GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ~!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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毎度、しょ~もない“ひとり言”のようなブログですけど、気軽にコメントなんぞ残していってください。個人的なご意見・メッセージはコメントにて“管理人のみ観覧”を選択し、メールアドレスと共に書き込んでって下さい!
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『WHITEWASH:/THE CLARENCE BRANDLEY STORY(テキサス・バーニング 血塗られた街)』だよ!
最近よく“弁護士”なる職業の人がテレビによく出てますよね~。どっちかって言うと“バラエティ番組”で結構いい味出して笑いを取ってるみたいな。でも実際の法廷ではどんな表情でどんな言葉のやり取りをしてるんだろうね。

そういや俺のダチには1人も“弁護士”になる様な立派なヤツはいないけど、学生の頃「将来は弁護士になりたい」ってヤツはいたな~。専門学校の頃クラスにいたんだけど、そいつは皆から“永谷園”というアダ名で呼ばれ、ことごとく理屈っぽく人の揚げ足をとっては鼻から血を流すハメになってたヤツだった(笑)。頭は良かったけど「コイツに弁護されたかね~な~」なんて事をチョコチップメロンパンをガブつきながら、前の席の女の子のうなじを穴が開くほど直視しつつ、水虫が悪化した芥川龍之介の様なポーズで考えてたのを思い出す…。

んなこたいいとして!

さて、今夜の作品はそんな弁護士の舞台である“法廷・裁判”をテーマにしたドラマ『WHITEWASH:/THE CLARENCE BRANDLEY STORY(テキサス・バーニング 血塗られた街)』です。

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1980年テキサスの高校で、女子高生の殺人事件が起きる。第一発見者である用務員のクラレンス(Courtney B. Vance)は、真っ先に容疑者として逮捕されてしまう。検事であるジェームス(Joseph Ziegler)は、必要に彼を追い込み、第一発見者としてクラレンスと一緒に現場にいた相方まで彼を犯人という証言を裁判で行い、死刑判決を下されてしまう。決定的証拠も無い死刑判決に対し、人権活動家であるドン・ボニー(Chuck Shamata)は、弁護士であるマイク(Gil Bellows)と共に事件を洗いなおす…。

主役のクラレンスを演じていたCourtney B. Vance は、Mario Van Peeblesの傑作『PANTHER』でボビー・シールズを好演してた彼。そう!旦那of “Angela Bassett”です(笑)。


それから監督のTony Billなんですが、2年前に俺もワクワクしながら映画館に向かった作品『INSIDE DEEP THROAT』の監督なんですね~。この作品は、かつて一代センセーションを巻き起こしたポルノ問題作である『DEEP THROAT』の製作サイドの裏側や当時の出演者へのインタビューなんかを纏めたドキュメンタリー作品。社会的、政治的な意味合いの強い作品から、コメディー、アクションと幅広い分野で活躍してます。

物語のオープニングに写しだされる古いフィルム…白人の女性との性的交渉を行ったアフロアメリカンが、地元の白人達に捕まり、鎖で縛られ、木に括り付けられ、そして火を放たれる。マジだ…人間が燃える姿、そして死んでいく姿を眺める人々…残忍かつ悲惨な映像に心が痛んだ。

かつてSpike Leeは『Malcolm X』の冒頭に、Rodney King師の暴行映像を絡ませた…物語と直接の関係は無いにせよ、色んな意味で深いメッセージとインパクトを強烈に感じる映像であったが、今回もそれに匹敵する、いや、それ以上の生々しいREALなインパクトだったと思う。

テキサスといえば西部ですが…

いわゆる“Deep South”と呼ばれたルイジアナ州・ミシシッピ州・アラバマ州・そしてジョージア州、そのジョージア州の隣に位置するテキサスも、南部連合国を作るために合衆国を脱退しようとした場所の一つ…そう、いわゆる南北戦争ですね。最近では『Glory Road』といった作品の舞台でもありましたが、同じ“事実を基にした作品”であっても、結果爽やかな感動に包まれるような『Glory Road』と、法廷闘争として物語が進行していく今作はカラーが全く違うだけでなく、感想や余韻も正反対になる事だと思います。

母親から聞いた…「雇ってもらっている白人の家に正面のドアから入ったらダメだ…」
白人から言われた…「汚いわね、あっちへお行き!」
職場で経験した…「食事は黒人が先にとれ…白人は黒人が使った皿など使わないから」

そんな切実な言葉が涙と共に主人公の口から発せられる中、結果的に8年も投獄された結果勝ち取った無罪と基本的人権…でもさ、コレって普通に考えれば泣いて喜べるどころか、取り返しの付かない怒りに打ち震えるって衝動の方が強いだろうと俺は思う。ただ、そんな“あたりまえ”がまかりとおらない時代だったからこそ、この長き戦いの勝利も皆が歓喜する“人種的勝利”だったのだと痛感した作品でした。



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『I'M GONNA GIT YOU SUCKA!(邦題ゴールデン・ヒーロー/最後の聖戦)』だよ!
紀香の次は遥かよ…ったくどうしちまったんだよココ最近のゲロマブ芸能人の結婚ラッシュってのはよお!思わずマッシュルームカットで森高千里の“ロックンロール県庁所在地”を大声で歌いながら、“河童の生け捕り全国行脚”にでもぶらり1人旅したくなっちまっただろうがよおおおおお!

ちっ!こんな“限りなく透明に近いブルー”な気分の時は、ヒッチャカメッチャカな映画を語るに限る!っつ~事で元気よく行こうと思いますが…Black Movieってのは“薬・銃・犯罪・人種差別”といったキーワードが必ず存在するという“社会派”なイメージが強く、またそういった要素が軽くしか感じられない様な作品って、否応無しに“駄作”の烙印をおしちゃうプリティ閻魔大王な映画ファンもいるでしょ?だけどね、片や“おバカ!ドタバタ!コッテコテ!デコボコ!”といった“コメディ”作品もBlack Movieだからこそ!って魅力の一つだと思うんです。その中でも、まるでラグビーボールを持ったらとにかく真っ直ぐ走りなさいと言われたフォレストガンプの様に、お笑い道を猪突猛進している奴らがいる!そう、言わずと知れた“Wayans兄弟”です。

そんな彼らの作品の中でも1.2位を争う程、俺が愛して止まない作品が今回ご紹介するKeenen Ivory Wayansがメガホンを取った超おバカ作品『I'M GONNA GIT YOU SUCKA!(邦題ゴールデン・ヒーロー/最後の聖戦)』です!

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BDP - jack of spades↓


ある夜、クレオパトラの如く全身を金ジャラでデコレートした男ジュンバッグが殺される事件が起こる。悲しみに暮れる家族の元に追い討ちをかけるかの如く、が生前に多額の借金をしていたと取り立て2人組のレナード(Damon Wayans)とウィリー(Kadeem Hardison)が意気揚々とやってくるが、ジュンバッグ母ちゃんのダイナマイトパンチを浴びて、あえなく階段からズッコケつつ撤退。そんな所にひょっこりと軍人である の弟ジャック(Keenen Ivory Wayans)が帰還。ジュンバッグの妻であるシェリル(Dawnn Lewis)から、彼が生前Mr.BIG(John Vernon)率いる悪い組織との繋がりがあり、そいつ等に殺されたに違いないという事を聞き、独自に動き出す…。

この後ジャックは組織壊滅の為に特攻野郎Aチーム張りの精鋭達を訪ね、協力を仰ぐんだけどさ、まず訪れたのが…

元刑事、元オカンの彼氏、現『悪ガキオリンピック』実行委員長(笑)ってのが“歳喰ったDr.DRE”ことジョン・スレード(Bernie Casey)!この『悪ガキオリンピック』てのがスゴくてさ、ドーベルマンに追っかけられながらテレビ担いでダッシュする『コソドロ部門』!いかに早くぶっ壊してパーツをパクれるかっていう『解体部門』!なんて大磯ロングビーチマラソンも真っ青な競技が目白押し!あ~、アナウンスだけだったけど、これもみたかったな~『強奪部門』てやつ(笑)

ほんでもって次に訪れるのが“白人打倒!”をスローガンに掲げる革命家カリンガ(Clarence Williams III)。なんて言いつつかみさんはコッテコテの白人で、チビッコも白人(笑)。ま、そのチビッコ達には徹底した黒人至上主義思想を叩き込んではあるんだけどね(笑)

しかしこの作品、至る所にビッグネーム(?)が出演してるんだわ!冒頭の葬儀のシーンで“あばれはっちゃく”もビックリの説経をかまし、周りに人がいなくなる過疎化現象まで巻き起こした牧師は…FridayパパことJohn Witherspoonだろ!どっかで見たバーテンダーだな~と思ったら、意外とスリムなRobin Harrisだろ!そのバーで食あたりになった様に狂い咲きSOULを歌ってたのがKim Wayansだろ!ダイナーでつまみ出されそうになってるお客にはChris Rockだろ!オーラスにはなななんとBDPも!…だろ!

でもね、俺が一番お気に入りのキャラはなんと言ってもSteve James 演じる“Kung Fu Joe”!何かに付けて“フオォォ~ウ!”だの“ワァァ~ウ!”だのと言った怪鳥音を発し「何故師匠を殺したああああああ!」という『ドラゴン怒りの鉄拳』の名セリフを意味もなく絶叫し、警官53人に囲まれても一歩も引かず、結果蜂の巣にされてもくたばらないゴキブリの如き生命力!ぬあああああ!このキレ具合、他人とは思えん!是非彼のキャラを独り立ちさせて1本映画作る事を熱望する!

この作品は、“悪の組織壊滅の為に正義の味方が集結する”って内容もそうなんだけど、70年代のブラックスプロイテーションに対するオマージュ的要素がふんだんに盛り込まれてるんですよね。というのも、スレード役のBernie Caseyはもちろんの事、ダイナーのカウンターで注文聴いてるハマーはIsaac Hayesだし、コックのスラマーはJim Brown!ムショにいる情報屋フライガイにはAntonio Fargas(色盲検査もビックリなpimpファッションは最高だった!)なんて往年のスター達が勢ぞろい!しかも彼らは決して驕る事無く、“ここまでやるか!”といった弾けまくりを見せてくれてるし、むしろ楽しみながらKeenen Ivory Wayansのドタバタコメディ世界観にドッカリと乗っかっちゃってるところがまた最高!

Wayans兄弟は、これまでのキャリア“全て”がコメディ作品に出演してきたわけではない。笑いとは無縁の作品にも当然出演しているんです…が、正直それらの作品は俺にとって“Wayansでなくてはならなかった必然性”といったものは感じられない。つまり、彼らの持ち味や魅力ってのはやっぱり自分達で自分達が一番好きな“コメディ”っていう土俵で、自分達が好きなように演じた作品ってのが一番面白い!と思うんです。10分おきに笑いが込み上げてくるようなシーンが登場し、これでもかという位“芸コマ”に笑わせるポイントをねじ込んでくる…彼らの映画を見るたびに「もっともっと、長く長く、沢山沢山の作品をつくってくれよ!」と心から思う俺であった。

それから相変わらずの“怪演ぶり”…はい、これももうお約束ですね、Clarence Williams III健在でした(笑)



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『HALF BAKED(邦題 ミスター・ナイスガイ/保釈金大作戦)』だよ!
ウィード・ヘンプ・グラス・ガンジャ・それから“葉っぱ”…色んな呼び名があるけどこれ全部いわゆる“マリファナ”ってヤツですよね。

よくマリファナを摂取した状態を“ハイになる”って表現される事が多いですが、日常生活においては“ハイ”って言葉は“テンション高い状態”なんて時に使用するんだけど、このマリファナってドラッグは皆さんも御存知の通り“ダウナー系”…つまり、摂取した人物が“ぬた~っとした感覚”になってる状態の絵を、Black Movieでもよく見かけたりしますわな。

もちろん日本はおろか、アメリカでも非合法な禁止薬物なんだけど、この“マリファナ”ってヤツはHIPHOPやBlack Movieには切っても切れない関係にあると言いますか。

という事で、上でも述べたようにBlack Movieにも『Friday』や『How High』と様々なラリパッパ映画が存在しますが、今回ご紹介する作品は初っ端から最後までラリパッパラリパッパ、ラ~リラリラリラリパッ!ボボンボンボン状態のDave Chappelleが“まったりと”堪能できる(笑)『HALF BAKED(邦題 ミスター・ナイスガイ/保釈金大作戦)』でラリパッパ!ってかこの邦題もいかんせんラリパッパ!

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サーグッド(Dave Chappelle)、ケニー(Harland Williams)、スカーフェイス(Guillermo Díaz)、ブレイン(Jim Breuer)のチビッコラリパッパ少年団は、ガキンチョのクセしてラリパッパの味を覚えてそれ以来ずっとラリパッパ男塾の塾生として共同生活をしてるラリパッパ仲間。ある日、皆で極太パイプを使い、いつもの如くラリパッパになり、ハイのまま買出しに手かけたケニーは、表に立っていた警官の馬にポップコーンだの飴ちゃんだのをガンガンにプリティプレゼントしてしまう。しかし、その馬がななななんと馬のクセに糖尿病を患っており、血糖値があがったその馬はそのままゴートゥヘヴン。ケニーもおのずとゴートゥジェイル。ラリパッパ状態でラリパッパ仲間とケニーの面会に行ったサーグッドだったが、そこでメリージェーン(Rachel True)というなんとも“つのだひろインチック”な美しい女性にラリパッパになってしまう…

いきなり否定的な話になるけど、Dave Chappelleってコメディアンは日本での存在感が凄く薄い。ここ最近で『DAVE CHAPPELLE'S BLOCK PARTY』が劇場で公開され、それなりに知名度も上がったと思うけど、コレもどっちかって言えば“Chappelleの映画”というよりは、著名なアーティストの夢の共演という話題の方が断然大きいだろう。
中には「彼の作品自体、日本であまり見れない…」と思ってる人も多いだろうけど、先日紹介したEddie Griffinの『アンダーカバー・ブラザー 』、Martin Lawrenceの『ブルー・ストリーク』、Eddie Murphyの『ナッティ・プロフェッサー』、もっと言えばTom HanksとMeg Ryanの『ユー・ガット・メール』にも出てるじゃん!

んで俺思うんだけど、この作品ってスゲエオモロいんだよね、だけど恐らく“日本で一般受けするコメディ”では無い様な気もするんだよな~。やっぱどっちかって言えばMartin LawrenceやEddie Murphyの様なコメディの方が“すんなり笑える”んだと思う…完全に俺は逆(大笑)

“チープ”さや“おバカ”さってのが行き過ぎると引いちゃうのかな~?最高じゃんよ!コッテコテのおバカっぷりもさ! だってラリパッパ状態のチビっ子には御菓子が巨大に見えたり、犬までラリパッパになったら安っぽい合成映像で空飛ぶなんて…普通劇場公開作品でやるか?(笑)

そりゃChappelle個人的にも頭クラッシュする程色んな事考えてさ、“何がオモロいのか?そりゃ俺がオモロいと思う事なんじゃね~の?”って事を我侭にこれでもかってくらいに見せ付けてくれるのが本来の“彼味”というか魅力なんでね~のかなって思う。

ただ…やっぱり他のコメディアンにも言えることだけど、映画よりも本来の主戦場であるスタンダップの方が何倍もオモロい彼が見れるような気がしてならない。そこいくとWayans兄弟はやっぱスゲエわな!

あ、それから毎度の如くClarence Williams IIIは“怪演”でやんした(笑)



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『UNDERCOVER BROTHER』だよ!
昨日は俺のイカした勤労感謝の日の過ごし方で始まり、訳わかんないオープニングとなった為に、今回はいきなり行ったろうかと思いますよ~!
そうです、またまたEddie Griffinの作品、それも今回はピン主役の様なもんだから彼の魅力満開の大爆笑コメディ『UNDERCOVER BROTHER』だコノヤロ~!

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Snoop Dogg feat. Bootsy Collins, Undercover Brother – Undaco↓


ハイテク銀行に潜入していた正義の組織ブラザーフッドのエージェント、シスターガール(Aunjanue Ellis)。ところが何者かがその銀行の金庫を破る…その男とは、爺さんに変装した“モミアゲつけたメイシーグレイ”ことアンダーカバー・ブラザー(Eddie Griffin)だったのねんのねん!爺…いや、アンブラは金庫の金には一切目もくれず、低所得者の為にローン記録を抹消、お得意のカンフーを駆使しその場を脱出。そんな中、白人至上主義組織“ザ・マン”は次期大統領候補にアフロアメリカンのランド・カルリシ…いや違った、バウトウェル将軍が有力である事をオモシロくないっちゅう事で、あの手この手を使って将軍に記者会見で“フライド・チキンの店はじめちゃいたい!”と発言させる“オワイトウォッシュ作戦”を決行!「これは何か裏がある!」と踏んだブラザーフッドは、真実を突き止めるためにアンダーカバー・ブラザーを自宅で悩殺…バーバーショップの秘密の入り口からスカウトしたが…。

まずいつもの如く一言!…でも今回は男性を先に(笑)

最高だぜえええええ!Eddie Griffin!

俺この作品大っ好きなんだよね!ま、映画が大好きな人間が『SCARY MOVIE』のいたる場面でニヤリとする様に、Black Movieが大好きな人間なら、この作品のいたる場面で「にゃはははのは~!」ってなるんだよ。それほど細部に渡って芸コマだし、細部に渡ってオバカな作品に仕上がってると思う。とにかくEddie Griffinが最高だね!

それに全体的にテーマとしては“アフロアメリカン万歳”的な部分…つまりブラックスプロイテーションと共通するテーマが存在し、もいちろんオマージュ的なシーンもタップリと楽しめる。

クレジットのフォントもモロに70年代テイストだし、メールが届いたら『YOU GATTA SOUL!』の着信音。本人識別システムでは、指紋や眼球なんかじゃなく“シェイクハンド”でアフロアメリカンかどうかを判断するしさ(笑)。TVでは『ENTER THE DRAGON』でのJim Kellyが映し出され、部屋には彼の主演作『HOT POTATO』のポスターが(笑)!それにブラザーフッド本部のエンジニア、スマートブラザー(Anthony Williams)はデブだし…これ関係ないか(笑)

Average White Bandで幕開けとなる音楽も、もちろんその頃のSOUL&FUNKのオンパレード!そういや“神様”もチョロっと出演しとるしね(笑)

それからおまたせ!

