GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ~!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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毎度、しょ~もない“ひとり言”のようなブログですけど、気軽にコメントなんぞ残していってください。個人的なご意見・メッセージはコメントにて“管理人のみ観覧”を選択し、メールアドレスと共に書き込んでって下さい!
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『STYLE WARS』だよ!
去年の年末に出張した時、思わず感心したくなる程の美しいグラフィティを幾つか見る事ができた。最近では“芸術”として認められ、ライターの中にもメイクマネーが出来る状況が生まれて来ている様だが、それでも今尚、他のHIPHOPエレメントとは比較にならないくらいアンダーグラウンドな活動を余儀なくされているのが“グラフィティ”だと思う。

俺は一度、ある場所(非公認(笑))にピースを描いた時、翌日、何者かが大胆にもその上からへったくそなタギングをかましやがるという、俗に言う“肥後デモクラシー”という事件に遭遇した事がある。常にそういった危険性やバトルと向かい合っていくのがHIPHOP魂と認識していた俺達は、反撃としてその上にまた更にタギングをかまし、翌日から犯人を割り出すべく、夜中まで敏腕刑事並に張り込みを続けた…

…一銭にもならないってのに(笑)

結局、5日間張っても相手は解からなかったが、その1ヵ月後には“行政”の手入れが入り、全てを消されてしまった。グラフィティとは、そんな具合で必ず自分の作品が永遠に残っていくという事もも、描く事によって多くの人の賛辞を得る事も、もちろん自らの懐に金が転がり込んでくる事も保障されない“表現手段”なんですよね。

ちゅう事で今回ご紹介する作品は、当然の如く、“グラフィティ”つったらコレ!『STYLE WARS』でっせ!

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この作品は『WILD STYLE』同様、HIPHOPを語る上で欠かすことの出来ない1本。“コレ見ないでHIPHOP語ってんじゃね~ぞコラ!”ってな感じのコメントをKRS.ONEも残してるみたいだし(笑)。彼は以前から、HIPHOPはたった1個のエレメントに手を出したからと言って安心しちゃいけないって事を口が臭く…って誰が口臭いねんっ!口が酸っぱくなる位言い続けてる人物。そりゃ彼でなくてもこの作品を単なるドキュメンタリーで終わらせるヘッズはいないと思うけどね。残念ながら俺が持ってるDVDは輸入版なんで字幕が無いんだけどさ(笑)

ココでもグラフィティの事に関しては『BOMB THE BASE』や『TAKI183』なんて作品をを紹介した時に触れてきたけど、ストーリー仕立てのフィクションであるそれらとは違い、この作品に出演している人物達は皆“GENBA”で実際にBOMBしているライターだし、彼らの口から発せられるのは“セリフ”ではなく“事実”だからこその重みがある。

それは、“描く”事によって生活が潤うわけでもなく、世間一般的に賛辞を送られる事もない…いや、それどころか立派な“違法行為”である事を人知れず続ける事に何の意味がある?って疑問を持つ人の声もあるだろう。現にこの作品でもそういった非難や理解しがたい人物達の本音も収録されている。

ただ、十分な教育環境や、描きたくても道具が“買えない”情況が、HIPHOPという文化の誕生を期に、“ならば俺らのやりかたで!”ってな行動意欲を掻き立てられた結果がグラフィティの出現なんじゃないかなと思う。彼らはそれこそ、スプレー缶を万引きし、夜な夜なヤードに忍び込み、自らのイマジネーションを“電車”のボディに炸裂させ、太陽の日差しが照りつける自分の“作品”を身にまとった電車が通り過ぎていく光景を、充実感と満足感、そして更なる行動意欲として目蓋に焼き付けていたんだと思う。

若かりし日のCRAZY-LEGSなんかも出演してて、ロックステディクルーの勇姿もバトルシーンで堪能出来る。1対1のタイマン、もしくはチームバトルが主である他のエレメントと違って、グラフィティってのはさ、他のライターはもちろん、世間一般が相手の最も過酷なサヴァイヴを要求されるエレメント。しかもその“見返り”は、金銭になって返ってくる事は殆ど無かった時代に、彼らこそHIPHOPという文化を体を張って体現していたに違いない。それに、HIPHOP創世記から、他のエレメントと比較してアフロアメリカン以外のヘッズも多かったのもグラフィティ。特有のリズム感や運動神経が無くても、“描く”という事は様々なデメリットを恐れなければ“白”だろうが、“黒”だろうが、“黄”だろうが、“片手”だろうが、誰でも表現する事が出来るだけでなく、ストリートの支持を得る事が出来る手段だったんだと思う。

