベン・サンティアゴ・Jrも自ら住人の1人として出演し、ベトナム戦争帰還兵として住人に対し戦場でのエピソードを熱弁するシーンでそれこそ “熱演” してたよ。

社会の底辺にいる人々に対し、骨身を削って様々な“モノ”を与え続けている。それは決して生きる為に必要な衣食住だけでなく、喜びや家族愛までも与えていたナニー。ラストシーンで、病院から帰ってきたナニーを迎える住人達…彼らはこれまでのナニーに対する感謝として紙幣を彼女の服に次々と貼り付けていく…。よく舞台役者の首にオバちゃんが万札の“レイ”をかけたりするけど、人生を通して、生かされてきた事への感謝の “レイ”は、金額うんぬん抜きにしてナニーの様々な苦労を一気に開放したに違いない。

苦労を堪えつつも与え続ける事を惜しまなかった…ではなく、与え続ける事が使命であり生きがいであり喜びであった彼女。心に傷を負った人を “集める” のではなく、“呼び寄せる” 強烈なオーラを持つ女性だった…。ただ、“女”としての大事な部分は決して捨ててはいなかった。疲れ果て、泣き叫びながらも、彼女は最後まで皆の母であり、一人の女としての誇りを捨てずに生抜いた姿を見せてくれた…いや~、マジで号泣したよ、ホント。

あ、それからモス・デフはブルース・シンガーとして軽快なブルースを披露してくれてるよ!白いスーツ着てさ(笑)。それにモノホンのブルースシンガーであるロバート・ブラッドリーが、“生き字引”的な存在で作品に登場し、乾いたブルースを奏でていたのが絶妙に作品にマッチしていたと思う。

最高!



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『LEAN ON ME(ワイルド・チェンジ)』だっよ~ん!
ちっす!好きなおニャン子、富川春美、GEE-Qです!

いきなりですが “栗山千明” って女優さんいますよね。エキゾチックかるオリエンテッドかつコケティッシュかつ、とんかつ…ってはいバカッ!いやいや、ホントにとっても好きな女優さんの1人なんですが、俺はいまだに彼女の “栗山千明” という名前をイマイチ覚えていない…といいますかあんま覚えようとしていないんです。それは何故かと尋ねたら…

俺の中で彼女は “ゴーゴー夕張” だからなのだ!反対の反対は賛成なのだ!これでいいのだ!

          栗山


…いや、だから何だっつ~話なんですが、誰かに打ち明けたかったんです(大笑)。ってのは悲しい気分でジョークで、今まで何度か思わず 「あぁ、出てたよな、“ゴーゴー夕張”!」 とか 「違う違う、アレって“ゴーゴー夕張”じゃんよ!」 的なはずかしい会話をブチかました事があり、その度に街中で立ちションしてる酔っ払いを見る様な目で見られ、その度に 「いやいや、クエンティンタランティーノがさ…」 というめんどくさい説明をするハメになリ、その度に 「な~んだ…」 的な屈辱的リアクションタイムシャワーに射たれる結果となり、その度に何らかのプロレス技を全盛期のミスター珍バリにお見舞いしまくり千代子(HARRYにBIG UP!)…PS元気です!

っつ~事で今回の作品は、“ゴーゴー夕張” には全くもって関係ナッシングな 『LEAN ON ME(ワイルド・チェンジ)』で3年B組~!!!