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Aunjanue EllisがメタメタCOOOOOOOOOOOOOOLなんだわ!様々な衣装、様々なヅラ、そして様々なキャラと“黒子撫子七変化”を華麗に、そしてムンムンの色気を漂わせながら繰り出してくれてるのよ!ま、確かに俺的にはDenise Richardsのボインちゃんぶりも『Wild Things』あたりからクラクラ来てはいたが、Aunjanue Ellisの艶っぽさに比べたら“アイス-Tと玄米茶”くらいの差が付くわな!彼女達のキャットファイトはまさに“COFFY vs CHARLIE'S ANGELS”!しまいにゃシャワーで2人戯れたりしてるのを男性人がコーラ片手に眺めてる始末…そりゃ俺だって眺めるわ…録画もするよ。

色んなコメディアンがいて、山ほどコメディ作品が存在するけど、どうせならこのくらいの弾けっぷりを大真面目にふざけてやってる作品が、俺は死ぬほど大好きだね(笑)

あ、そういえば…「ベーブルースも黒人だぁ!」なんて言ってた悪知恵ブラザー役で出演してた、Dave Chappelle。彼もEddie Griffin同様スタンダップコメディアン…んじゃ次は彼の作品でいってみようかね!



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『DOUBLE TAKE』だよ!
こないだの勤労感謝の日、会社が早く終わったのでソフトバンクのCMに出てるキャメロンディアスの様なフットワークでコンビニに行き、レジ横の“葡萄フェア”コーナーに置いてあったキャラメルコーン葡萄味をGET!運転しながらそいつをポリポリ半笑いのまま食べ続け、俺にとっての“ハプニング・バー”であるTSUTAYAにピットイン。

車を降りるや否や、17アイスクリームの“林檎チーズケーキ味”を買い、半分震えながら少し悲しげにそれを平らげた…豚足を食べるダメリーマンの様に…

店内に入るとレジ横に、来年のタレントカレンダーのラインナップが横綱審議委員会の番付表ばりに張ってあったので、会計をしようとする客に、まるで運動会で張り切りすぎて1回転する程豪快にズッコケるハッスル親父純情編を見る様な目で見られながらも、ジットリと観察。井上和香ちゃんのカレンダーを購入する決意を、冬場のツキノワグマ並みに固め、少し怒った後…笑う。

『九州ウォーカー』を眺めながら早くもプチクリスマスムードを満喫している“平成のヒロシ&キーボー”みたいなカップルのセンターから、 “モーゼの十戒”の如くヌゥゥゥゥッと割って入り、“漫画ナックルズ”を手に取る俺。小さくガッツポーズ&大きく深呼吸。

「一体何処で買ったんだ?」と言う様な、“絶叫屋敷へいらっしゃい”もビックリの衣服を身にまとい、“Boon”を立ち読みしている“平成のかぐや姫”仕様のオシャレ泥棒だめんずうぉーかー3人組。通り過ぎる瞬間、心の中で“お前らの知的好奇心にズームイン!”とエールを送る…そして後悔する。

“はじめの一歩”の最新刊を手に取りレジへ。店員さんに「井上和香のカレンダーは置いてないんですか?」と尋ねると、「はい、申し訳御座いません」との事。「んじゃイ・ビョンホンにしようかな~」と、道に落ちている軍手ぐらいどうでもいい切り替えしを見せるが全く相手にされず、新宿コマ劇場から家路に付くオバチャンの様に筋肉をプルプルさせつつ店を出る…若干センチメンタル。

店を出たら無性に再び17アイスが食べたくなり、今度は“ダブルチョコ”をチョイス。パッケージを剥く時に、セルビアモンテネグロの事を少し考えたが、これからはキャノーラ油だと無理矢理納得する…ビバ!1人勝ち!

という事で今回の作品はEddie GriffinとOrlando Jonesの『DOUBLE TAKE』!(なんじゃああああそりゃあああああ!)

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銀行に勤めるダリル(Orlando Jones)は、ある日出勤途中に引ったくりにあってしまうが、たまたま居合わせたフレディ(Eddie Griffin)が見事なカンフーでスリを撃退!ダリルからガッチリ謝礼金をもらったが、実はフレディとスリがグルだったってのが発覚!変な境遇で知り合った2人だったが、フレディは図々しくも仕事の催促をしにダリルのオフィスやパーティー会場にまで律儀にも髪型まで変えてやって来るようになる。そんな中、恋人と共に自宅に帰って来たところを暴漢に襲われるが、CIAのエージェント達に救出されたダリル。CIAが「命を狙っているのはこの男です」と差し出した写真には…フレディのニンマリ笑顔が写っていた…。次々と災難が振りかかるダリル、秘書が殺され容疑は彼に向けられ、CIAの言うとおりメキシコへ向かう…。

もしこの作品にEddie Griffinが出て無かったら…それこそクリープを入れないコーヒー状態だった事だろう…。それぐらい真っ白な歯をむき出しにしながらガンガン止まらない毒舌ジョークを吐き続けるEddie Griffinは1人で大活躍してたよ、ハゲタカにまで話しかけてたもんな~、体張ってるし(笑)。しっかし彼はメタメタDANCEが上手いね~!結構やってたと思うよ、冒頭でのSTREETでのDANCE、そしてガソリンスタンドでプチダンス甲子園を繰り広げる2人、上手い!マジで!

それからさ、ダリルはえらく“びゅ~ちふる”な秘書雇ってんな~と思ったら、ココにもいました“狐姉さん!”(笑)。カップヌードルのシーフード味を作ってる間に殺されちゃうようなチョイ役なんだけど、やっぱね~、え~わ!彼女!

製作はJackieさんとChris Tucker主演のHITシリーズである『RUSH HOUR』の監督を務めたBrett Ratner。よくよく考えてみればさ、彼の作品って『MONEY TALKS』でのChris Tucker&Charlie Sheenも含めて、ホントに“デコボココンビ物”が好きな人だよな~(笑)



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『Pinky』だよ!
NETサーフィンをしててよく思う事がある。俺にとって興味深い内容や題材を、ブログヤサイトで取り扱ってる人って、何故か断然“女性”が多いんですよ。もちろん狙って女性のサイトやブログばかりを徘徊している訳じゃないんだけど、一つのモノに興味を持ち、それをとことん深く掘り下げるって事の楽しみ方が上手いのは、やっぱ女性の方が多いのかな~なんて思ったりするんだわ。

よく考えてみれば、いや、よく考えなくても一目瞭然なのが“GEE-Q POSSE”!俺が「スゲエ!」とか「オモロい!」と思えるスペシャリストを仲間にしてった結果、ほぼ女性の集団になってしまってるじゃんよ!(笑)。GEE-Q POSSE TOKYO のTOMO!遠慮ぜず、もっとしゃしゃり出て来いや!(笑)

んでさ、例えばBlack Movieに関しても、もっと細かくジャンルの細分化は出来るでしょ。そんな中で“女性的人生”というキーワードが強い作品に関しては、いつものCOOLかつFUNKYな佇まいから一転し、特に鼻息荒くクソ熱いレビューを展開するじゃん女性って(笑)。そういった“うぇめん”達のレビューは俺らの様に男性的な“観客的視点”からだけでなく“女性的視点”で語られる事が多く、一味違った映画の感想に俺も以前から興味深々丸だった訳。ま、その逆もあるんだけどね、俺みたいに(笑)。

そうそう、その最もたるのが“POSSEのcoffy”こと、わっしゃんな訳だ!(笑)。んでもってここ最近はクラシック作品に没頭するというちょっとしたエルニーニョ現象にハマってる様で、かくいう俺も今回それに便乗するというこれまたちょっとした“二次災害”的な展開になっちゃってる訳(笑)

という事で今回は、そんなわるどぉのブログで紹介されてから、俺も速攻でレビューをこしらえるハメになった1949年製作の作品『Pinky』をご紹介!

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黒人の母と白人との間に出来たピンキー(Jeanne Crain)は一見白人にしか見えない程のライトスキン(肌の白いアフロアメリカン)。早くに母親をなくした彼女は、南部で洗濯婦をしている祖母(Ethel Barrymore)の仕送りで看護学校を卒業。祖母の住む南部に戻ってくる。学校に通っている時に恋人となったトーマス(William Lundigan)が住む東部へ直ぐに戻る筈だったが、祖母の雇い主であるミス・エム(Ethel Barrymore)が病気になっている事を知り、祖母に頼まれ彼女の看病をする事になるが、ピンキーはアフロアメリカンを差別的な扱いしかしない彼女が好きになれなかった。次第に心が打ち解けた頃にミス・エムが亡くなり、彼女の遺書には建物や土地の相続にピンキーが指名してあった…。

祖母を演じたEthel Waters、素晴らしかったよ!
Ethel Waters & Count Basie – Quicksand



Jeanne Crainのアカデミー主演女優賞にノミネート、Ethel Barrymoreはアカデミー助演女優賞にノミネート、Ethel Watersもこの映画でアカデミー助演女優賞にノミネートされるという事からも、この作品がどんなクオリティだったかは想像出来ますね。

…で、

ふっと俺の頭をよぎったのがSpike Leeの『Jungle Fever』のLonette McKee。彼女が演じたドリューというWesleyのカミさん役も、自らの肌の白さに対する嫉妬やプライドに関するセリフが多かったよね。それからもう1本、Halle Berryが『Their Eyes Were Watching God』で演じたジェイニー…その波乱万丈な人生の選択。

もちろんこの2本の作品よりも随分と古い作品だし、実際『Their Eyes Were Watching God』よりも俺は『Pinky』の方を先に見ているので、性格には“思い出す”という表現は間違っているかも知れない。ただ、主人公のPinkyが“肌の色”によって様々な“困難”が生じ、どう“覚悟”を決め、“自分自身”を確立するのか…そしてそこに納得はあるのか。

そういった部分で上記の2本が頭を過ぎった。ストーリー説明はネタバレになるのであえて毎回途中までしか書いていないが、ちょっと反則を……この作品でPinkyは“妥協”と“恋愛”を捨て、真っ向勝負を挑み、最終的にアフロアメリカンの病院と看護学校を開く決意をする。それに至るまで、彼女は散々自分の“肌の色”に悩まされることになる。

“白人だと思っていた人間が、黒人だった”

という理由で手のひらを返したような人々の差別や中傷を一斉に受けるハメになるなんて、ちょっと悲しすぎないか?

もちろんこの作品は、そういった“ポイント”を観客に訴えるのが主であると思う。しかもこの時代にこういった作品を製作したという事で色々な所で波紋を呼んだ様だし…。ただ、個人的な拘りで言わせてもらえば、“だったらピンキー役はJeanne Crainはないんでね~の?”という事。彼女の“演技”がダメだ!という問題ではなく、アフロアメリカンでない人間がアフロアメリカンの悲劇を演じるには無理がある…少し語弊があるかもしれないが、凄く簡単に言えば“アフロアメリカンには全く見えない”のである。ってか現実的にココまで“片方寄り”てのはスゴク珍しい、いや、あんまいないんでないの?

映画はまず“見る”という作業から入っていくもの。ビジュアルに違和感があると100%映画に感情移入出来ないんだよね。だからといってこの作品を最後まで“冷めた目線”で見たという訳じゃないんだけど、俺がこのブログで早々と“紹介したくなる作品”ではなかった部分はココにあるのかもね(笑)



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『LOSING ISAIAH(邦題 代理人)』だよ!
さて、201本目です!

やっぱ俺は筋金入りの“ハルベリー”と“井上和香”のファンという事で、必然的にハリーの作品をチョイス!『LOSING ISAIAH(邦題 代理人)』ですぞよ!

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パクるハリー↓


中毒率と禁断症状がキッツイ事で有名な激薬物“クラック”のジャンキーモンキーベイビーなカイラ(Halle Berry)。にっちもさっちもいかなくなって自分の赤ん坊であるイザヤ(Marc John Jefferies)をあろうことかゴミ捨て場に置き去りにして、自分はまったりとハウ・ハイ状態。バスケ話に夢中なゴミ収集人が間一髪のところでイザヤを発見し救急病院へ。一方のジャンキーモンキーベイビー・カイラは、デリで堂々とコソ泥してる所を御用となりジェイル直行便へ。イザヤの看護を担当するマーガレット(Jessica Lange)は、肝っ玉大作戦振りをいかんなく発揮し、イザヤの義母になる事を決心!ところが数年後、見事に刑期を全うしたカイラは、自分の赤ん坊が生きていることを知る…。

何が言いたいか解かるだろうが、あえて言わせてくれ…

Halle Berryよ…GEE-Qアカデミーアワードでは、毎度貴方が最優秀主演女優賞です(笑)

薬物にドップリ浸かりやつれ切った姿、メイクらしいメイクすらせずに泣き、叫び、狂う…ボロボロの服、オーバーオール、バンダナ、ボッサボサの乱れた髪…最近は“銀髪で嵐を巻き起こしてる”という彼女からは想像がつかない“汚れ役”…彼女はこれまでにこの作品意外にも、こういった役どころを実に鬼気迫る演技で見事演じきってみせた。それが後の“アフロアメリカン初のボンドガール抜擢”や“アフロアメリカン初のアカデミー最優秀主演女優賞獲得”という輝かしいキャリアに繋がったのだ!そうなのだ!これでいいのだ!反対の反対は正解なのだ!

それから注目すべきはSpike Leeの『Jungle Fever』にて、ジャンキーの恋人同士であったSamuel L. Jacksonが、彼女の力になるケイダー弁護士役で登場!“Jungle~”では、ハリーとのラリパッパ生活の末に父親から銃殺されるという悲惨な役どころだったにも関わらず、今度は弁護士でハルに協力…はい、“運命”と書いて“さだめ”と読め!
まだまだあるで~!カイラのマンションに住んでいる兄貴の下へ居候しているエディーという“親切と書いておせっかいナイスガイ”には、Cuba Gooding Jr.の姿が!今ではなかなか見れないぜこのユニットは!
もっとあるでよ!カイラを“お手伝いさん”として子供達の面倒を見てもらってる“重度のラリパッパ母親”には…なななんとJoie Leeが目の周り真っ黒で登場!もうおなか一杯です(笑)

さて、肝心な映画の話だけど…基本的に“実母”VS“養母”の親権争奪戦といったテーマの中でストーリーは展開していくが、その中には“宗教に対する信仰心”、“年頃の子供の不安定な精神状況”や“深刻な麻薬問題”、それに“女性にとって男性の存在意義”、もちろん“人種問題”といった様々な社会・家庭・国家問題のエッセンスが散りばめられている。
当たり前の様に家族として生活の中に存在する“子供”が、目の前からいなくなる状況に追いやられる事など、とても想像出来ない…。それこそJessica Langeの様に気が狂う程の不安を覚えるだろう。ただ、自分のお腹を痛めて産んだ子供に対し、猛烈に母親としての自覚が急激に高まる事も必然といえば必然。

法廷では、徹底的に逆差別とも取れる程の“異人種”といったキーワードで攻め立てられる養母サイド…トイレで互いを罵倒しあう実母・養母…ここでも切り札は「私たちは“黒人”」という事。
ただ、この場合のそれは切り札にもならなければ、武器にもならないと思う。どっちが悪い・正しい抜きにして、“一時的、そして衝動的ではあるが、実の子から手を放した”という事実が、こうも醜い大人たちの争いを誘発した事には変わりない。そして多くの人間が嫌うであろう“異人種の子供を身内に迎え入れる”という事を自ら望んで行ったマーガレットは、素晴らしい人格者であり、決して一時の“代理人”では片付けられない存在だと思う。

法廷で涙ながらにマーガレットが訴えた言葉が心に残った…

「人種の問題に“愛”は関係無いの?」…試合に負けて勝負に勝つのさ、彼女は。

俺らにとっての豪華キャスト共演というだけでなく、是非見てもらいたい1本。

PS “GEE-Q POSSEのSheba, Baby”こと、BROOKLYN YOKOがイカしたブログをおっ始めたでっ!BROOKLYN発、BROOKLYN産の、“旬なBROOKLYN”を発信してくれる事間違いなし!POSSEはリンクから直ぐ直行したり~な!(笑)



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ブレイクタイム…『映画好きへ100(77)の質問』だよ!
200本達成したからサボる訳じゃないんだけど、ちょっと前からやってみたかったヤツをココで!

わるどぉも自分のサイトで答えてた『映画好きへの100の質問』!コレを俺もやってみようと思ったけど流石に100ともなると、ちとダルい!(笑)。つ~事で“77”に厳選した質問に答えてみた!


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1生まれて初めて観た映画はなんですか?…幼稚園の頃から映画館に連れて行ってもらっていた俺が最初に見たのは菅原文太の『トラック野郎』だった(笑)

2 映画歴は何年?…約30年

3 購読している映画雑誌は? …今は無いね。全部立ち読み、必ず。ガキの頃はその月で“ロードショー”か“スクリーン”をどっちか購入。特に付録のポスターは嬉しかった~

4 贔屓にしているWEBマガジンは? …WEBマガジンは知らねぇけど、POSSEのブログやサイトは毎日チェキるのが楽しみになってる

5 お気に入りのサントラ教えてください …断然「Juice」、クラシック中のクラシック!あと坂本龍一の担当したサントラは全て好きかな…ってか持ってる。

6 ビデオレンタルの会員証は何枚お持ち? …6枚。しかもフル活用!