ただし、常に“法”と向かい合いながらのしんどい作業だったんだろうけどね。



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『DOING HARD TIME(邦題ゲット・ア・ライフ)』だよ!
今年から“空手”を始めたと前にも言いましたが、ホントに人間ってのは10年ロクに運動しないと“別人”になるって事を痛感してますよホントに。ま~体は鉄コン筋クリート並みのカタさだし、持久力といえば珠算教室に通わされ、皆から“ハカセ”というあだ名を付けられてる小学校3年生レベルだしよ~!もう、練習中はいかに現実逃避して乗り切ろうかと必死で、回し蹴りを蹴り続けながら『そういえば、クシャおじさんって今なにやってんだろう?』とか『そういえば「おしん」の最終回ってどんなんだっけ?』という事を考えながら練習に励んでる状態です。

ただね、やっぱ空手はいいわ!ホント、最高!3年くらいで又クロオビ巻きたいね~!

さて、俺らはこうしてシャバにいる事で何でも出来るわけですが、犯罪を犯し、法に捌かれ、刑に処される人々は、当然の如く“刑務所”に行くわけですよね。もちろん自ら望んで行く人なんてほとんどいないと思いますが、今回御紹介する作品『DOING HARD TIME(邦題ゲット・ア・ライフ)』は、なななんと!!!……ってな感じなんだわさ!

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コレ、主役の 'Boris Kodjoe' ↓


麻薬取引のトラブルでディーラー、レザーとカーティスの2人が住宅街で銃撃戦を繰り広げる場面からスタート。その際偶然居合わせた子供を2人の流れ弾が直撃!即死してしまう。2人は即逮捕されるが容疑は“麻薬不法所持”のみ、殺人に関しては無罪の判決となってしまう。亡くなった子供の父親はやりきれない思いから、酒に溺れ、希望も無く、意味も無い毎日を過ごしていた。しかし、どうしても納得がいかない彼は、そんな殺人者に対しての復讐心が日増しに強くなり、ついにとんでもない方法で彼らに近づく事を決意する…

そのとんでもね~方法ってのは“ネタバレ”になるから見ていない人達の為にもあえて伏せて置きますが、ありえね~!ありえね~からこそ新しい!って感じの大胆なストーリー展開に“家族の執念”ってものを強烈に感じる作品ですね~!

刑務所の中って大体暴力・レイプってキーワードがお約束だけど、最近ではそれに“金”ってのも加えていいですよね。様々な規制や規律の中で生活せざる終えない刑務所の中でも、金銭の流れや動きが存在するのがあたりまえだって部分、よくジェイルムービーで目にします。つまりムショ内成金ってのも存在するんですよね。

悪徳監視役でGiancarlo Espositoなんて大御所も出演してるし、主演のBoris Kodjoe'はモデル出身だけあってスラリと伸びた長身にキリっと精悍なマスクがカッコイイですね~。それに監督のPreston A. Whitmore IIは以前にも『LOCKDOWN』なんてジェイルムービーを撮った事もあるだけにこの手の作品は得意なんでしょう。ちなみに今作では監督・脚本・製作とSPIKE LEEばりの活躍を見せてます。

何かと物騒な世の中だけど、平穏無事に生きていられる事がなによりだわな(大笑)



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『BOSS'N UP』だよ!
『PIMP The story of my life』ちゅう本、読んだ事ある人も多いと思います。そう、御存知モノホンの“PIMP(ポン引き)”であったアイスバーグ・スリムが作家になって書き上げた自伝的作品ですよね。ま、この本は日本語訳も出版されているし、最近では輸入版ではあるけど“PIMP”の写真集なんかも存在して、ファッション性の面などで特にメディアでも取り上げられる事が多いんですが…

一言で言えば “おひも” だもんよ(笑)

っつ~ことで今回ご紹介する作品は、そんな“ポン引き”稼業をSnoop Doggが粋に演じてる『BOSS'N UP』だっよ~ん。

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Snoop Dogg feat. San Quentin Quartet –/Fresh Pair of Panties


スーパーで働きつつ、ダラダラと毎日をヨタって生きてるコーデ(Snoop Dogg)。ある日、スーパーの駐車場に停まっているド派手なハマーに案内され、伝説のポン引きであるオレンジジュース(Hawthorne James)に、ピンプ(ポン引き)のノウハウを得る。元々女の扱いに長けていた彼は、スーパーに客として現れた、ゲロマブナイスバディのシャルドネ(SHILLAE ANDERSON)を意図も簡単に物にし、彼女に客を取らせ、ピンプ生活をスタートさせる。あっという間にピンプとしての才能を発揮したコーデは、次第に目立つ存在となり、様々な人間から敵対しされるようになる…