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かつては名門校であったイーストサイド高校…ところがここ20年はスクールウォーズも真っ青のブラックボードジャングルに成り下がっていた。そこでなんとか山下真司的ポジションの男を!っつ~事で白羽の矢がたったのが、かつてその “強硬路線” が教師達の反発をかい、学校を追い出されたクレイジー・ジョー(モーガン・フリーマン)だった。彼は赴任早々、教師達に徹底した“改革理論” をブチかまし、恐怖のズンドコ…いや、どん底に落し入れ、生徒に対しても “媚びない”、“頼まない”、“動物扱い” という松田優作ばりの姿勢で、ジャンキーや売人を速攻退学処分にするといった “時間一杯待ったなし” という攻撃をかますのであった!生徒に対し接していく。しかし、州の中でも成績が最下位であるこの学校には、1年以内に落ちこぼれ生徒達の75%を学力テストに合格させなければ学校がクラッシュさせられてしまうという問題があった…。

時代的に言えば、シドニーポワチエの 『いつも心に太陽を』 がオールドスクール、サミュエルの 『コーチ・カーター』 がニュースクール、そしてこのモーガン・フリーマンの 『ワイルド・チェンジ』 が学園物ミドルスクールといったトコでしょうか?…え?意味がわからんし共感も出来ない?

はい!今そう思ったそこの貴方!今日からあだ名は “ポチョムキン” に決定!

んなこたいいとして、あいかわらず “無くなる事の無い” 熱血教師の不良更正シリーズなんですが、これまたお約束の様に “実話” を元にってな作品ですハイ。といっても約20年も前の作品なので、舞台設定時ってのは日本でも “非行” という言葉がバリバリに盛んだった頃じゃないっすかね。そんな中、男女問わず、数々の熱血教師役を様々な役者が演じてきた事はココでも紹介している通りなんですが、やはり、ポワチエと並び…いや、むしろそれ以上の存在感や説得力を見せてくれたのがこの作品のモーガン・フリーマンじゃないかなと思うんです。

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劇中、まだ名門だった頃の様子が映し出される…今と大きく違う事、それは生徒の多人種化。かつてアフロヘアーにアフリカ民族衣装チックないで太刀で、ほぼ “白人” ばかりの教室の中、人種差別の愚かさを独自の理論を元にゲーム感覚で生徒達に教え込んでいた彼。学園物の多くで描かれる “土地柄” や “人種” 、そして “環境の中身に付いた習慣” 。それらが及ぼす社会的影響の最も矢面に立つハメになるのが “子供” なんですよね。彼らはその最も “学ぶべき” 時期に、それどころか “生きる為” の手段を模索している状況にある。

俺らの周りによくいた「どうせ出来ね~し…」という自分勝手な諦めで努力することから逃げていた奴ら…。彼らと同じように “フテ腐れて全てを投げ出した” だけでなく、それ以上に自らの置かれた貧困・差別といった状況の中、誰がポジティヴに物事を考える術など知る事だろうか。

この作品で、なんとも強引かつワンマンな破天荒教師ジョーは、家族ですらやらなかった当たり前の事から実践していた様に思う。それはまず “徹底的に攻める” 事で心からの反省を促す…時と場合によっては “見せしめ” とも呼べるレベルまで…そこから更に “突き放し” 自らの行ってきた行為” に対しての後悔を覚えさせる…歩み寄るのはそこからなんだよね。それに彼は決して厳しくする矛先を “生徒” だけに限定しない。たとえ不信感を抱かれ、自ら味方を無くすような結果になってもその対象は、教師であろうと、保護者であろうと、差別や遠慮は存在しない。

だからこそ数々のトラブルを生み、自らの首を絞めるような事が次々と起こってしまう。けどね、そんな中で変化を見せていくのは決して子供達だけじゃなく、ジョー自身だったりするんですよ。お互いが望む理想にどんどん近づいていくにつれ、それまでにはありえなかった状況が生まれる…わかっちゃいるんだけど猛烈に感動するラストだった。

「私達は共に沈み共に浮かび運命を分かち合う」…彼の言葉どおり、単なる校長ではない皆の“父親” になったんだと思う。

あ、それから余談ですが、「腐ったミカン…」の話あるでしょ?向こうじゃミカンでなくてリンゴでした(笑)

余談2だけど…エンドクレジットでビッグ・ダディ・ケインの “RAP SUMMARY” が流れてきたときにはなんとも言えない気分になったのを思い出したね。



テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

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