7 話題(?)のDVD、映画作品だけで何枚持ってます?…話題?所持してるのはVIDEOあわせたら約400本くらいかな。

8 映画館へ行くのは月にどれくらい?… 1、2回

9 ビデオレンタルへ行くのは月にどれくらい? 5、6回

10 映画関連のチャットや掲示板の楽しいところって?それから、「これは困った!」って思ったことは? …少数派がノーリミットで語り、集える(笑)&“通”って奴らが表面のクオリティだけで良し悪しを決め付けてくる(笑)、もち迎撃&反撃!

11 映画関連のHPってたくさんありますけど、HPのどんなところに注目してます?(感想とか掲示板とか) …更新率&知識&人間性(笑)

12 映画オタクだと思ったことがある?また、自分は映画オタクだと思われてると思う? …オタクではなくその上のフリーク!もしくはジャンキー(笑)

13 山ほど公開されているロードショー。映画を選ぶときのポイントは? …全部。ただ、誰にも響かなくても俺のアンテナに僅かでも触れたら必ず見るようにしてる。

14 何か映画館へ行く時の必需品ってあります?…無い。しいて言えば“集中力”と“開放感”(笑)

15 シネコン派ですか?普通の劇場派ですか?その理由は? …“ねこそぎ派”なのでどっちも。ただ、シネコンで上映されてる作品を、あえて小劇場に見に行ったりと言うこだわりは無い。広いトコでゆっくり座っていい音で楽しみたいじゃん。

16 ビデオで映画を観るときは字幕派?吹き替え派? …日本未公開作品は向こうのDVDをしかたなく見る(笑)。ただし、理解度約50%(笑)

17 通常映画を観にいくときは誰と行く?…基本1人。

18 映画館での許せない客!!どんな客?…有声トーク野郎&爆食くいしん坊&激烈貧乏ゆすり!もちろん黙って見過ごさない(笑)

19 何か映画関係で集めているものってあります? …オリジナルポスターby 70’s。親が知ったら猛烈に往復ビンタされるような資金を投入している(笑)

20 劇場で映画を観るときに気をつけていることは? …無い。あ、座るのは出来るだけ通路横(笑)

21 落ち込んだ時に見ると立ち直れる映画は? …『ROCKY』&『燃えよドラゴン』!

22 思い出すだけで涙が出てしまう映画はありますか?…断然『ほたるの墓』!

23 いつでも思い出し笑いができるほど面白い映画のシーンは? …『Mo' Money』のターキーサンド強奪シーン&『Friday』の野グソ発見シーン

24 恋愛映画(恋愛コメディ可)のおすすめは? …断然『Mo' Money』

25 サスペンス映画のおすすめは? …断然『BOUND』!

26 ホラー映画のおすすめは?…断然『BRACURA』&『死霊のはらわた』!(笑)

人生に影響をあたえたなあーと思う映画は?その理由は?…『Brakin』と『Wild Style』。HIPHOPという文化に足を踏み込むキッカケになった作品と、ドップリ浸からせた作品だから

29 もう2度と観たくない映画は? …『ほたるの墓』、もう、あんなに、泣きたくない(笑)

30 自分に子供がいたら、一緒に観たい作品は?…俺が見た作品は全部2人で見直すよ。そして親子ディスカッションをおっ始める。そして黒的サラブレッドとしてPOSSEに入れる。そしてそのガキがもし女の子でティーンになっても「親父、映画でも行かない?」と誘われる様なチョイ悪B-BOYであり続ける(笑)

31 恋人とは観たくないなーと思う映画は? …『悪魔の毒毒モンスター』&『ピンクフラミンゴ』(笑)。実際に女性と見た作品で、途中放棄という形で劇場を飛び出された作品は『ヘルレイザー』(笑)

初めて観た時からしばらくして、もう一度観たら、ずいぶん感想が違っていたっていう作品あります?(良くも悪くも) …山ほどあるよ、だってガキの頃から見てるから。Black Movieで言えば『SWEET SWEETBACK』は深みや意味が全く違って感じられた。

35 そりゃないだろう、アカデミーと思った賞は何?…後にも先にも「MALCOLM X」が獲れなかった年のアカデミーだね

36 俳優(女優)を呼んでディナーパーティーを開催。4人呼ぶとしたら?…ハリー・アンジー・ジーナ・そして和香…まさにハーレムナイト!。もう紀香は呼ばん!(笑)

37 神様が、一人だけ映画人を生き返らせてやろう!と言ったら誰を生き返らせる?…勿論LEE先生!他に誰がいる?もっと見たいだろ?

38 映画に出てきた乗り物で、是非一度乗ってみたい乗り物は? … 断然“ナイト2000!”。「マイケル」じゃなくって「親方」と呼ばせたい。

39 カメオ出演で印象に残っている俳優(女優)さんは?…ベタだけど『Juice』でEPMDの2人が出てたのには笑ったよ

40 今の若手俳優(女優)で将来大物になるだろうと思うのは?…Marc John Jefferiesは『代理人』の演技が只者じゃないと持ってたけど、案の定最近では『Get Rich or Die Tryin'』なんかにも出てたりと既に大物くさい(笑)

41 映画を見ていて、あ!これ食べてみたい!って思ったお料理は? …料理じゃね~けど“チョコ・ムー”(笑)

42 あまりにもつまらないという理由で途中で観るのをやめた作品ってあります?…無いね。だって最後まで見ないとケチョンケチョントークが出来ないじゃん(笑)

43 映画のキャラクターになれるとしたら、どのキャラクターがお好み?…『MONSTER'S BALL』のビリーのおっさんが演じた役か、『007 DIE ANOTHER DAY』でPierce Brosnanが演じたスパイの役か、『THEIR EYES WERE WATCHING GOD』でMichael Ealyの野郎が演じた役だな。

44 世間的に妙に不評で、どうしてこの良さがわからないんだ!と思っている作品は? …Spikeの作品はほぼそうだね。なんであんな興行結果に終わったんだろうと腹立ってくる。

45 お似合いだなーと思うハリウッドカップルは?…もちのろんでブラッド&アンジー!よかったよ、あんなオッサンと別れて…

46 好みに関係なく、日本の市場でこのコンビなら稼げるだろうという監督&脚本は?…TarantinoがCube使えば間違いない。

47 日本の俳優でハリウッドでも通用すると思うのは?(理由も)…亡くなってしまったが後にも先にも松田優作。

48 タイタニックが史上最高の興行収入を得ましたが、その要因はどこにあると思う?…流行に敏感な日本人特有の口コミパワー

49 無人島へ1年間滞在しなければならなくなりました。持って行くビデオ(or DVD)は何? …ほな『RANBO』と『CAST AWAY』(笑)

50 この俳優(女優)のファッションセンスを見習いたい!と思う人いる? …20代まではずっとQ-Tipだったが、30代になって断然Mario Van Peeblesになった

51 映画化してほしい本やマンガ、ドラマってある? …井上三太氏の『TOKYO TRIBE』を窪塚&蔵人で(笑)

52 原作の方が断然良かったという作品といえば?逆に原作よりも映画の方が良かったという映画はある? …どっちもSpike Leeの作品に当てはまるね(笑)、ただ基本的に原作と映画は“別物”として別けるので絶対に比較はしない。

53 動物映画といえば?お気に入り教えてください。…『DEEP BLUE SEE』。ジョーズよか断然コッチだね。ただ、動物が主人公の作品に関しては、過去のデータからいけば234%の割合で号泣。

54 どうしても観たいのに今の今まで観られない映画があったら教えてください。…Oscar Micheauxの1920年代の作品は是非みたいね…無理だろうな~(笑)

55 もし、自分の選んだビデオ作品(過去の作品)を劇場貸切で観せてくれるとしたら、何を観てみたいですか?…『Wild Style』。“GEE-Q EIJI男闘呼祭”と題したイベントのクライマックスとして(笑)

56 映画プロデューサーになりました。さて監督は誰?…Ernest Dickerson

57 映画プロデューサーになりました。さて主演は誰?…ICE CUBE&MARIO

58 映画プロデューサーになりました。さてジャンルは?? …クライムサスペンスコメディラブストーリーアクション超大作(大笑)

59 映画プロデューサーになりました。さてロケ地は?? …NY(BROOKLIN QUEENS、HARLEM、BRONX縦断で)

60 映画が完成しました。映画祭どこへ出品しましょう? …根こそぎ!、あ、特に東京国際ファンタスティック映画祭復活オープング上映を狙う(大笑)

61 喫茶店を開くことになりました。映画にちなんだ名前をつけようと思います。さてネーミングは?(理由も) …『MO' BETTER BLUES』、理由なんかいらない(笑)

62 タランティーノとスピルバーグとスコセッシ、結婚するなら誰?(男性は女性になったつもりで) …タランティーノ!毎日ケンカ腰で知識をひけらかしあい、大笑いして寝る

63 岩井俊二と、本広克行と、原田眞人、作品内容が一切明かされずに新作が同日公開です。さて誰の作品を見に行く?…根こそぎ!しいてあげれば一番に本広監督を。ただ個人的にはSABUの方が興味をそそる

64 和歌山県の林マスミの一連のヒソ事件がハリウッド映画になります。マスミちゃんを演じるのは?…断然 Kathy Bates!

65 では、林マスミのダンナを演じるのは?…ビリーのおっさん

66 じゃ、林マスミ事件、監督は誰だろう? …Sam Raimi。もしくはJohn Waters

67 あなたはプロデューサー、一番チェックしたいのはどんなところ?…プロデューサーならくまなく全部チェックして当然!

68 あの映画人(俳優)にコレだけは言いたいっていうコトあります?…ビリーのおっさん、「ぶっ飛ばす!」

69 最近は音響にこだわった映画館も多いですが、映画は音響も大事だと思う?…メタメタ大事!だからそれ自分トコでやっちゃったルーカスはスゲエ!

70 パンフレットは買う派?買わない派?その理由も。…学生時代は根こそぎかってたが、今は売店にすら近寄らない…でも…女と一緒の時はキャラメルポップコーンとか買うかも(笑)

71 これはひどいと思う邦題、逆によかった邦題って?…ひどい=ポケットいっぱいの涙/よかった=ミニミニ大作戦(笑)

72 近所のレンタルビデオ屋さんに何か一言! …もっと“根こそぎ”の意味を考えてくれ!

73 映画館での失敗談があったら教えてください…無い!しいてあげれば迷惑な客に過去3回行き過ぎた注意をした(笑)。

74 俗に「映画みたいな恋したい」と申しますがそれってどんな恋?…映画みたいな恋したいなんて思わない。何故なら、そんな事よりも俺自身の考える恋が最高だから…(大笑)

75世の中から映画が無くなってしまいました。映画ファンのあなたは何を生き甲斐に生きますか? …NO MUSIC NO LIFE。他にも探せば山ほど興味の矛先は広がっている。

76 ここで映画を題材に一句 …シネコンの~、入れ替え制だけなじめずに~、清掃はじまり、まだ席立たず~!!!

77ズバリ、あなたにとって映画とは?…数ある嗜好の中の一部、ただ最も多く興味の矛先を伸ばす大元になっている必要不可欠な核。


ってな感じ!みんなはどう?(笑)


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200本記念!全タイトルリストだよ!
という事で前回の『MALCOLM X』までの200本。出張などもありまして100%の“毎日更新”とはいきませんでしたが、なんとかコンスタントに更新を継続して来れました。これもひとえに皆さんの応援と、俺の情熱の賜物だと思ってます(笑)

とりあえず、まだまだ紹介しなければいけない作品は山ほどありますが、200本ノンストップという自分の中での目標は達成したので、これから300本、500本、1000本という目標に向けて、2、3日に1回の更新といった感じに少しペースを落しつつ続けていこうと思っています。これからもヨロシク、特にPOSSEのみんなはいつもサポート&ミックスアップを有難う!

これが200本、全タイトルです!


1. 『3 A.M.(ヴァニシング・チェイス)』
2. 『SOUTH CENTRAL(サウスセントラル/非情の街)』
3. 『CANDYMAN』
4. 『STRAIGHT OUT OF BROOKLYN』
5. 『THE PLAYERS CLUB』
6. 『SET IT OFF』
7. 『DON'T BE A MENACE TO SOUTH CENTRAL WHILE DRINKING YOUR JUICE IN THE HOOD DON'T BE A MENACE(ポップガン』
8. 『NEW JACK CITY』
9. 『The Fighting Temptations』
10. 『POSSE(黒豹のバラード)』
11. 『SLAM』
12. 『Get on the Bus』
13. 『MENACE II SOCIETY』
14. 『LOVE & BASKETBALL(ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム)』
15. 『BELLY』
16. 『THE LONG WALK HOME』
17. 『KOOL 殺戮の銃弾』
18. 『LONGEST YARD』
19. 『SONIC IMPACT(乱気流/ファイナル・ミッション)』
20. 『FRESH』
21. 『Summer of Sam』
22. 『SUGAR HILL』
23. 『BOMB THE SYSTEM』
24. 『White Men Can't Jump(ハードプレイ)』
25. 『BOYZ'N THE HOOD』
26. 『CB4』
27. 『REDEMPTION: THE STAN TOOKIE WILLIAMS STORY(クリップス)』
28. 『ABOVE THE RIM(ヒートオブダンク)』
29. 『HOOP DREAMS』
30. 『SCHOOL DAZE』
31. 『TRESPASS』
32. 『AMERICA'S DREAM(ドリームス・オブ・アメリカ)』
33. 『ALL ABOUT THE BENJAMINS(ゲット・マネー)』
34. 『NEW JERSEY DRIVE』
35. 『State PropertyⅡ』
36. 『HIGHER LEARNING』
37. 『SOUL PLANE』
38. 『GUNMEN』
39. 『SHAFT(黒いジャガー)』
40. 『Shaft's Big Score!(黒いジャガー(シャフト旋風))』
41. 『Shaft in Africa(黒いジャガー(アフリカ大作戦)』)』
42. 『BARBERSHOP』
43. 『A LOW DOWN DIRTY SHAME』
44. 『BEYOND THE VALLEY OF THE DOLLS』
45. 『WOMEN IN CAGES(女体拷問鬼看守パム)』
46. 『Foxy Brown』
47. 『FRIDAY FOSTER(女記者フライデー/謎の暗殺計画)』
48. 『Sheba Baby』
49. 『JACKIE BROWN』
50. 『INSIDE MAN』
51. 『BLANKMAN』
52. 『PAID IN FULL』
53. 『MO' BETTER BLUES』
54. 『Dave Chappelle’s Block Party』
55. 『SURVIVING THE GAME』
56. 『OUR AMERICA(トゥルー・オブ・アメリカ)』
57. 『Fat Albert(ふわっとアルバート)』
58. 『brown sugar』
59. 『8mile』
60. 『GOOD BURGER』
61. 『THE KING OF COMEDY』
62. 『THE LAST DRAGON』
63. 『GET RICH OR DIE TRYIN’』
64. 『ALI』
65. 『ATL』
66. 『FRIDAY』
67. 『CONVICTION(スラムジャスティス)』
68. 『FOUR BROTHERS』
69. 『FRONTERS』
70. 『GIRL 6』
71. 『Coonskin(邦題 STREET FIGHT)』
72. 『WILD STYLE』
73. 『BEAT STREET』
74. 『PANTHER』
75. 『Black Belt Jones(黒帯ドラゴン)』
76. 『Crash』
77. 『BOOTY CALL(ダブルデート)』
78. 『DO THE RIGHT THING』
79. 『Tsotsi』
80. 『25TH HOUR(25時)』
81. 『POETIC JUSTICE』
82. 『TRAINING DAY』
83. 『AIR RAGE』
84. 『SHAFT』
85. 『RUSH HOUR』
86. 『RUSH HOUR2』
87. 『Glory Road』
88. 『JUNGLE FEVER』
89. 『KRUSH GROOVE』
90. 『HUSTLE & FLOW』
91. 『HELL'S KITCHEN(邦題 ザ・ゴング チャンピオンへの道)』
92. 『TINA~WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT』
93. 『The Man』
94. 『BLACK AND WHITE』
95. 『HOTEL RWANDA』
96. 『MR 3000』
97. 『The Freshest Kids』
98. 『GUILTY BY ASSOCIATION (34バレット)』
99. 『CARLITO'S WAY: RISE TO POWER (カリートの道 暗黒街の抗争)』
100. 『COACH CARTER』
101. 『Joe's Bed-Stuy Barbershop: We Cut Heads (ジョーズ・バーバーショップ)』
102. 『RIZE』
103. 『CRAZY SIX』
104. 『DISORDERLIES (ファット・ボーイズの突撃ヘルパー)』
105. 『JOHNSON FAMILY VACATION(ジョンソン一家の ババババケーション)』
106. 『RENT』
107. 『MARCI X (マーシーX フレンズ以上、恋人未満!?』
108. 『MAJOR PAYNE ( デイモン・ウェイアンズはメジャー・ペイン)』
109. 『FULL ECLIPSE (シュリンジ)』
110. 『16 Blocks』
111. 『XXX- STATE OF THE UNION』
112. 『JUICE』
113. 『FIVE HEARTBEATS』
114. 『SHE'S GOTTA HAVE IT(彼女の欲しいものは?)』
115. 『JOHN Q(ジョンQ-最後の決断-)』
116. 『BREAKIN'(ブレイクダンス)』
117. 『GUESS WHO (招かれざる客)』
118. 『Little Man』
119. 『Are We There Yet?(ぼくらのママに近づくな!)』
120. 『FLASH DANCE』
121. 『WEAPON OF MASS DESTRUCTION(キル・B)』
122. 『BAADASSSSS!』
123. 『NEVER DIE ALONE』
124. 『CRAZY SIX』
125. 『GIRLFIGHT』
126. 『Ray』
127. 『MIAMI VICE』
128. 『B.A.P.S.』
129. 『CATWOMAN』
130. 『INTRODUCING DOROTHY DANDRIDGE(アカデミー 栄光と悲劇)』
131. 『MONSTER'S BALL(チョコレート)』
132. 『SCRATCH』
133. 『DROP SQUAD(秘密結社ドロップ・スクワッド・恐怖の洗脳)』
134. 『THE FAST AND THE FURIOUS: TOKYO DRIFT』
135. 『MO' MONEY』
136. 『AMANDLA!(アマンドラ!希望の歌)』
137. 『AN ALAN SMITHEE FILM: BURN HOLLYWOOD BURN』
138. 『YOU GOT SERVED』
139. 『Purple Rain』
140. 『Akeelah and the Bee』
141. 『THE GREAT WHITE HYPE(ファイト・マネー)』
142. 『MOONWALKER』
143. 『BLACULA』
144. 『SCREAM, BLACULA, SCREAM(吸血鬼ブラキュラの復活)』
145. 『A GATHERING OF OLD MAN MURDER ON THE BAYOU(ルイジアナの夜明け)』
146. 『Save The Last Dance』
147. 『THE METEOR MAN』
148. 『'R Xmas(クライム・クリスマス)』
149. 『Beauty Shop』
150. 『Moolaade(母たちの村)』
151. 『KinkyBoots』
152. 『King's Ransom』
153. 『JUDGMENT DAY(アステロイド2)』
154. 『The Gospel』
155. 『LOVE AND A BULLET』
156. 『LOVE KILLS(ワイルドスティンガー)』
157. 『Diary of a Mad Black Woman』
158. 『BRINGING DOWN THE HOUSE(女神が家(ウチ)にやってきた)』
159. 『187』
160. 『CLEOPATRA JONES(ダイナマイト諜報機関/クレオパトラ危機突破)』
161. 『Cleoptra Jones and the Casino of Gold(ダイナマイト諜報機関 クレオパトラカジノ征服)』
162. 『RADIO(ボクはラジオ)』
163. 『LOVE SONG』
164. 『THE THING WITH TWO HEADS(Mr.オセロマン・2つの顔を持つ男)』
165. 『Phat Girlz』
166. 『bamboozled』
167. 『THEIR EYES WERE WATCHING GOD(彼らの目は神を見ていた』
168. 『BROTHER』
169. 『Love Don't Cost a Thing』
170. 『BONES』
171. 『Shackles(スピリット・ボクシング)』
172. 『Freedomland』
173. 『FORMULA 51(ケミカル51)』
174. 『Snakes on a Plane(スネークフライト)』
175. 『Torque』
176. 『BIKER BOYZ』
177. 『7 SECONDS』
178. 『THE DETONATOR』
179. 『WHITE NIGHTS』
180. 『Final Voyage(アトランティック・プロジェクト)』
181. 『TAKI 183』
182. 『Last Holiday』
183. 『JUST ANOTHER STORY』
184. 『Eddie Griffin - Dysfunktional Family』
185. 『RUDE BOY: THE JAMAICAN DON』
186. 『THA EASTSIDAZ』
187. 『Boat Trip』
188. 『TRUE CRIME』
189. 『WAIST DEEP』
190. 『RIDE OR DIE』
191. 『KEPT(覗き窓 シークレット・ゲーム)』
192. 『Sprung(邦題 スプラング/お前にゾッコン)』
193. 『GLADIATOR(邦題 ファイティングキッズ/友情への10カウント)』
194. 『Shadowboxer』
195. 『SHE HATE ME(邦題 セレブの種)』
196. 『Malibu's Most Wanted』
197. 『The Honeymooners』
198. 『JAMES BALDWIN: THE PRICE OF THE TICKET(邦題 ハーレム135丁目/ジェイムズ・ボールドウィン抄)』
199. 『Take the Lead』
200. 『MALCOLM X』