まずこの作品、もうすぐ日本で公開されるじゃんよ!ま、一足先に俺はDVDで鑑賞してた訳ですが、一言!“オモロい”!(笑)

製作総指揮をSnoop Doggが担当していることから、やっぱ彼自身からも随分と“PIMP”っぽい雰囲気も感じるだけあって、相当こういうヤツやりたかったんだろうな~ってのが随所から伝わってくる。それに最初見た時は、「ん?これってミュージカルムービー?」ってくらいこれでもかという音楽攻撃が続くしさ(笑)。だけどそれが妙に嫌味な雰囲気やストーリーの流れを完全に分断するような挿入って感じが無く、一見すると“イヤらしい”ネタであるPIMP物が、随分とファンキーに仕立てられてる様で見てて楽しくなってくるんだわ。

それに、伝説のピンプ、オレンジジュース役のHawthorne Jamesの存在感が最高!PIMPと言うよりもド派手で滑稽なアウストラロピテクスといった感の彼が、今作のMVPである事は間違いない!

もちろんPIMP物だけあって、ゴージャス&グラマラス&セクシーな“娼婦達”もたっくさん出てくるし、彼女達は“いかに客を喜ばせ、昇天させるか?”みたいなセミナーを開いて技術向上にいそしむシーンは笑えるよ(笑)。

かといって無意味に“おひも”であるPIMPという“職業(?)”を美化する作品ではない。というのも結局あれこれあった後、コーデは刑務所にかっくらっちゃったってトコから物語はスタートする訳だし、ガンガン金が入ってくるのと引き換えに、敵が増え、命が狙われ、欲の為にルールを破り、本当の恋がわからなくなるといったリスクに苦悩する主人公の姿も存在するわけだからね。

どうしてもファション性や生き方などが持て囃され、KOOLな存在の対象として今尚伝説化しているPIMPではあるけど、実際やってた事は決して賛辞を送るべき事ではないってのも十分理解しないとね。確かに彼らはその時代、凄く“粋”な存在ではあったが、そこだけに目が行くのは危険かも…だからこそ、こういった作品を、表面だけでなく、内側から楽しむ事も大事なんじゃないかな。



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『DARWIN'S NIGHTMARE(邦題 ダーウィンの悪夢)』だよ!
先日、出張先での出来事。

もちのろん、仕事で行ってる訳だから、そんなタップリと自由な時間がある訳ではないんだけど、その日は午前中に仕事が終了、帰りの飛行機の時間は夜8時…おもいっきり時間がある訳。でもその時俺の財布の中は、まさしく風前の灯状態。

そりゃ映画見るくらいしかね~だろ!

っつ~事で、映画館へGO!初めて入る映画館ってのは結構わくわく動物ランド状態な訳で、俺もウキウキウォッチングなテンションで席に着こうとしたら…

館内、俺含めて客2人…。思わず浅草の演芸場を髣髴するかのごとく、腰より低い位置で拍手しながら小走りで舞台中央に出てって「どうも~!アジシオ太郎で~す!というわけでガンバっていかないかんな~っちゅうことなんですけど!」と漫談でも繰り出そうかと思ったくらいざんすよ!

ってなことで、今回はそんな“ほぼ貸し切り状態”で見た作品『DARWIN'S NIGHTMARE(邦題 ダーウィンの悪夢)』をご紹介させてくれ、たのむ!

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様々な魚や生物が生息し、漁も盛んに行われていたアフリカ・タンザニアのムワンザにある湖、ビクトリア湖。しかし、そこへ外来魚である“ナイルパーチ”という肉食魚が入ってきたことから生態系に大打撃を与えてしまう。しかし、ナイルパーチ自体は諸外国に“食用”として好まれるために繁殖や加工業者が増え、それに伴い輸出も盛んになっていく。又、アフリカでは、そういった“食”や“生態”に関する問題と共に、貧困、病気、薬といった社会的問題が年々大きくなり、ナイルパーチの輸出に関しても、それだけではない“問題”が浮き彫りになっていく…。

日本でも、湖での漁により生計を立てている人々が、ブラックバスやブルーギルといった“外来魚”の増殖により、大きい痛手を負ってるという問題を最近ニュースなどでよく目にするようになった。釣り人にとっては格好のターゲットとして人気の外来魚も、漁師達にとっては“天敵”でしかないという現実。この作品は、そういった“魚”というキーワードの元、アフリカの抱える様々な問題に関して、ある意味“幅広く”問題を抉っていくドキュメンタリー作品なんですけど…。

まず感想から先に言うと、『興味深い…しかし、作品として納得できない』というか。すごく偉そうな言い方で申し訳ないんですけど、ちょっと“散漫”になってる感じがしたっていうかさ。ん~、凄く感想を述べるのが難しいんだけど、一言で言えば「淡々すぎる」っていうか(笑)

魚を中心にしているとは言え、この作品がもっとも重要視している事は決してココではない…んじゃどれ?ってな感じなんだわ。そのくらい様々なアフリカの問題部分が垣間見れるし、実際のインタビューは“セリフ”ではない分、生々しいのも確か。となると、飢餓やエイズに関する映像や証言は、これまでも沢山のものが俺自身の目に入ってきてるし、ドキュメンタリーも存在してるでしょ?んじゃ、せっかく“生態系の破壊”という入り口から入ってきてるのに、結局…みたいな感が強いし、新鮮な衝撃や新たな問題提議みたいな物をスクリーンから感じる事が少なくなるんですよね。

ただ、このナイルパーチって魚の“絵ヅラ”ってのはそれだけでも衝撃だし、生態系だけでなく、生活や文化自体すら狂わせる程の“産業”になるこの魚が、サバかれた後無残にもウジ虫だらけになってる頭を更に…なんて信じられない食物連鎖が存在している現状なんて、そりゃショッキングだったさ。

ここ日本で生活していく中、俺ですら“階級社会”や“勝ち組・負け組み”といった事を目の当たりにする事や実感する事もあるが、実感するだけでなくそれにより“喰えない”や“生きていけない”現状が世界には存在する。その情況の中で“生き残る”為には、人々は信じられない事を行い、考えられない事をやれてしまう。そんな強烈な“真実”を痛感できる作品である事は間違いない。テンポやポイントをもっと考え、単なるメッセージ発信作品ではなく、少なくとも“映画”である以上、娯楽性(編集やインタビュー内容や長さ)を重視した完成度を見せて欲しかったという所が惜しかったかな。



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『WHITE CHICKS(邦題 最凶女装計画)』だよ!
最近はあまりの忙しさに、前置き段階でのギャグも疎かになっている事が否めないこのブログですが(笑)、そんな俺のしょ~もないギャグよっか、実際に映画の方で笑ってもらいたいという事で、今回ご紹介する作品は、『WHITE CHICKS(邦題 最凶女装計画)』です!

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のっけから犯人を間違って大乱闘を起こし、モノホンを取り逃がしてしまうドジっぷりを発揮するFBI捜査官兄弟ケビン(Shawn Wayans)とマーカス(Marlon Wayans)。そんな彼らが次の任務についたのが、あるセレブ姉妹の護衛。脅迫を受けた姉妹を守るという役目なのに、運転中とんだドジを踏んで姉妹の顔にかすり傷をつけてしまう。“たかがそのくらい”ってな程度のキズにも関わらず姉妹はおおかんむり!しまいにゃケビンとマーカスが“女装”して彼女達になりきり、パーティーへの潜入捜査を試みるのであったが…

正直に言って、お世辞にも綺麗とは言えない“女装”だったけど(笑)、これはただ単にいう“女装”じゃないんだよね。そう、人種すら変えちゃってるわけだからさ!

一連の『絶叫計画シリーズ』と同じく、今回も邦題には『最狂』だの『計画』だの付いてはいるものの、シリーズ特有の様々な映画のパロディ物である『SCARY MOVIE』とは全く違うんで、これは日本サイドの売り込み文句なだけ、別個として考えないと。だって俺的にはシリーズ2作よりもこっちの方がずっとオモロかったように思います。ってかこれまでのWayans作品を見まくってる人にとっても、この作品は“異質”に感じると思うんですけどね俺は…だって俺がそうだから(大笑)

表ムキにはWayans作品ならではのオバカコメディですが…いや、実際そうなんですけど(笑)、今回の作品は色んな“試み”が感じられるといいますか、それってのは決して“女装”という一番の“ウリ”だけでなく、至る所に“比較”や“仮想”が散りばめられてるっていうかね。アフロアメリカンが白人に…捜査官がセレブに…男が女に…みたいな。今まで数々の“女装物”作品が存在し、その殆どがコメディ作品だったりするんですけど、ある意味、普段あんだけハチャメチャなオバカ映画を提供してくれているウェイアンズ兄弟“だからこそ”の新鮮さや大胆さ、それとまた逆に繊細さや緻密さなんてのも随所に感じられる、一風変わったコメディ作品に仕上がってると思う。