過去の作品ですらまだ“一握り”しか紹介していない中、新作は今もどんどん作られ続けている…ってことはよ、俺の熱意さえあれば、ココはずっと続いていくっちゅうこった!(笑)。

だからこそやめられない、ブラックカルチャー、ブラックムービー、そしてHIPHOPを!



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200本目!『MALCOLM X』だよ!
このブログで紹介してきたブラックムービーの数々、基本的に自分が見た作品をランダムに、しかも好き勝手な切り口で我侭に紹介してきましたが、今日でめでたく200本目!ま、めでたいかどうかは別にして、ライブドア時代にUPしてた作品が117本、それにココであらたにUPした分が83本という事で、キッチリとコンスタントに更新出来た事に関しては嬉しく思っています。といっても俺のコレクションストックはまだまだ残っているので、改めて「俺はこれまでブラックムービーだけでもどれ位の作品見てきたんだろう…そんでもってこの先何時まで見続けていくんだろう」って感慨深くなりましたね。

F2Cで始めた時から200本目はこの作品しかないと思っていました。内容・キャスト・撮影・セット・衣装・そして役者陣の演技、監督の手腕…どれをとっても他の追撃を許さないベスト中のベスト…。

近代アフロアメリカン史上、いや近代アメリカ史上でも決して忘れられることの無い偉大なる思想家・活動家であり、黒人解放運動の指導者…MALCOLM X。彼が著し、『ROOTS』でおなじみのAlex Haleyが纏めた自伝を読んだ時、「この映画を撮るのはこの人しかいない」と思った人物であるSPIKE LEEが本当にメガホンを取ってくれた、1992年の大傑作『MALCOLM X』です。

本来、MALCOLMに対しての思いや感想を述べ始めれば、とてもブログでは表現しきれないくらいの偉大なる人物なんですがけどね。

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主人公はもちろんボストン生まれのマルコム・リトル(Denzel Washington)。教会の牧師だった父は白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に殺害され、混血だった母親はショックから精神病院へ入院。成績は優秀だったマルコムだが「ニガーは弁護士になれない、大工でもやれ」という教師の差別的発言で非行の道へ。靴磨きや列車で働きながら、ハーレムの顔役であるアーチ(Delroy Lindo)に認められ仕事を回される。レッドと呼ばれ一端のワルになった彼は、つまらない盗みで刑務所へ。しかしムショの中でベインズという男からNation of Islamの主であるイライジャ・ムハマッドの教えを受け、黒人の歴史や法的な勉強を始める。出所後は必然的にNation of Islamに入信し、名前もアフリカの姓の象徴である「X」へ改名。ミニスターとして頭角を現す。丁度その頃看護学生のベティ(Angela Bassett)と知り合い結婚へ。彼が党内で力を付けていくに連れて、公安からのマークや身内間の反感なども生まれていくが、彼がNation of Islamを離れる決心をしたのがイライジャの女性スキャンダルだった。1人になった彼はメッカで巡礼を行い、本来の目的を改めて悟り、新たな行動意欲が生まれるのであった。しかし、党を離れた彼は様々な人間から狙われる立場となり、家族を含めて表立った行動が出来ない状態にまで追い詰められていた。そして…運命の1965年2月21日、ハーレムのオーデュボン・ボール・ルームで講演をしていた最中、3人の男によりマシンガンの銃弾を浴び、39歳という身近すぎる生涯を終えた。

燃え盛る星条旗の中映し出されるロドニーキング暴行映像、炎は次第に星条旗を“X”の文字に…何ともショッキングなオープニングではありましたが、マルコムの激しすぎる生涯を象徴するかのようなSPIKE LEEなりの演出だったのでしょうね。

この年、アカデミー賞にノミネートされたこの作品、結果オスカーを獲得したのはClint Eastwoodの『UNFORGIVEN』。後にSPIKE LEEは「何年後かにEastwoodの作品を憶えている人間などいない…しかし『MALCOLM X』は永遠に語り継がれる」と語っていたのを思い出します。これは消して負け惜しみなんかじゃない、アフロアメリカンの監督としてのプライドを感じる一言だったと認識しています。

当時日本でも『X』のロゴが入ったキャップやTシャツを羽織る若者が街中に溢れていた。ただ、その中でMALCOLMという人物の足跡や行跡を本当に理解していた者は少なかった筈…だからこそアフロアメリカンによる「お前らは何もわかっちゃいない!」といった暴行事件が勃発したりしたのだろう。もちろん、俺達が“本当に”理解する事は不可能かも知れない、ただ、彼と言う人物を一時のブームやトレンドといった言葉で語るには、あまりにも秩序に欠けると思う。だからこそ、出来る限り彼の事を知ろうとしたり、彼という人物が生きてきた歴史や環境、文化に対する認識を深めようと努力したものです。

それでもまだ、彼に対する思いや、実際の出来事・事件をブログ上で文章にするにはあまりにも無理があると痛感してます。ただ、あえて“だからこそ、「200本まで行ったら…」”と自分自身に言い聞かせながらやってた様な気がするんですよね。書物や文献を“読んだり”、映像や映画を“見たり”する事だけで、“知ったような気”になるのではなく、あくまでそこから更に深く追求する為のキッカケにすぎないと自分自身肝に銘じていたいと思う。

彼は当初、キング牧師の思想を『アンクル・トム的』と非難していました。しかし、Nation of Islamを離れ、お互いが認め合いさぁこれからという時に暗殺されてしまった訳ですが、もし彼らが生きていれば、もし彼らの共闘が現実に繰り広げられていたら、公民権運動の歴史もまた違ったものに変わっていたかもしれません。

『白人の暴力に対しては、いかなる手段を用いても抵抗せよ』と訴えたMALCOLM…当時のメディアは彼を“分離主義者”や“暴力主義者”といった言葉で表現しましたが、それもまた当時の時代背景を露呈する浅はかな価値観だったと痛感しています。

彼は亡くなりましたが、彼の目指していた所、そして彼が残した主張や行動そして言霊の数々は決して無くなる事は無く、永遠に人々の心に刻まれていく事だと思ってます。

『MALCOLM X』…疑いようの無い、最高のブラックムービーです。



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『Take the Lead』だよ!
俺らがダンスをおっぱじめたのが小学校4年生の時。ま、おっぱじめたといってもこの頃はブレイクダンス見て「うお!かっけ~!」ってな感じで、本を漁ったりして自力で覚える“なんとなく”ってな感じだったんだけど、ディスコやクラブで踊る様になって、“上手くなる為の”練習を始める頃も、今の様にニョキニョキと“ダンススクール”なるものは皆無だった。つまりチビッコが親に連れられてHIPHOPクラスに通うなんて状況は有り得なかったし、正直羨ましいやら贅沢やらで、なんとも時代が変わったんだな~としみじみ痛感するのだ。俺らは何も無い状況の中、数少ないネタやオリジナルを見せ合い、しのぎを削っていたというのに…トホホ(笑)

今はホントに色んな意味でダンスブーム。といっても俺らの頃のブームがハッキリとしているような形ではなく、ダンス人口が確実に増え、健康や趣味で踊っている人達が増えたという事。それはストリートダンスだけでなく、大人のダンスである“社交ダンス”なんてのも一時期の“シャルウィーダンスブーム”から引き続き今も根強い人気を誇っているように思う。

俺は“社交ダンス”という紳士淑女の歴史ある舞踏に関して、ピッチピチの衣装にキッチリと纏められた頭髪、妙に濃いメイクに、嫌味な笑顔…まるでGIジョーの人形を素っ裸にした素体の様に自分自身をさらけ出すといったイメージを勝手に自分自身に植えつけていた…つまり俺は以前から拒否反応を強く持ってたんですよね。いや、正直に言えば今でも“自分でやりたい!”とは思わない。
ただ、TVでも毎週の様に様々な芸能人がゼロからダンスをおっ始め、無事踊り終えて泣く…といった一連の番組を見ている時、「やっぱジャイブかな~、やるなら」だの「俺ならもっとシャープに首をカクンと振るのによ~!」だの、「ここはもっと情熱的に俺ならよ~!」と、完全に“大澄賢也”目線になっている自分に気付くのである。しかも激しい練習の末に勝ち取った優勝を、パートナーである先生と共に涙で祝うというプロデューサー大満足なエンディングに、いつのまにかもらい泣きしている“ありがたくもわかりやすい視聴者”に成り下がっている自分がいるのである。

俺、社交ダンス、やるべきなのかな~(笑)

という事で、今回ご紹介する作品は、実話を元に製作された、荒れた学生達を“クラシックダンス(ボールルームダンス)”で結びつけるという“いけないルージュマジック”を、Antonio Banderas演じる“役所広司”が見せ付ける『Take the Lead』だよ!

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学校内のダンスパーティーの入場を断られたロック(Rob Brown)は、その腹いせに校長のジェームズ(Alfre Woodard)の車を破壊。それを見ていたダンス講師であるピエール(Antonio Banderas)は翌日学校へ。随分と“スクールウォーズ化”が進んでいるのを見かねて、自らダンスレッスンの講師をかって出る事になる。思わぬ“山下真司もまっ青” の熱血ダンディズムの出現に、最初は大笑いする学校側であった。ところが任された生徒っちゅうのがイマどきのわんぱく青年探偵団ばっかりで、全くクラシックダンスに興味を示さないどころか、HIPHOPにしか耳が耳としての機能を果たさない奴ら。困ったちゃん状況に追い込まれたピエールは、ゲロマブパートナーのティナ(Laura Benanti)と共に、情熱的なタンゴを披露し、生徒達の興味を惹きつける事に成功する…

腐敗した状況の学園を、熱血先生が立ち直らせる“実話”ってのは、ココでも何本も紹介してきた。でも、コレはある意味ホントに“旬”というかさ、良い感じで“古き良き”&“流行”がMIXされてる作品だったと思う。それに、NYと言えばHIPHOP!といったイメージを持ちやすい中、ブロードウェイミュージカルテイストなダンスってのはどちらかといえばジャズやクラシックが聴こえてきそうなもの!そう、とってもNYという街の魅力が全く違う2つのダンスや音楽によって色んな角度から再確認出来る作品でもあるんだなこれが。それにゴージャスなボールルームだけでなく、ストリートのフープコートやグロセリー、壁に書きなぐられたグラフといったストリートの風景、そして登場人物達の家庭環境や生活状況なども随所に盛り込まれ、単なる熱血ダンスムービーで終わらないのも好感が持てた。

ま、物凄く大雑把に言ってしまえば、“ボールルームダンス”ってキーワードが無かったら、何処にでもある様なストーリーなんだけどね(笑)。でもさ、ボーカルジャズやクラシックトラックに、CDJ使ってRAKIMのRAPをブレンドするなんて、ちょっとワクワクしません?そういった新しいチャレンジってのも、誰かがヒントを与えてあげるだけで、今の若者はオモシロい様にオモシロい事を発見してくんだよな~。

数々のダンスシーンがある中で、俺が一番見惚れたのが、オーラスのコンテストの中、ルール全く関係無しに野郎2人を伴って女豹の如く妖艶で攻撃的なダンスを見せてくれたJenna Dewan!俺はやっぱり主役よりもこういった色っぽ~いワッキーの方にヤラれる事が多いんだよね~。

さて、俺も年齢を考えたら、そろそろ“クイックステップ”でも練習するとするか…やっぱやめた(笑)



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『JAMES BALDWIN: THE PRICE OF THE TICKET(邦題 ハーレム135丁目/ジェイムズ・ボールドウィン抄)』
いや~、嫌な世の中になったもんですな~。

昨日のアルマゲドン以来、俺の顔を見るなり食人大統領アミンの様な笑顔で皆が口を揃えて復唱してきやがる…

「いや~、可愛そうに!紀香、結婚だってね~。しかも相手は陣内!ケヒョヒョヒョヒョ~!」

何かに付けて普段から“紀香!紀香!”とハリーポッターもまっ青の呪文を口やかましく唱えてきただけに、皆が俺の“紀香ノイローゼ”を知っているとはいえ…俺はそんな宣戦布告とも取れる発言をカマしてくる青侍達に、後輩だろうが上司だろうが問答無用の“魔性のスリーパー”を実行し、深い眠りへと誘うのであった…。

そして俺は意識が遠のく働きアリ達の耳元でこう囁くのだった…

「あい・らぶ・和香…あい・らぶ・和香…あい・らぶ和香…」

ああ、映画みたいな恋がしたい…(大笑)

はい、全くこの先の文書に関係無い出囃子となりましたが、皆さんはアフロアメリカン文学とか興味あります?ってか本とか読みます?俺も最近では随分と購入する書籍の数がめっきり少なくなりまして、読書の秋(もうすっかり冬ですけど)から完全にバッくれてたといいますか…反省してますですハイ。でも、辛うじて(?)俺の“黒的狂い咲き本棚”に並んでいる『白人へのブルース』、『ジョヴァンニの部屋』といった2冊の本の作者でもあるJAMES BALDWINの“生き様”を辿ったドキュメンタリー作品が、本日ご紹介する作品『JAMES BALDWIN: THE PRICE OF THE TICKET(邦題 ハーレム135丁目/ジェイムズ・ボールドウィン抄)』ですハイ。

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1987年12月8日の彼の葬儀の模様からスタートする…
チビッコの時から自分の才能を自覚し、135丁目の図書館で莫大な量の書物を読み漁っていたJAMES BALDWIN。少年説経師などを経験した彼は、アフロアメリカンの置かれている社会的状況から生まれる葛藤や苦悩をダイレクトに感じ、14歳で作家になりたいという願望が沸きあがり、父親の大反対を押し切り作家の道へ…。当時は当たり前の様にアフロアメリカンに対する差別が横行していた時代。彼は“アフロアメリカンお断り”のレストランに堂々と入るや否や、「ニグロはダメ」と拒否する女性店員に憤慨し、コップを鏡目掛けて投げつけた…彼はその後フランスへ渡ることになる…

彼の生い立ちから死まで、彼が過ごしてきた場所や関わった人物達の証言を交えて回想していく…。製作を手がけているSusan Lacyは、この作品を製作総指揮後、数々の人物ドキュメンタリーを製作することになる。LOU REED、CLINT EASTWOOD、BOB DYLANとまぁ数々の著名人を追っかける事になるわけですが、そのスタートがBALDWINだった訳です。

マルコムXやキング牧師をはじめ、数々の宣教者・指導者・団体が公民権運動にその生涯を賭けていた時代、大勢の人物が「彼は別格だった」と口を揃えて評価するのがBALDWINだった。それはただ単に“作家”といった身分だけでは生まれない評価…。もちろん自らが“ゲイ”であるという事すら武器にしてしまう“強靭な精神力”、そして誰からも規制されずに世界を縦横無尽に巡りつづけた“留まるところを知らない行動力”といった部分も大きかったのだと思う。

“自由”に飯を喰う場所さえ自らの意思で決められなかった時代、“自由”に思想や権利を表現する事はシャレにならないくらいリスキーであった事は間違いない。しかし、“自由”を求め、偏見や垣根のない世界を夢見て国を出たり、そこで体験した“自由”の為に戦う人々との触れ合い、そして“自由”に対する変わらない現実を、自らが望み希望を持つ“自由”に対して、唯一行動できる“自由”という表現方法が、彼にとっての“書き綴る事”だったのだと思う。

若かりし日の彼、そして往年の彼、TVに出演しおどけた表情で真に迫る話をする彼…BALDWINの作品を読んだ事が無くても、必ずBALDWINという1人の作家…いや、“革命家”に対して興味が沸いてくる事は間違いない。その後には、是非彼の作品を読んでもらいたい…心からそう思う、

権力や金に媚びる事無く、 “革命”を貫き通したBALDWIN。まさに彼は“別格”だったのだと思う。



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『The Honeymooners』だよ!
皆さんギャンブル好きですか?

俺、男としては自慢にもなんないんだけど、ギャンブルという名の付く物、一切やんないんです。なんちゅうか興味無いっていうか、欲がないっちゅうか…まあ、人生そのものがギャンブルみたいなもんなんですけど、パチンコ、競輪、競馬、やり方すらわかんないんですね~。

でもさ、よくドラマなんかでもあるじゃないっすか!好きな女性の為だったりすると、男って生き物がなんとも“ブレーキの壊れた松岡修造”の様な行動をとってしまうといいますか、かつて“月9”で武田鉄也も浅野温子の為にボーナスを全額馬券に投入するという“ヒモをつけずにバンジーする”様な暴挙を繰り広げてましたよね(笑)。

一言…「ありえへん…」

ま、気分転換や趣味の一環として楽しくやる分にはいいのかもしんないけど、“度が過ぎない程度”にしないとね。だからといって俺自身、何に対しても欲や野望を持たない“交尾が終わったカマキリのオス”の様な男では無いのだ!男たるもの、いつも野心を持つ事は大事。そのうち紀香チックな女性と60分フルタイムドローの様な激しい恋愛ラプソティーを繰り広げ一念発起、“有限会社GEE-Q湾岸ミッドナイト”というなまずの養殖と先物取引業の会社を設立。地元TVの“いよ!若社長!”に出演し、一気に株式会社へ!雑誌“ビッグトゥモロー”の“発見!面白不思議ビジネスあらかると”という巻頭特集に紹介され、“とくダネ”にコメンテーターとして出演。小倉さんから話をふられると、全て「ま、エキセントリックとでもいいますか」といったコメントを終始連発し、スタッフを困らせる…

た、たのむ、俺。これ以上俺を困らせないでくれ…なんだか出家したい気分になるから…

さて、妄想トークも無条件に終わらせた所で…今回はそんな“人生の大成功”を夢見て、ありとあらゆる方法のメイクマネマネメイクマネマネマネーをCedric the Entertainerが繰り広げるコメディ『The Honeymooners』をご紹介しましょうか!

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NYでバスの運転手をしてる(Cedric the Entertainer)。ある晩、仕事を終え“回送”にはいった彼は、街角で(Gabrielle Union)と衝撃的な出会いをし、恋に落ちる…。後に結婚し騒々しくも幸せに暮らす夫婦であったが、同じマンションに住む下水道作業員の(Mike Epps)と毎日金のなる木を探していた。時にはビリヤード、時には野球賭博、チンケな事ばかりやっていた彼らだが、一攫千金を狙い、レア物電車車両購入や、ドッグレースととんでもない方向に話は進んでいく…

のっけから踊る踊る!オールドスクールで!Cedric the Entertainer!

中盤も踊る踊る!ブレイキンを!Cedric the Entertainer!

後半は躍る躍る!……犬が!(笑)

とまあ、全快とまではいかないものの、Cedric the Entertainerらしさは十分に堪能出来る作品だなと思った。というのも舞台上で軽妙なコメディを連発する彼も、こと主演映画となるとイマイチの作品が多いような気がしませんでした?脇役ならメタメタいい味出してたりもするんですけどね(笑)。そこいくとこの作品は結構オモロく見れるんだ…というのも

Mike Eppsがいいんだよ!

ってかね、こんな事いうとアレだけど、Mike Eppsはホントに“超”がつく程の名脇キャラだと思う!彼は主役を引き立てるだけでなく、自らも強烈な個性を発揮し、映画そのもののオモシロ度を、毎度の様にUPさせてるもんよ。考えてみるとさ、彼が出てなかったらヤバかった…と思う作品、結構あるで(笑)

それからさ、Gabrielle Unionがヒロインのポジションにいるんだけど…俺的にはも~うMike Epps の相方役、Regina Hallが断然イイ!上原さくらとチャラを足して褐色を振りかけたような彼女はトビキリのキュートでマジ萌え萌え萌えよドラゴン!かわいいんだよ、マジで!

どうも本国での評価は散々だったみたいだけど、俺にとってはそこまで酷評されるような作品だとは思わなかったな~。でもやっぱセドジは1人でくっちゃべってる方が断然オモロいんだろうけどね。

それからさ、俺は今日もこうしてブログを更新してはいるものの、寅さん並の失恋レストランな気分と、ソニー千葉並の攻撃的ためいきロカビリーな気持に板ばさみになっている…というのも、帰宅早々俺の目に飛び込んできた今世紀最悪のニュース…

藤原紀香、お笑いの陣内智則と結婚へ!

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
紀香あああああああああああああああああああああ!

うえええええええええええええええええええええ~ん!(超号泣)

という事で今夜から、GEE-Qちゃんは“井上和香”譲一筋で、お前にチェックイン!



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『Malibu's Most Wanted』だよ!
久しぶりにスパイシーな出来事があった。昨日の月曜日に起きた“実話”でR…A.K..I..M!

仕事帰りにTSUTAYAに寄った所、ヘンチクリンな中途半端B-BOYの格好をした“おとぼけブラザーズ” 2人組が、ガン首そろえて“HIPHOP”コーナーのCDをあれこれ眺めていた。俺はパパイヤ鈴木以外のオヤジダンサーズメンバーのごとく、物凄く控えめに奴らの後ろからラックを眺めていたんだけど…そのおとぼけBrosの1人、通称“でんすけすいか”がボソッと言い放った

「後ろ見てみ?なんかダッセーおっさん見てるべ!ったく演歌コーナーにでも行けよ」

そして“ヘキャキャキャキャ~”と笑う東京ボーイズ2人組…

こともあろうにこんなにナウでヤンガーでハッスル&フィーバーな34歳をとっ捕まえてダッセーだの演歌だの、オリビアニュートンジョンだのぬかすとわぁ!いつから日本はこんなフラれ気分でロックンロールに成り下がったんだあああ!と憤慨した俺は、その“のいるこいる”2人組の1人のニット帽を後ろから投げ捨て、6日間食べ物を口にしていないラクダの様な髪の毛をワシ掴みにし「んじゃさ、俺に“ばってん荒川”師匠の“帰えらんちゃよか”のCD、買ってくれよ、な~、ボクちゃん達、おっさんによ~、な!な!な!な!っつってんだろコラ!」と優しく説き伏せた。

しかし何故最近のクソガキってのはツルむと最初だけ威勢がいい割には、こっちが反撃の意志を見せる途端に“そんなの台本にないよ!”みたいに慌てふためいてパニックになるのか?そして何故俺は34歳と言うええ歳ぶっこいたおっさんにも関わらず、こうも着火がまった無しなのか…いつか俺自身が痛い目にあいそうで、少し“すみれセプテンバーラブ”な気持になった…。
結局俺は“いとしこいし”2人組に、胸元から覗いてたロッテのスウィーティーガムを勝手にもらい(笑)、「昭和40年代生まれが皆大人しいなんて思ってたらお前らいつかヒデエ目にあうぞ!」とお灸をすえ、その場を離れたが…ホント、嫌ですよね~“カッコばっか”って奴!

ま、だから今回この作品をチョイスした訳ではないんですけど、“カッコばっかつけても、それに伴う中身が無いと余計にカッコ悪いんだよ”って事をちょっとだけ感じる作品(笑)『Malibu's Most Wanted』だっよ~ん。

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カリフォルニア州知事選に出馬表明しているビル(Ryan O'Neal)だが、その選挙活動に影響が出る程の悩みのタネが1人息子のブラッド(Jamie Kennedy)だった。というのも彼はHIPHOPに没頭するあまり、自らも将来ラッパー志望で“B-Rad”などと名乗っては仲間とツルんでいた。困り果てたビルは、側近のトム(Blair Underwood)に頼み、ショーン(Taye Diggs)とPJ(Anthony Anderson)にモノホンのGANGを演じさせ、世間の厳しさを教えようとするが…

まずは一言言わせてくれ…

Regina Hall!!!!!最高~!!!!!

やっぱ彼女はアフロアメリカン女優の中でもGEE-Q萌えっ娘ランキングベスト5に数えられるだけあり、この作品でもセクスィ~&キュートな魅力を爆発させてくれてます。色んなファッションをキメこんでくれた彼女だけど、俺的にはファーストフードショップでどデカいホットドッグが付いたキャップを被った彼女が本作品のベストドレッサー受賞&大磯ロングビーチマラソン完走でやんした。

さてさて映画なんですが、白人がHIPHOPに興味を持ってGANGSTAに憧れる…という事がいかに滑稽かという部分を前面に押し出したコメディなんだけど、それと共に、単なる“わなび~ず”じゃなければRESPECTが生まれるっていうHIPHOPの基本理念みたいなものも感じられる内容だと思う。服装や言葉使いなどはコメディ作品という事もあり、かなり誇張された感じで「ありえね~」系なんだけど、少なくとも日本のヘッズ達の中にも「お前、笑えねえんじゃね~の?」っての多いと思うよ(笑)

だけどさ、この作品でどのようにB-RadがHIPHOPに興味を持っていったのか…って回想シーンがあるんだけどさ、まだ赤ちゃんの時、お手伝いさんのウォークマンのヘッドホンから聴こえたのが初体験、両親が忙しく家に居ない時、RUN DMCばりのハットをキメて“YO!MTV RAP”を見てたチビッコの頃…ジャージ姿に首からでっかい時計ぶら下げながらプールサイドで水着ギャルと戯れたクソガキ時代…まあ、これは極端としても俺達だってHIPHOPに魅せられたキッカケや、ドップリハマっていく過程は同じように存在してる訳だ。

ただ、いわゆる“見た目”や“なりふり”だけの“真似”をどんなに頑張ったところで、俺らは死ぬまで日本人(笑)。だからこそ、そういった部分だけでなく、HIPHOPとは?といった永遠のテーマに向かって様々な角度からのDIGを続け、それを何時までもKEEPし続けることが、俺らなりのREALだと思うんです。

Anthony Andersonの役どころは、丁度『Barbershop』を髣髴するような感じで、B-Radをダマすため必死にスラング覚えたり髪型コーンローにしたりと頑張るPJをいい感じで熱演してた様に思う。そういや『Barbershop』ではJDってこれまた2文字の役どころだったよな~(笑)。あ、それからチョイ役でMike Epps、Damien Wayans、Snoop Dogg a.k.a スチュアートリトル(大笑)なんて人の姿もあり~の、俺はとっても楽しめたし、又ある意味考えさせられたコメディだったと思いますよ!ま、比率にすれば98:2くらいだけど(笑)



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『SHE HATE ME(邦題 セレブの種)』だよ!
劇場に映画を見に行くと、必ず次回上映予定作の予告編ってのがありますよね。それ見てよく思う事…特にBlack Movieなんかそうなんだけど、本国アメリカではとっくに上映され、既にDVDもリリースされてるような“一昔前”の作品なんかが、あたかも出来たて“ほっかほか”の如く紹介されてる事、ありますよね。

今回ご紹介するSpike Leeの作品『SHE HATE ME(邦題 セレブの種)』も2004年の作品、つまり今年公開された『INSIDE MAN』の2年前になる訳だ!ってことはよ、『INSIDE MAN』が結構日本でも当たったってんで、「今ならSpike作品、特にイケるんでね~の?」的な映画界の動きがプンプン匂ってきて、それを勝手に俺はプンプンと玉緒よろしくご機嫌ナナメになってる訳だ(笑)

そんな中、俺はたとえ既にDVDで見てようが、改めて劇場公開が決定した作品は必ず劇場まで足を運ぶというポリシーがある為、行ってきちゃいましたの栗むいちゃいました!

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一流企業のエイズ研究製薬会社で管理職として働くジャック。順風満帆なエリート街道を驀進中だったが、正義感の強い彼は内部の不正を知り告発…一気にクビを宣告され財産まで凍結!どん底のシャレになんない状況に陥った彼に、かつての婚約者ファティマが接近…彼女は今レズビアンとして恋人(?)と共に現れ、ジャックに「子供ほすぃ~の!種付けしてちょ~だい!お金あげるから!」ってな事を頼む。乗り気ではなかったジャックも、背に腹は変えられないと引き受けるが、噂はレズビアン達の間で瞬く間に広がり、種付けを希望するレズビアン達が、1万ドル片手に彼の元へなだれ込んでくるが…

まず、素朴なワンポイント感想…ファティマ役のKerry Washingtonがスゴぶる魅力を醸し出しているのは萌え好きな俺にとっては嬉しいことだったんだけど(でも俺的にはやっぱPaula Jai Parkerがエエわ!)…レズビアンってそんな簡単に“男”と寝れるのかね?(笑)。そりゃ種付けって“作業”だからってのもあるかもしんないけど、彼らのラブシーンは結構な感じで盛り上がってたんで、俺的には“びつくり”しちゃいました(笑)

ま、んなこたいいとして、2002年の『25TH HOUR』があったからこそ、この作品が生まれ、又この作品があったからこそ『INSIDE MAN』が生まれた様な必然性を感じた。というのもSpike Leeという監督ってさ、モロにアフロアメリカンを中心に、又モロにアフロアメリカンの抱える問題や現状を反映した作品に関しては、今まで散々評価が割れてきた監督だった。もっと率直に言えば、そういった作品では興行的に大成功し続けた監督ではない。批評家の手厳しい非難や観客の無反応…それでもこれまで身銭を切り、援助を受け、振り絞るような形でコンスタントに“問題作”をリリースし続けてきた事は、まさしく現代Black Movie界を引率している彼だからこそと言えるだろう。

そして今まで幾つかの“実験的作品”を絡め、2002年の『25TH HOUR』では、殆どアフロアメリカンキャストを使用しないといった“革命”を見せてくれたし、又世間はそういった部分に対しての反応も早く、即座に賛辞を送るというなんとも“ホワイトハリウッド”的な部分も垣間見た様な気がする。ま、これはある意味深読みだしひねた見方かもしれないけど、その『25TH HOUR』で主役を務めたEdward Nortonが「アメリカで最も過小評価されている監督」とSpikeを評していたのが妙に説得力を帯びてくるよね。

ただ、彼はどんな“ネタ”を取り上げようが、どんな“キャスト”を使おうが、俺的にはいつでも“パッと見で誰が撮ったか一目瞭然”といった作品を撮り続けてくれてるんだよね。監督の中にはそれぞれ“個性的”な人は沢山いるけど、Spikeは“独特”なんだよな~ホントに(笑)。

それにまず彼の持ち味というかカラーというか、作品の奥底には必ず社会的なメッセージがズシンッと置かれてるんだけど、この作品では企業の不正から始まり、一番のテーマである精子売買、それに付随する様に同性愛、もちろん随所に人種的な問題に触れるような部分もある訳ですが、ただ単に毎度毎度同じ様な事言われても「おなかいっぱいです!」ってな事になるんだろうけど、Spike Leeは何時でも何処までも“挑戦的”で“刺激的”!決して贔屓目に言ってる訳じゃないんだけど、この作品がこうして改めて日の目を見る様な事んあるのであれば、何故『GIRL 6』はケチョンケチョンだったのかと、おっちゃん声を大にして言いたいわい!(笑)

Ossie DavisやJohn TurturroといったSpike ファミリーはもちろん、Jim BrownやQ-Tipの姿も!(笑)。やっぱさ、監督・製作・脚本といった“1人3役”では久々となるだけに、気合入ってたんだろうな~…んじゃタイムリーに公開してやれよ日本チャチャチャ~!(笑)

一番思うのが、「最近の彼、黒くない…」ってな感想を持つ人が多いじゃん?おいおいおい、どこ見てんだよ、彼の作品はストーリーを追うだけじゃなく、部屋の装飾品やちょっとしたセリフ、カメラアングル、それに“オープニング(笑)”、全てが“芸コマ!”、全てが“黒光り!”してるじゃんよ!(笑)

Spike Leeは、この作品でもいつもの“投げっぱなしの問題提議”をかましてくれてるけど、よく映画で見られる“監督の我侭な“結果・結論・断定”を見せ付けるといった結末ではないからこそ、Spike Leeの作品ってのは見た瞬間、そして見終えてから自分なりに検証したり考えたりと“一度でも二度美味しい”極上のディナーなんだわな!

Spike Leeの作品は、“Spike Leeにしか…”という部分がいつも強烈に伝わる



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『Shadowboxer』だよ!
きのうの“ボクシング”つながりでもう一つ…

俺が昔通ってたボクシングジムはとても狭く、1回に小さなリングがあって2回が縄跳びやシャドーをするスペースになっていた。俺達はよくその2回の窓を開けて、下をチャリで通りすぎていく女学生を冷やかしたり、点数をつけたりして一生懸命練習していたのを思い出す…(笑)

ジムには大きな鏡があり、自分の姿をチェックしながらシャドーをしたりしてたんですが、調子にのってよくモハメド・アリが試合中によく見せていた両足をシャッシャッと交差する“アリシャッフル”なんか真似たりしたな~。

さて、そんな訳で一応ボクシング経験者の俺はやっぱりボクシングシーンがあったりボクシングをテーマにしている作品に関しては、かなり“技術的”な部分も評価の基準にしてしまうというなんとも偉そうなヤツなんですが、今までブラックムービーでも数々の俳優がボクシングシーンを演じてきた中、“いい感じ”と思えたのは、正直“STREETS OF GOLD”で見せたWesley Snipesぐらいなもの…これ前にも言いましたよね。

さて、今回紹介する作品は、タイトルから俺の興味をなんとも掻き立ててくれるCuba Gooding Jr.の最新作、『Shadowboxer』です。

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ガキの頃、サイレンサー付きの銃を手にしてから、殺し屋になる運命だったミッキー(Cuba Gooding Jr.)。義理の母親であり相方の末期ガンを患うローズ(Helen Mirren)と共に依頼された殺しをこなしていく。ある日任務を遂行すべく忍び込んだ屋敷、次々と冷酷に銃の引き金を引くミッキー、しかしある部屋で怯える妊婦ビッキー(Vanessa Ferlito)を発見したローズは殺しをためらう…妊婦はあまりの恐怖に破水、ローズはその場で出産を手助けし、反対するミッキーをよそに2人を屋敷から連れ出す…。

なんとも静かで、美しく、残酷な映画だった。全体を包むピアノやバンドネオン(アコーディオン?)といったクラシカルな音楽…豪邸の庭のシマウマ…褐色のキリスト像…高層マンションから緑に囲まれた田舎の風景…スローモーションに細分化されたカット割…ミッキーとローズ最後のラブシーン、どれもが美しく、静かにスクリーンに映し出される。それらが登場人物たちの暗い過去や連鎖する運命を悲しく物語っている様で強烈に切ない。

Helen Mirrenが流石の演技を見せてくれた。義理の母という立場でありながらミッキーとの禁断の恋に、そしてビッキーの子供をわが子の様に可愛がる不安定で悲壮感漂うローズを堂々たる存在感で演じきっている。男にMo'Niqueがキスした後を指で拭ってからキスしなおすなんぞ、いちいちツボに引っかかってくるような細かなポイントをサラリと突いてきてくれるところなんぞお見事。

それからビッキーを演じたVanessa Ferlitoなんだけど、前半はとってもAngelina Jolie風味タップリなんだが、中盤以降はガラリと変わり、ハリポタのEmma Watson味タップリなんだわ(笑)…俺だけかなそう感じたのは?(笑)

Cuba Gooding Jr.は恐らくこんなにセリフが少ない作品は初めてだったんじゃないかと思うくらい寡黙で無口で冷酷な殺し屋を素晴らしい演技で魅せてくれた。そういやこの作品の演技でBlack Movie Awardにノミネートされてたよね。

結果的にボクシングとはほぼ関係無いストーリーなんだけど、唯一、どうしても“俺的目線”で違和感があったのが、劇中何度も映し出される彼のシャドーボクシング。これは素人だよ(笑)

こんな事を言うと随分と年くってる様でイヤなんだけど、若い世代に受け入れられる作品ではないと思ったね。感動や喜びを、ハッピーエンドや強烈なミラクルなどに求めるだけではなく、絶望や哀愁、静寂や悲壮に見出す事も映画を更に楽しむ“術”じゃないかな。



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『GLADIATOR(邦題 ファイティングキッズ/友情への10カウント)』だよ!
初めて“意識”しながら見た海外のボクシングタイトルマッチは、シュガーレイレナードvsマービンハグラーの試合だったと思う。それまで空手一辺倒だった俺が、実際に自分がボクシングジムに通う事になるきっかけにもなったWOWOWへの加入は、我が家の狭いリビングを、毎週の様にベガスの特別リングサイドへ招待してくれました。お陰で俺のボクシングビデオコレクションはシャレになんない本数になり、現在DVDへのダウンサイジング作業も随分と時間がかかっているにもかかわらず、今だクランクアップの見通しが付かない状態な訳(笑)。

もちろん、ココでも何度か言ってきましたが、“ボクシング素人の役者がボクサーを演じる”ってのは“赤井英和が“どついたるねん”に出演する”のとは訳が違う訳ですよ。つまり役者が映画製作の為に短期間で身につけた様な“にわか仕込みのボクシング”をスクリーンで自信満々に見せられても、こちとらウルトラ不愉快になっちまうんですぁ!…偉そうだけどホントそうなんだよ、めちゃんこガックリするんだわ!

ってな感じで今回もそのボクシングをテーマにした作品『GLADIATOR(邦題 ファイティングキッズ/友情への10カウント)』をご紹介しちゃおうってな事なんだけど、はたして主演のホワイトホープ(笑)James Marshallと、共演のCuba Gooding Jr.の腕はいかがなものか?…。しかし紛らわしい原題だよな(笑)

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物語のスタートはシカゴ。ここへ引っ越してきたトミー(James Marshall)は、のっけからクラスメイトのアフロアメリカン、リロイ(T.E. Russell)達に、新入りでしかも白人であるが故にチクリチクリと嫌がらせを受ける。悪い事は続くもんで、親父がこしらえた借金で取立て屋までやって来るという最悪の日々。さらにリロイ達が彼を付け狙い、バイト先で一触即発…そこで闇ボクシングのプロモーターであるパピー・ジャック(Robert Loggia)に目を付けられ、試合に出る事になる…

結論から言おう!…ボクシング映画としてはショボショボだと思う…(笑)。もちょっと言っていい?…酷い!(笑)。あと一言言っていい?…不愉快なくらいだっつ~に!(大笑)。ってかさ~“振り付けボクシング”じゃないんだからさ~、もちょっとなんとかならんかったんかい!ってな感じなんだわさ!思わずジョー山中の「ジョー・アイリメンバー」が俺の中で何処からともなくこだましてきたもんだ…大音量で…。そしてその直後、ジョー小泉が「タイソンはタイソン(たいそう)元気がなかった…」といった林屋ペーも思わずショッキングピンクを止めてぐんじょう色の上下を身にまとうかのようなダジャレを繰る出す姿も脳裏に…。嗚呼、ジャックジョンソンもあの世できっと苦虫噛み潰した様な顔しとるわい!

え?んじゃお前がやって見ろって?……嫌じゃっ!(笑)

ただ!救い様がないのはボクシングだけで、映画として見た場合、決して退屈な作品ではない事はハッキシと言っておきますけどね。Robert LoggiaやBrian Dennehyといった灰汁の強いベテランや、闇ボクシングの会場で、ボクサー達のセコンドに付く世話役の老人にOssie Davisが出演してたりと、ヘッポコボクシングシーンをコレでもかと言うくらいのキャストでカバーしてるんだわ(笑)!

そういや…Cuba Gooding Jr.の話全然してねぇなぁ(笑)。彼はアフロアメリカンでありながら、リロイ達とツルむ事なく、闇ボクシングのボクサーとして徐々にトミーと近い存在になっていくという役どころなんですが、アフロアメリカン特有のキビキビした俊敏な動きは流石だなと思う部分もあるけど、これまたボクシングに関してはトーシローに毛が生えた様な粋を脱していないといいますか。そういえば彼の最新作も『Shadowboxer』なんつったりするんだけどね(笑)。ただ!体のしまり具合ったらそりゃ見事!最近メッキリちょっとしたテーマパーク化してる俺の腹部とは比較にならないくらい素晴らしいよ!

あ~、カマチョのフンドシになりて~!



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『Sprung(邦題 スプラング/お前にゾッコン)』だよ!
人生で最初のデートって覚えてます?

俺は思い出したくないくらい覚えてます。そう、その頃は凄くツッパってたといいますか、世間を斜め23度位で見てたボクちゃんは、ある下級生に映画の前売り券を渡されるというヨネスケもビックリの強引デートに誘われた訳。しかも彼女は何処で俺の趣味嗜好をリサーチしたのか、普通デートといえば恋愛モノやコメディをチョイスしそうなものを、『西太后』を選んできやがった…「やられたぜ!大将!」俺は心の中でそうつぶやき、メンズビギのパンツにコムデギャルソンのシャツに片からメンズビギのトレーナーをTV局のプロデューサーのごとくかけるといった、今なら反射的にペチペチペチッと猛ビンタを食らわせるような“はいからさんが通る”スタイルで出かけた訳。

え?どうだったか?話したくも無い…とりあえず映画が終わって食事を試みたが、緊張のあまり一言も言葉を発さない彼女の空気に耐え切れなくなった俺は、「あ、俺そろそろ空手の道場いかなきゃ!」と日曜の昼下がり、んな訳ぁね~だろチックな大嘘をぶっこいて猿の惑星から脱出したのだった…。

ホセにやられた後のカーロスリベラみたいな状態になってしまった俺は、帰りにホットドックプレスを買って、バスの中で笑いながら号泣した…青春まるかじりっ!

ってな感じで今回ご紹介する作品は、“超”有名どころが出演してなくても、結構笑えるラブコメディ『Sprung(邦題 スプラング/お前にゾッコン)』だっよ~ん!

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エロ根性丸出しであるパーティーに繰り出したクライド(Joe Torry)とモンテル(Rusty Cundieff)。セクシーな女性たちがウヨウヨ状態で鼻の下が伸びきっていたが、その中でも特にエロティカルパレードポイントが高いアディナ(Paula Jai Parker)とブランディ(Tisha Campbell)にターゲットをロックオン!クライドは得意の成金攻撃でアディナを落とし、早速ベッドイン・ストレンジャーザンパラダイス!一方モンテルとブランディはドライブに出かけるが、イマイチ打ち解けないままの“ときめかないトゥナイト”を過ごしていた…。なんやかんやで結局仲良くなって結婚にまで至る2人だったが、それにムカついたクライド&アディナの“黒いシド&ナンシーコンビ”が、様々な妨害を仕掛けるのであった!

真っ赤なスーツにドレッドヘアー…MCハマーさえ着ないようなサテンスーツ…今見ればこっ恥ずかしくなる事請け合いの80年代ファッションのオンパレードに、おっちゃん思わず裸同然でアフリカから船に乗せられたクンタキンテの気持になり少し泣いた…。っていうかね、同じ年に製作されたJamie Foxxの『BOOTY CALL』とテイストはうり二つなんだわ。
ただ!出演者のハジケっぷりや、随所に小型爆弾のごとく仕掛けられているギャグなんてもんは断然コッチの方が一枚も二枚も前頭四枚目も上でR!例えば…パーティーに来てる野郎共が、エロエロ男性目線で女達を見ると皆“エロランジェリー“姿で悩ましげに躍っている姿に見えるし、悶々女性目線で男達を見れば、スカウター越しなんじゃないかってくらいその男の“戦闘能力データ”が映し出されたり、単なる下心丸出しの男は“ドーベルマンやボクサー犬”そのものに見える…みたいな!警察で犯人の“面通し”の時は皆パンツ一丁、しかもそれぞれが大笑いのコミカルパンツを見せてくれたりと、下品なシモネタも満載!

監督・脚本・主演とはりきり過ぎなくらい張り切ってるのがRusty Cundieff。
ただ!張り切りすぎて存在感まるで無し!(笑)。ってか基本的にこんだけギャグ要素が強い作品の片方でマジな恋愛を描こうったって、ブレイクダンスのバトルに1人盆踊りで挑戦する様なもんだっちゅうの!(笑)

ヒロインのTisha CampbellはSpike Leeの『『SCHOOL DAZE』』でド派手な金髪被って歌ってた彼女。随分と大人っぽくなっちゃってイイ感じになってんだわ!
ただ!やっぱ俺はそこら辺がかなりのマニアッカーな訳で、断然Paula Jai Parkerのリロ&ステッチ顔負けの噛み付かれそうな口に萌え~なんだわさ!そうそう、Cubeの『Friday』で彼女見た時から俺はもう!(笑)。最近では彼女、『HUSTLE & FLOW』なんかでもいい味だしてたけど、この作品ではそりゃ~もうぶっ壊れた時計じかけのオレンジよろしく、様々な衣装やズラを身にまとい見事な“黒子撫子七変化”っぷりを見せてくれてるんだよ!ん~最高っ!

あ、それからアディナの親父役で猟銃持ったClarence Williams Ⅲが出てきた時と、刑事役で割りとマジメなJohn Witherspoonが登場した時は笑ったな~!



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『KEPT(覗き窓 シークレット・ゲーム)』だよ!
いやいやいや、いきなりですけど“目”をやられました…なんか右目が痛ぇ~な~と思って、眼科に行ったんですが、いきなり先生に

「ゲッ!酷っ!」と言われる始末(笑)。元々慢性的に結膜炎の気がある俺ですが、今回は酷いらしくて“ものもらい”も併発してるという事…見た目には全く何にも変わらないというのにね。

強烈な成分配合らしい目薬を2種類、毎日4回ずつ点眼するハメになっちゃいましたよ(笑)。いっその事、看護士さんに点眼してもらってる時、吉田栄作ばりに「キター!」とか叫んで求愛しようかなと思ったんだけど、いかんせんその看護士さんが渥美清を中途半端なポニーテールにしたみたいのフーテンちゃんだったので思いとどまった次第です。

ま、だからといって俺の目が安まる暇などありゃせんのですけどね(笑)

さて、POSSEのみんなには何故かあまり気に入られてないのがICE-T!(笑)。そりゃたしかにパツキンボインなカミさんいたりと訳わかんないトコ多い人ですけどね、こんだけ多くのメジャー⇔B級作品に、チョイ⇔主役として出演し、そのたびに強烈なインパクトを見る物の右脳に叩き込む“ラッパー”はこの人意外に誰がいますか!え?CUBE?本数が違う!え?クリスロック?彼はラッパーじゃねえよ!(笑)。

という事で今回はそんな帝王ICE-Tが挑む新境地“エロエロサスペンス”作品『KEPT(覗き窓 シークレット・ゲーム)』ですますダス!

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建築学を専攻する学生Kyle Griffin (Christian Oliver)は金に困っていたが、運よくある建築会社に誘われることになった。しかし、経営者であるランス(Art Hindle)の妻であるバーバラ(Michelle von Flotow)は、彼を誘惑し関係を持ってしまう。なんとその様子は部屋の隠し窓に設置されたビデオで映し出され、妻の禁断の常時を見てランスは興奮するのだった!(変態)。ある殺人事件を追っている刑事ジャック(ICE-T)とリズ(Yvette Nipar)は、被害者が勤めていたという事でランスに接近する。その被害者がバーバラと関係を持っていた事も既に彼らは突き止めていた…

まず言おう…この作品、ICE-Tは完全なる“脇役”である!(大笑)。っていうかね、この作品の製作総指揮を担当してるのがAlan B. Bursteenって人なんだけど、この人恐らくICE-T大好き症候群なんだよ、というのもこの作品だけでなく、ココでも紹介『FINAL VOYAGE』、『AIR RAGE』とか、他にも『SPACE STATION』などなど、ICE-Tを起用して作品を作ってるんですよ。そう、彼は“B級映画界の“Jerry Bruckheimer”なんだよ!……

ハイ、言いす過ぎた~!ハイ、調子コキ過ぎ~!ハイ、POSSEどん引き~!

肝心な内容の方なんだけど、イヤらしさで言えば『氷の微笑』どころではない…ただサスペンスとしての出来で言えば『氷の微笑』ほどではない(笑)。ってかホントに『氷の微笑』テイストが至る所に散りばめられてるからどうしても比較しちゃってるんだよね~。もちろんやたらとヤらし~いシーンも多いし、Michelle von Flotowの裸体もSharon Stoneと並ぶ美しさなんだけど…

狙っても出せるもんじゃないのがこの“B級臭”ってヤツだよな(笑)

あ、ICE-T?いいじゃんそんな事、次に又オモロイ作品紹介すっからさ!

それよっか、Michelle von Flotowの裸体楽しむ映画だと思うよウンウン(大笑)

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『RIDE OR DIE』だよ!
カウントダウンTVをごらんの皆様、こんばんは、ニャンギラスです

いや~、しかしビツクリしましたよね~Mr.マリックの娘!(笑)

んなこたおいといて、いや~やってしまいましたよ。こないだ『父親たちの星条旗』を見に行った時、ふと次回上映予定のポスターを眺めていると、ペンギンを主人公にしたCGアニメ『ハッピーフィート』なる作品を発見!……か、かっわいいいいいいいい~!…きっとこのペンギン達がチキンリトルよろしく勇気元気のん気で困難に立ち向かっていくんだ!なんて妄想ラプソティーを奏で始めた俺は、見る見るうちに涙腺がバックファイアー…

不覚にもポスターを眺めるだけで泣いてしまうという伸介&徳光もまっ青のちょっとしたアメリカンドリームを体現した直後、ジョンレノンがNYシティマラソンを完走する前にチーズバーガー12個喰った様なイマジン野郎と、どっかの服飾専門学校の卒業記念ショーに出てくるような服着てる、マイクタイソンを無理矢理女装させた様な女が、俺の眼前でフレンチキスを3度繰り広げる地獄絵図を目の当たりにし、思わず“東京エロリーランドのエロティカルパレード”に参加したくなった俺でした…(笑)

はい、お約束の全く趣旨にそぐわないトークも一通り終わったところで…“男と女の名コンビ”ってのは映画の世界でも数多く存在しますよね。ってか中には“迷コンビ”ってのもあったりしますけど(笑)。今回ご紹介する作品でもそんな“名(迷)コンビ”が活躍するんですけど…みんな知ってっかな?『RIDE OR DIE』!Qちゃん萌え萌えランキングの上位ランカーでもある“美微蚊・狐”姉御がハリキってまっせ~!

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独自の捜査で様々な事件を解決し、警察にも頼りにされる程の私立探偵コンラッド(Duane Martin)。そんな彼の幼馴染で今や飛ぶ鳥を落とす勢いのラッパーであるベンジャミンは必要にレーベルの移籍話を迫られ、ある晩殺害されてしまった。状況から見て自殺と断定されたベンジャミンの死に何かのトラブルを感じたラッドは、彼の葬儀で妻ヴィーナス(Meagan Good)やレーベルオーナー(Michael Taliferro)の話を聞き、相棒の“秘密兵器エンジニア”である(Vivica A. Fox)と共に操作を開始する…。

LL Cool J主演の恋愛コメディ『DELIVER US FROM EVA』や『SCREAM 2』などに出演していたDuane Martinが、自ら製作・脚本・主演を勤めた意欲作。2003年の作品なんだけど今ではすっかり“KILL BILLのVivica A. Foxが…”みたいな宣伝文句付けられてる始末(笑)。つまり主役のDuane Martinが一般ユーザーに対してイマイチ認知度が低いから“しょうがないっちゃあない”んだけど…。ま、その分、実際ビビカの姉御はこの映画でスゲエいい味出してるよ!日本の作品で例えるならば…『あぶない刑事』でいう“木の実ナナ”のポジションかな(大笑)

しかしブラックムービーに限らず“日本版“ってのはレンタルの回転率を上げる為、一番のインパクトになる“パッケージ命”みたいな所が強くてさ、しかも再販なんかの場合は明らかに“主役変わったの?仕様”で出てきたり…おいおいって感じだよね。

でも、恐らくそれまで主役を張った事が無いDuane Martinレベルの俳優には、巨額な製作資金なんかも用意されてなかったと思う。そんな中、自分で“書いて”、自分で“作って”、自分で“演じて”この作品作ったんだから…え、偉いよな、偉い!(笑)

チャイニーズマフィアなども登場する為、 “カンフーアクション”などテンコ盛!カーチェイスや2丁拳銃をバンバン撃ったりという探偵モノの“お約束”シーンも満載!タッチとしては丁度同じ“探偵モノ”Keenen Ivory WayansgとJada Pinkettコンビの『A LOW DOWN DIRTY SHAME』によく似てるかな。相棒がいい女でさ、そのいい女が強烈な個性を発してる…ってか同じじゃん(笑)。

先にも言ったけど“しょうがないっちゃあしょうがない”ってな感じの、どこにでもあるようなB級アクションなんだけど、テンポよく痛快なアクションを見せてくれてて、十分満足いく作品ですよ!

あくまで俺的にはだけど(笑)



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『WAIST DEEP』だよ!
いや~、シャバでは3連休が終わって、今朝は皆きっと冬の動物園のウォンバットみたいな顔して新たな1週間をおっぱじめたんでしょうな~。

…俺には連休なんかなかったっちゅうに!この失敗パーマネント!

でもさ、“疲れ”と“テンション”ってのは仕事行くときと帰る時って間逆ですよね。朝は夏の動物園で背泳ぎしてる白熊の様な顔して“EAZY-E”とか聴きながら時速15kmくらいで運転してる俺が、帰る時はカルカンを与えられた猫まっしぐら状態でTRFかTMネットワーク熱唱しながら、頭文字Dを意識したドライブをかます訳ですよ~!

でもさ、そんな楽しい仕事帰りに“とんでもない事件”に巻き込まれたら…

そんなこんなで今回ご紹介する作品なんですが、今年公開された新作…といってももちろん日本では今の所未公開の『WAIST DEEP』だっよおおおおおおん!

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舞台はLA。O2(Tyrese Gibson)は、前科者だが警備員として働いていた。ある日の仕事帰り、息子であるジュニア(Henry Hunter Hall)と車に乗っていた所を武装集団に襲われ、ジュニアが寝ている車ごと強奪されてしまう。彼は襲われる直前に彼にコンタクトを求めてきた女性ココ(Meagan Good)を一味の仲間だと思い捕まえる。ジュニアは麻薬シンジケートのボス、ミート(The Game)の一味によって拉致されていたのだった…。

俺が一番ビックリしたのは監督だよ!

この作品の監督Vondie Curtis-Hallって言っても殆どの人がピンと来ないと思う。でもね、『REDEMPTION: THE STAN TOOKIE WILLIAMS STORY(邦題 クリップス)』、『EVE'S BAYOU(邦題 プレイヤー/死の祈り)』、『GRIDLOCK'D(邦題 グリッドロック)』などなど、その他沢山の作品に“出演”してる、ほら、あのブルドッグとパグを足して3かけて、人間を割った様な俳優さんですよ!そのVondie Curtis-Hallが『クリップス』以来のメガホンを取ったのがコレなんですが…すごく良い感じなんだよ!

特にカメラワーク!(んじゃ撮影監督の力じゃん(笑))。ってかね、ちょっと辛口に言えば、アップダウンの激しい内容なんで、盛り上がるところ(激しいカーチェイスや銃撃戦)と、平坦な部分(O2とココのやり取り)のテンションの切り替えが大きいって言うかさ(笑)。ある意味途中の“ダレ”を残虐なシーン(ミートの刀捌き)などを加えることで上手い具合に調和してると思うんだ。

そういった部分が逆に“新しい!”と思える様な演出!だと俺は思う。こういった作品はきっと評価が真っ二つに別れる様な気がするけど、俺はハッキシ肯定派…といってもストーリー自体はドッチラケな感じも強いんだけど、やっぱ映像演出ってかさ、そういった斬新さは凄く伝わってくる…これは逆にストーリーが見え見えでチャチだから尚更Qちゃんレーダーが他の所に反応していたってのはあるかもね。

この作品で息子を命がけで救おうとするO2を演じてるのがTyrese Gibson。そう、同じLAを舞台にした彼の作品『BABY BOY(a.k.a もうひとつのぼーいずんざふっど)』では、なんとも親離れの出来ない幼稚な父親を演じていた彼が、今度はコレだもんよ!もちろんあの映画の延長戦と言う意味では無いが、俺の中では『BABY BOY』があったからこそ、彼自信の成長と重ね合わせたりして、余計に盛り上がったね。若干、トントン拍子に事が進んで行き過ぎなところはあったけど…ま、いいか(笑)、こういったところが俺ら“ジャンキー”だからこそ出来る“ポジティヴ比較”なんだよ!(笑)

それに、いわゆる“悪役”を演じたTHE GAMEがハンパなく怖え~んだコレが!麻薬精製工場のボスなんてさ、『NEW JACK CITY』でWesley Snipesが演じたニーノを彷彿するかもしんないけど、もっと見た目おっかなくてもっと残酷で、もっと怖いミートを迫力満点に演じてるよ!この作品で魅せた彼の存在感は、全体をキュっと絞める感じで凄く重要だと思う。

それから『Ride or Die』、『You Got Served』、『Roll Bounce』でお馴染みのMeagan Goodは、それらの作品と比べても今作が一番出番も多く(笑)、大人っぽくてい~い演技見せてくれてたな~。メタメタSEXYだったよ~!

って結局ソッチでしめちゃう俺ってシャイなあんちくしょう!ときどき“昭和の香り”ところにより“寒気”



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『TRUE CRIME』だよ!
いや~、思いたったが吉日とでも言いましょうか、昨日近くのシネコンでその日の最終上映時間に見てきましたよ、『FLAGS OF OUR FATHERS(父親たちの星条旗)』!(笑)

という事で今回はクソ長い前置きも無しに(笑)、いきなりいっちゃいましょう!『父親たちの星条旗』の監督でもあるClint Eastwoodが1999年に監督・製作を担当したクライムサスペンス『TRUE CRIME』をご紹介!

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州立刑務所で死刑執行を待つ囚人フランク(Isaiah Washington)。地元の新聞記者であるエベレット(Clint Eastwood)は、彼に最後のインタビューを行うが、の証言を聞くにつれ、エベレットの中で生まれる疑問…彼は無実だ!。たった一人で事件の真相を探り始めるエベレット、だが死刑執行までの残された時間は12時間…。

俺が最初にEastwoodの映画を見たのが小学校5年生の頃の『SUDDEN IMPACT(ダーティーハリー4)』。早いもんですね~、あれから20年以上経ってまっせ(笑)。ただ、考えてみればその後も彼の作品を見て“泣いた”という記憶はあまりない…。んなこたいいとして、『True Crime』なんですけど、この作品をココで取り上げるのも正直どうかな?と思ってしまうような気もするんですけど…。ま、その理由も含めてこの作品の個人的感想をいつものごときのたまってみたいと思います(笑)。

“俺的見方”になってしまうような意見で申し訳ないけど、この作品は犯罪者が“アフロアメリカン”であるが故に、人種差別的な意味での“濡れ衣”を着せられたという事を扱った作品では無く、“冤罪”といった大きなテーマの方を重んじてある作品なんですよ。つまり、ぶっちゃけて言うと、犯人はアフロアメリカンでなくてもストーリーとしては、もしくはこの作品の趣旨としては十分通用したんじゃないかという事。例えば被害者や検事が猛烈な白人至上主義でKKKだったとか、町全体がアフロアメリカンと白人の対立がモロに表面化してただとか、犯人が地元のギャングでドラッグを売りさばいて一儲けしてただとか、舞台がいわゆる“ディープサウス”だったりだとか…そういった人種問題的バックボーンの設定や描写がストーリーに絡んでくるというなら社会的なメッセージや問題提議に関する必然性・意味も出てくるが…薄いんだよね。あるこたあるんだけど…薄い。

もちろん俺自身がそういったアフロアメリカンのイメージが“こうでなくちゃいけない!”なんて言ってるんじゃない。それはある意味、主役級の配役と同時に、物乞いをして道行く女性に「一発ヤラせろよ!」と声をかける“アフロアメリカン”のホームレスが登場したり、結局“真犯人”もアフロアメリカンであろうという以上、その“意味”ってモンを俺らは求めるっていうかね。つまり設定されているもののアフロアメリカンでなければいけない意味は?みたいな。「あ~あ、やっぱね…」といった感じが無性に残っちゃうんですよね。

アメリカの監督の中には、アフロアメリカン以外にも人種的な問題を意欲的に扱う人達がいる。特にOliver Stoneは監督としてだけでなく、製作総指揮といった立場からも『SOUTH CENTRAL』や『ZEBRAHEAD』といった非常に興味深い作品などに携わっている。それらの作品を見ると改めてOliver Stoneの挑戦的な作風やPRIDEみたいなものを強く再認識したもんだ。俺は思うんだけど、アフロアメリカンの置かれている状況や歴史を、映画の“エッセンスの一部”として織り交ぜるのではなく、どうせやるなら徹底的に!って方が刺激を受けるし考えたり調べたりする事を触発されると思う訳。

この作品で新聞社の編集長が言ったセリフである「大衆はSEXと暴力の記事を好む」といったセリフは、映画の世界にも言える事なんじゃなかなって思う。もちろんSEXや暴力だけでなく、人種の違うキャストを置くことは、視覚的にも一番“わかりやすい”定義を投げかけてくれる。ただ、安易にそれやっちゃたり、物語の核に直接関係なかったりしちゃうと、逆にストーリー自体の深みを無くすだけでなく、色んな反発や疑問さえ生み出すようでならないんですよね。

あ、それから『FLAGS OF OUR FATHERS(父親たちの星条旗)』だけど…いろいろ本国でも物議を呼んでる様ですが、俺が見た…いや、“確認”した限りでは、“戦闘に参加していたアフロアメリカン”を見つける事は出来なかった。きっと彼らは、“甲板上で作戦を聞く”同士達ではなく、砲弾が四方から飛んでくる最悪の戦場に存在していた事実を見たかったのかも知れない。ただ、それまで“正義のアンチヒーロー”を演じ続けてきたEastwoodが、“真の英雄とは?”という自分自身への問いに対し、真正面から現時点での答えの一つを表現していた様で感慨深かい作品であった事は間違いない。

ただ…

本編終了後、『硫黄島からの手紙』の予告が流れた。それまでまるっきり冷静だったGEE-Q涙腺ダムが、たった5分弱のトレーラーでものの見事に放水を開始した事は言うまでもない。

俺が号泣するのは、やっぱこっちらしいね…。



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『Boat Trip』だよ!
紀香ゴメンよ…今夜だけは、何故か“押切もえ萌え”な俺だ…

俺はきっと彼女に「料理が上手い人が好き!」とでも言われよ~もんなら、神田川に弟子入りし、“新巻鮭四天王”の1人に数えられるほどのミスター味っ子になる為、イタリアの名門レストラン「ブガッティ」のイカ墨パスタのレシピを聞きにいくだろう…たとえ、クッキングパパからクッキングを引いたような大男に「お前の料理はまるで出店の金魚だ!」となじられようが…

俺はきっと彼女に「イリオモテヤマネコが欲しい!」と言われれば、またたびを体中にくくりつけ、意気揚々と天然記念物を探索に行くだろう…例え法を犯し地元の農民に羽交い絞めにされた挙句、地元特産の天然ナポレオンフィッシュを振舞われようとも…

俺はきっと彼女に「もう2度と、葡萄味の御菓子を食べないで」と言われれば、その日からマンゴー味と青リンゴ味の御菓子に無理矢理シフトチェンジするだろう…たとえいつも行くコンビニの店員に「あれ?今日は葡萄味じゃないんですか?」とオモシロ不思議少女な眼差しで問いかけられようが…

そう、男は女性の為なら、時には完全に我を忘れ、フルーツパーラーで「親父、いつもの“きりぼし大根!”」と注文するような暴挙に走り、時にはジャグリングをする大道芸人に向かって「よっ!中村屋!」といったとんでもナイトな元気印をアピールしてしまう悲しい生き物なのでRはRAKIMのR!

はい前置き長~い!はい映画にあんまり(全然)関係無~い!はいウザ~い…ってウザい言うな!という事で今回は『Boat Trip』!いくで~!

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愛する彼女であるフェリシア(Vivica A. Fox)に、なんとか小粋なプロポーズをしようと、一緒に熱気球に乗り込んだジェリー(Cuba Gooding Jr.)であったが、あまりの緊張となれない場所(笑)により、思わずバックファイアー…彼女をケゲロまみれにして計画はパーになってしまう。意気消沈なジェリーに、悪友であるニック(Horatio Sanz)が、「女口説くにゃ船旅がいい!」との提案を持ちかけ、2人して1週間の豪華客船バカンスに繰り出した。ところがどっこい!甲板で日光浴をしながら熱い視線をブチカマしてくるのも、リオのカーニバル顔負けのルームサービスも、バーで激しくラテンナンバーを歌うのも、み~んな男・男・男…そう、この船は“ゲイ・クルーズ”だったのねんのねん!シャレになんないって事で色んな恐怖から逃げ回ってる2人だったが、モノホンの“女性”ダンス先生は現れるわ、遭難したセクシーギャル軍団が参入するわで大騒ぎとなる…

オモロい!楽しい!キショい!(笑)

しかしま~この作品のCuba Gooding Jr.ったら、そりゃ~もう弾けまくってるで~!ノリ的に言えば『The Fighting Temptations』のダリンと、『Radio』のレディオを足して“おすぎ”をかけて“ピーコ”引いた様なテンションだよ(笑)。そんなんでJBダンスをかましたり、ゲイ・ダンスをかましたり、も~うノリノリなんだわ!

驚きなのは、なにかにつけてヒョッコリ登場してくるダンディ・ゲイのロイド訳!ど~もスパイ風味漂うな~と思ったし、ど~も高級改造車の香りもするな~と思ったら、案の定、007シリーズでおなじみのRoger Mooreが出てんでやんの!スゲ~豪華でイカしたチョイ役だと思わない?

まあ美女は沢山出てくる作品なんだけど、やっぱ主役はRoselyn Sanchezなんだろうな~。サンドラブロックをプエルトリコ風味にした様な彼女なんだけど…そういや『State Property 2』にも出てたよな~(笑)、『Rush Hour 2』にも出てたよな~(笑2)……ぬおおおおお!萌えねええええええ!(笑)。何故だ?こんなに美しいのに?こんなにSEXYなのに?…そりゃ決まってるべ!“微々蚊・瑛・狐”姉さん出てるやん!メタメタカッコええやん!GEE-Q フレイヴァやん!彼女は最初と最後だけしか出てこないけど、愛も変わらず妖艶な魅力をプンプン by佐藤玉緒見せてくれていますよ~!ま、Roselyn Sanchezに関しては、唯一彼女がバナナを悩ま~しげに舌で嘗め回すシーンだけは、思わず俺もCuba Gooding Jr.同様、トイレに駆け込みたくなったもんだ(笑)

そうそう、最後の結婚式のシーンなんだけど、ど~も“探偵チック”な雰囲気がしてきたな~と思ったら!ど~も“あいざっくへいず臭”が漂ってきたな~と思ったら!ど~も“イエローキャブ乗車拒否”っぽい感じがするな~と思ったら…参列者の中にやっぱいましたいました!大御所Richard Roundtreeが!微々蚊姉やんの親父役で!

ホント、チョイチョイ驚かせてくれる、メタメタ楽しい映画でした!



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『THA EASTSIDAZ』だよ!
今でこそタワレコやHMVなんて大手CDショプが何処にでもある時代になってるけど、その昔は輸入版なんてそう簡単に聴けなかった。特にレンタルの規制が厳しくなって、リリース後直ぐに聴けなくなって俺らは随分苦労したもんです。

そんなCD氷河期にもかかわらず、輸入CDを威風堂々とレンタルするという違法行為をブチかましていた店舗が、俺の街に1件存在した。俺達はまるでペティグリーチャムに群がるチャウチャウ犬の様にその店に入り浸っていたんだけど…

その店のバイトの兄ちゃんを俺達はひそかに“けんぞう”と呼んでいた。というのもパール兄弟のさえきけんぞうテイストバリバリだったんだよね(笑)。んなこたいいとして、そのけんぞうは毎度俺らになんともカメレオンアーミーな小話を振ってくるんですよ。例えば…

「この“BLACK MOON”って奴ら、いいっすよ~!ICE CUBEの“弟達”って感じで!」とか

「出ました!このSnoop Doggのソロ、恐らく矢沢永吉と“野坂昭如”と同じくらいの伝説になりますことうけあい!」

といったバックドロップトークを繰り出しては、友達になりたいであろう俺らのコールドマウンテン視線を浴びるハメになっていたのだった!

1992年にリリースされたHIPHOPクラシック中のクラシック、Dr.Dreの1st“The Chronic”は皆さんもよく聴かれた事だと思います。ピ~ピリピ~ロ~ってな感じのいわゆる“G-Funk”の魁となった今作は、その後のDreの活躍に大きく弾みをつけた作品でしたね。

その“The Chronic”で、つかみどころの無い怪しげなフロウをかましてたのがSnoop Doggでした。すぐさまリリースされたソロ名義の“Doggy Style”は、G-Funk全盛の当時一気に爆発的HITを飛ばしたのは語存知のとおり。ま、その後彼はDreから離れて、何故か南のNo LimitでMaster P兵家になったんですけど…活躍は相変わらずです。

今回ご紹介する作品は、そんなSnoop Doggが自らの仲間達を率いて製作総指揮して創り上げた『THA EASTSIDAZ』です。ま、正確に言えば劇場公開作でなく、オリジナルビデオムービーかな?

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舞台はLAのロングビーチ。地元のギャング“Eastsidaz”のヘッドであるポップ(Snoop Dogg)は、いい加減そういった生活から足を洗うために最後の大取引を試みる。しかし同じギャングであるスナップ(Goldie Loc)とクラックル(Tray Deee)は密売人を殺害し、現場にポップ達を呼び寄せ、罪をきせる。収監されたポップだったが、復讐に燃えた彼は、脱獄計画を企て、ある晩実行に移した…

LAが舞台、しかもバリバリのG色丸出しの連中がこんだけ出演と来れば、当然のごとく“麻薬取引・銃・殺人・刑務所”といったキーワードがズラリと並んだってな感じの内容になるんだろうな~って予想が当たり前の様に頭に浮かぶ筈なんですけど…

ん~、(笑)……ショ、ショボい(笑)

もちろん上に挙げたキーワードは存在するんですけど、なんつ~か、結局Eastsidazのショウケース的な作品といいますか、突っ込み所満載といいますか、正直な話よほどのLA・Snoopファンでないと興奮できないんじゃないかと思います。

実際キャストだけ見ればそりゃ豪華絢爛。だってWarren GやXzibitが、ほんの“チョイ役”で出演してたりするんだけど、とにかく作りがチャチいというか、ハラハラドキドキ感は無いんですよね。もっと言ってしまえば…かな~りチープなんです色んな意味で(笑)

SNOOP自身、一度殺人容疑をかけられた身であり、元々はモノホンのギャング出身。もっとREALなストーリーを構想出来る筈なんだけど、予算や時間の都合なのか、はたまたこれが最高なのか、「え~!」的な要素が随所に見られるんですよね。特に刑務所を脱走する手口がま~ショボいったらありゃしません!(笑)。コレ見た後『プリズンブレイク』なんか見れば、きっと大粒の涙が零れ落ちる筈だもんよ!そのくらい“なんでやねん!”ってな感じで、いとも“簡単”に脱獄出来ちゃったりするんだよ(笑)

この作品を見て、デイモン・ダッシュの『STATE PROPERTY』を思い出した。Eastsidazが西なら、丁度東はSTATE PROPERTYみたいな感じかなと。アーティストが映像に興味を持ったりするのも当然の事だろうし、又、新しい動きと連動して映画を作るってのも理解できる。ただ、この2作品ともに共通して言える事は“作品”としてある程度のレベルには至っていない様な気がして。ま、実際劇場未公開なので映画といえるかどうかは別としてもさ、んじゃクオリティの高いPVを作るような感じが欲しかったのかなと。

ただ『STATE PROPERTY』はデイモンダッシュが自ら「カルトクラシック!」と呼ぶだけに、随所に“工夫”や“遊び”が感じられた分だけ俺は楽しめたんだけどね~。



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『RUDE BOY: THE JAMAICAN DON』だよ!
皆さんレゲエ好きですか?よく聴きますか?ルーツロック・ラバーズロック・ダンスホール・ラガマフィンと様々な形態に分かれるレゲエ、やっぱり勝手な先入観で言うと“夏”のイメージがある音楽ですが、ボキの地元では1年通してレゲエのイベントやってるし、とっても盛り上がってるんですよ…しかし…

すいません、正直言いますけど、俺はホントにレゲエに弱いんですよ~、いや、苦手っていう意味じゃなくてイマイチ…いやイマニ、イマサンくらい詳しくないから偉そうな事言えないんです(笑)。精通して無いんです!(笑)、甘ちゃんなんです!(大笑)。なので何時もよりおとなしめにレビューを展開して行こうと思っている“マジカルセンチメンタルなGEE-Qちゃん”です。

さて、今回ご紹介する作品は、そんなレゲエ色バリバリ!ジャマイカンテイスト満載のラスタギャングムービー『RUDE BOY: THE JAMAICAN DON』です!もう随分前からレンタルでも並んでるんで、目にされた方も多いと思いますが、日本版はジャケットからラスタカラーがド~ンみたいな(笑)、レゲエ色が前面に打ち出されてる作品なので、70年代のジャマイカ映画『ROCKERS』をすぐに思い出したんだけど、実際この作品はジャマイカが舞台であるにもかかわらず、テイストはギャングスタムービーそのもの!って感じに仕上がってます。まあ、結局ジャマイカが舞台となるのは前半で、あとはLAなんですけどね(笑)

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アメリカでの成功を夢見るレゲエDJのジュリアスは、麻薬密売の手助けをする引き換えに入国ビザを手にする事になる。そしてLAに渡ったジュリアスはレストランでの職を手にするが金銭面や上司の態度などのが我慢できず、結局麻薬の繋がりで売人のビックスの所で働くことになる。一方で麻薬を取り巻く仕事を続け、一方では夢であったミュージシャとしてのキャリアも確実にUPしていくジュリアス。そんな中で、シャネットという女性と知り合うことで、悪の道から足をあらおうと考えるジュリアスだったが…。

という内容でも解かる様に、特別斬新な内容でもなんでもない“よくあるギャングスタムービー”ではあるんだけど、やはりそこはジャマイカンテイストがMIXされる事で一味も二味も“クセ”が感じられる内容になっていると思います。

まず出演者が豪華!
・ビーニー・マン……俺は『BACK TO BASICS』は聴いてます…(汗)
・ニンジャ・マン……ダンガーガン!彼は俺も好きで7"EP結構持ってるよ!…(汗)
・エレファントマン……説明不要!『GOOD TO GO』はそりゃ~聴いたね~!…(汗)
・シズラ~……すいません…未聴です…(涙)

で、でもでも、HIPHOP勢からもSNOOP出てるしよ!(必死)

とにかく彼らのゴリゴリの音楽にのって繰り広げられるガンアクションは、ちょっと非常識な言い方になるかもしれないけど、そりゃ迫力満点で見てて飽きないよ!

残念なのは俺がもっとレゲエに精通しててさ、アーティスト情報もバッチシでさ、フェスとかでもガンガンに腰振れてさ、高速に腰を回転させるようなダンスを、セクシーギャルと踊れてさ、そんなラスタマンだったらもっともっとこの作品楽しめたんだろうな~なんて思うのであった。

そういや高校時代に、全くクラスも違えば友達でもないのに、俺らの間で“ラスター”と呼ばれていた男がいた。彼は別にレゲエが好きでもドレッドヘアーでもなんでもないのに、何故ラスタをもじった“ラスター”などと呼ばれていたのか?それは…どんなに先生に注意されようが、女生徒達に、あまりの暑さに背泳ぎしている白熊を見るような目で見られようが、奴は高校在学中俺が知る限り一日も欠かさず、ラスタカラーのニット帽を被り続けて登校していたからだ。しかも“色”ではなく“ニット帽”に異様な執着心があり、一度俺らが彼のニット帽を隠したところ、休み時間になると吉本ばななを愛読するようなラスターが豹変し、号泣しながら女男かまわずバッシバシ頭を叩いて走り回っていた…。彼は今何をしてんだろう…って映画全く関係ね~じゃんよ!

彼の愛用ウォークマンをこっそり聴いてみたが、聴こえてきたのはレゲエどころか、“MAX a.k..aスーパーモンキーズ”でした。ちゃんちゃん!

どうもすばびせん!もっと勉強します!(笑)



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『Eddie Griffin - Dysfunktional Family』だよ!
日本ではイマイチ耳慣れない言葉である“スタンダップ・コメディ”。アメリカでは数多くのスタンダップコメディアンが存在し、TVで、映画で、そして舞台で観客の大爆笑の渦に巻き込んでいますよね。

ま、日本で言えば最近では“綾小路きみまろ”なんかが最前線にいるんではないでしょうか(笑)

そのスタンダップコメディアンの存在やオモシロさを紹介した作品と言えば、日本でも劇場未公開ながらもWOWOWでの放映やレンタルで目にされた方も多いと思うSpike Lee監督の『THE ORIGINAL KINGS OF COMEDY』が記憶に新しいですね。Steve Harvey、Cedric the Entertainer、Bernie Mac、D.L. Hughleyといった、ココでも紹介してきた作品にも数多く出演しているベテランコメディアンのライブツアーをドキュメントタッチで綴った作品でした。そりゃ~もう腹抱えて笑ったもんさ。

ただ、そういった日本でもメジャーな存在はごく一部でしょ?実際アメリカでは超がつく程の人気者でも日本では全く名前が知られてなかったりするのも珍しくない状態。という事で、今後ココでもそういったスタンダップコメディアンの“本業”である作品をチョコチョコと紹介していこうと思うわけでR!

今回スポットを当てる人物は、Eddie Griffin。まぁ、彼は比較的日本でも見る事が出来る作品にもちょいちょい出演してますよね。例えばデンゼル・ワシントン主演の『ジョンQ』や、最近では『最‘狂’絶叫計画 』、ピンで一番有名なのはやっぱ『アンダーカバーブラザー』なんてのもありましたよね。今回ご紹介するのは彼の家族や地元といったプライベートな部分と、そしてライブを中心に構成された作品『Eddie Griffin - Dysfunktional Family』です!

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簡単に彼のプロフィールを…1968年7月15日、カンサスシティ生まれ、映画デビューは…これ間違ってたらスイマセンが俺が知ってる限りではココでも以前紹介したRobert Townsendの『The Five Heartbeats』だと思います…多分(笑)。んでもって日本で最初に彼が見れた作品は、ビデオでの発売になったこれまたココで紹介し、これまたRobert Townsend監督の『THE METEOR MAN』なんですね~。

地元のジュニアハイスクールの体育館で華麗なダンスをチョイ見せてくれたり(メッチャ上手いで)、殆どの生徒が白人だったんだな~と解かる当時の写真、

ちなみにこの作品のサントラの方が結構凄くてさ、DEATH ROWがショグの釈放後に新生"THA ROW"として生まれ変わった仕事始め的な感じで豪華絢爛のラインアップになってます。コラプト、ジェイZ、ジュヴィナイル、アシャンティ、ミッシェルレ(!)なんて、映画関係なく聴きたくなるでしょ?でも映画の何処に流れてんだみたいな(笑)、サントラなんて名ばかりみたいな!(笑)

最後にはピアノの弾き語りまで見せてくれたかと思いきや、いきなりステージのカーテンに登りはじめやがった!いやはや、なんともプロだね~と思う作品でやんした!

ただ、冒頭でも言った様に、アメリカでは沢山のオモシロスタンダップコメディアンが存在するというのに、俺自身この分野にはイマイチ“弱い”んです。彼らのステージを収録した作品も、これまた当然の如く多数存在する…なら何故“映画”に関しては片っ端に攻めてる俺が、こっちには消極的なのか…答えは簡単!“語学力が乏しい”からですよ!(笑)。

俺は事あるごとに「デーブスペクターはスゲエ!だって“外国語”でダジャレやギャグをかませるんだもんよ!」と言ってきた。そう、コメディってのはやっぱ、ニュアンスやボディランゲージはもちろん、どうしても“言葉や話”なんですよね。でもね、そいじゃヤバイわなって事で意識改革!“よく解からない”からそのままにするのではなく、“よく解からないからこそ攻める”って方向にシフトチェンジした訳だ!(笑)

ココでもこれからもっとステージコメディを取り上げていくと思うけど、恐らく話の内容としてのオモロさなどは上手い事伝えれないだろうと思う…ただ…見ろ!見てくれ!(大笑)



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『JUST ANOTHER STORY』だよ!
以前俺がまだ学生だった頃の実話。

地元の繁華街で信号待ちをしている時、「YO!わっつぁっぷ!ぶらだ~!」と馴れ馴れしくも明らかに間違った声のかけ方をしてきた男がいた。いったいどんなはみだしチャンピオンかと思い、少々鷹の目で振り返ってみると、そんなもんココでは必用ねぇよという様な自転車用ヘルメットを被ったガタイのデカいチャリンコライダーだった。推定身長約190cm、アメリカ人(白人)だった。彼は俺のナリを確認するなり「アイスキューブ!ボクダイスキ!イッショニウタワナイ?」といきなりのチークタイムトークをかましてきたんで、俺は正直に「嘘コケ!ど~せブルーススプリングスティーンとかを神とか思ってんだろ?」と言い放ったが、彼は目をパチクリさせつつも「エイゴトカミサマニキョウミナイデスカ?タダデオシエテルヨ!」と続けた…。

その後何度も俺は同じ場所で彼を見かけ、俺の様な格好をしているヤツめがけて同じプロポーズ大作戦を繰り広げていた。どうやらミッション系の学生で、結局そっち方面(宗教)の勧誘に持っていくらしい…。

俺は、彼に「英語?既にペラペラだよ!神?俺の神様はブルース・リーだけだよ!」とスパイシーな大嘘をこき、その時ポケットに入っていたNWAをはじめLAアーティストのMIXテープを渡し、「ホントに好きならコレ今度大声で歌ってくれ。そんでよ、もっとマシな誘い方するか、もっとバカに声かけろよ!」と怒鳴った。

俺は妙に悔しかったし腹が立った。まず何故一見してHIPHOPに興味があるであろうと解かる人間に声をかけるのか?そして何故HIPHOPをダシにして誘うのか?所詮日本人がHIPHOPに対する熱意や愛情と言うものは、見た目では“流行物好き”的な感覚に取られているのか…

人種間でHIPHOPに対する価値観や熱意には、予想以上の大きなズレ・溝がある事は色んな場面で痛感する事があるが、今回ご紹介する作品もそういった背景を取り上げた作品…ん~おそらくみんな知らね~だろうな~度168%の微妙中の微妙な作品、ココで紹介すべきかスルーするべきかすら悩んだ『JUST ANOTHER STORY』です。

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結局紹介するに踏み切った理由は、主演・監督が“GQ”だから(笑)。あ、断っておくけど決して彼を好きな訳ではなく、もちろん俺のGEE-Q EIJIという名に全く関係なある訳もなく、むしろどっちかっていうとキラ…んなこたいいか(笑)

ニューヨークのダウンタウンでラッパーとしての成功を目指すスティクス(GQ)は、バイトをしながら仲間達と楽しく過ごしていた。。ある時、ゲイのプロデューサーから彼に仕事の依頼が来るが、あまりにも彼が目指している方向性と違っていた。しかし、表舞台への憧れや高額なギャラを手にするチャンスでもある為、彼は悩む。そんな彼と仲間達は、昔たき火を一晩中やっていた場所を久しぶりに訪れ、それぞれの夢を語り、一夜を明かす…

『DRUMLINE』にも出演してた経歴もある、脚本・プロデュース・おまけにラッパーとしての顔まで持っている“GQ”が監督というだけあり、自分のRAPをこれでもかというくらい作品中に盛り込んでいるが…ま、好きずきはあるにしても俺にしてはチープなPVを見ている様で、正直“ウザい”くらいだったかな(笑)。それは決して“白人のRAPだから”といった差別的理由ではなく、一言“好きになれない音”なんだよ(笑)。現に俺は今でもBEASTIE BOYSや3RD BASSが大好きだもん(ところが何故かエミネムだけはスルーしてるが…)。でも実際ここ日本でGQというアーティストがお世辞にもRespectされている対象でなかったり、もっと言えば結構なセールスをあげているどころか、ろくに耳にもされない存在なのもよく解かるというか(笑)。結局これだけの情報量の中、一部分では“利き耳”を養い、様々な国のHIPHOPの中でも“良質”な音をどんどん受け入れる者もいれば、一部分では“アフロアメリカン意外HIPHOPとは呼べない”といった完全にメディアに捜査された様な偏ったジャッジを下している人も多いかもしれない。

HIPHOPは確かにサウスブロンクスで“アフロアメリカンとヒスパニック”によって生まれた文化であるが、今現在ではそういったオリジネイター達をRESPECTしつつ、世界各国で表現されているのも事実。んじゃ、そういう俺らは何人よ?(笑)。だからこそ、こういった作品は、冷静にジャッジする必要があると思うんだわさ。

主人公であるステイクスをはじめ、この物語は“白人の目線”で描かれている。HIPHOPという音楽に魅せられた彼らが、アフロアメリカンに対し“ブラザー”や“ニ○―”といった言葉を“敬意”をもって(笑)使用した結果、逆鱗に触れるシーンなどがある。同じ文化の中にいる者同士なのに何故?とは言え、どうしても存在する高い“敷居”みたいなものは、ただ単に“好きなモノ同じじゃんよ!”だけでは超えられないといった事を象徴するシーンだ。

正直映画としてのストーリーや、監督の持っているであろうコンセプトなどは、俺らが見ても退屈な物である事は間違いない。ただ、そういったちょっとしたシーンの中に、世界中で愛されているHiphopという文化は、何処で誰によりどういった形で生まれたのか…そしてそれを愛する“異国の人間”は、どのような意識を持ちとりくんでいくべきか…といった部分を改めて考えさせてくれたようにも思った。

だけど、やっぱ全体的な感想としては…サクセスストーリーなのか?人種的なメッセージなのか?はたまた人間ドラマなのか?…ん~映画としては微妙(笑)



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