かといって毎度のWayans節も健在!ドリフ顔負けのお約束ギャグも沢山用意されてて安心&ニンマリor爆笑になる事間違いない!(笑)。

ただ単に“これでもか”という位の“お笑いネタ”をマシンガンの様に繰り出しまくってそれを繋ぎまくった様な『DON'T BE A MENACE TO SOUTH CENTRAL WHILE DRINKING YOUR JUICE IN THE HOOD』や『SCARY MOVIE』とは違い、ある意味社会的とも取れるストーリーをしっかり置くことで、それに準じた白人目線、アフロアメリカン目線でのお互いのイメージや捉え方なんかも皮肉ったらしく描かれている。それぞれの人種がそれぞれの自慢をし、趣味思考を表現し、そして逆に相手に対する不快感や憧れなんかも掴み取れる…彼らの作品の中でもっとも白人の出演率が高いからこそこういった部分が特に明確にされてるように思う訳だ(劇中に流れるのもHIPHOPやR&B以外の曲が多いしね~)。しかも、“反黒人蔑視”な立場から、白人の存在を否定するのではなく、お互いが抱えている感情ってこんなんだろ?みたいな事を、おもしろおかしく表現してくれているところは流石Wayansといったところ!

それにこの作品では、そういった“垣根”を越える友情みたいなものをチョイと感じさせてくれるシーンもあったり…こうでなきゃね、コメディ作品も!

それから、以前教会で“ばあちゃん”にブレイキンをさせてた彼ら。今回は“自ら”踊ってくれちゃってますぞよ!相変わらずの“吹き替え付き”だけど(笑)




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『MANDERLAY』だよ!
余計な前置き無しに行こうか(笑)

Lars von Trier監督。2000年に“もう勘弁してくれ!”とまでに主人公を不幸のどん底に落とし込み、観客の号泣を誘った問題作『DANCER IN THE DARK』を監督。そのLars von Trierが“アメリカ3部作”の初っ端として、自ら訪れた事もないアメリカを舞台に、ある意味映画界に挑戦状を叩き付けた様な独創的な作品として世に送り出したのが2003年の『DOGVILLE』。床に白線を引き、セットらしいセットも置かない“インディの演劇”の様な舞台で繰り広げられる今作は、様々なメディアに取り上げられるだけでなく、各国の賞を受賞。そしてその2年後に、3部作の2番目にとして作られたのが今回ご紹介する『MANDERLAY』です。

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舞台は1933年、前作の舞台となった町“ドッグウィル”を、父親(Willem Dafoe)率いるギャング団と共に去ったグレース(Bryce Dallas Howard)は、アメリカ南部アラバマ州の“マンダレイ”という町にやってくる。大規模なプランテーション農園を営むその町では、今だ白人によるアフロアメリカン差別が酷く、70年前に廃止されたはずである“奴隷制度”が根強く残っていた。余計な事にクビを突っ込むなと釘指す父親をよそに、グレースはそんな情況の町をなんとかしなければと動き出すのであったが…

まず、前作で主人公のグレースを演じたNicole KidmanからBryce Dallas Howardにバトンタッチ、正直主人公が変わるってのは毎回何かスッキリしない感が強いですわな~。それから『DOGVILLE』が、3時間弱という長丁場で、いささか見てる方も疲れちゃったりしたんだけど、今回は逆に1時間半強…反省したんかな~監督(笑)

さて、映画の方ですけど、一口で“監督のアメリカ批判”などと言ってしまえばそれまでなんだけど(ってか随分そう言われてたしね)、2作目に“南部の奴隷問題”を持ってきた辺り、もっと大きな視野で作品自体や監督の意向を汲み取る必要があるのかもしれないと思う。様々な圧力や歴史的状況、そして人間が持つ欲や権力などに“虐げられている”アフロアメリカンの悲惨な生活が、マンダレイという閉鎖的な町で未だ奴隷同然の扱いをされることがまかり通る“影”の部分に対して、あえて“壁”を排除したセットは、前作以上に問題提議と皮肉といった形で観客心理に対して訴えてくるモノを強く感じましたね。

正義感・義務感・道徳心…そういった人間があたりまえに持っていなければいけない当たり前の感情を、主人公のグレースは冒頭で当たり前の様に見せ、当たり前の行動をした。ただ、そこに存在する歴史や、そこに存在する人々の感情などをしっかりと認識・把握せず、ただ状況的解釈で行動する事が、どれだけ危険な試みなのかといった事も、強烈に表現してある。救世主である筈の彼女に、町民達は頑なに閉鎖的、それまでの生活で培われた“習慣や感覚”は、そう簡単には打破できない。しかも“異人種”である彼女には尚更…。

俺は過去、ある女性が男性にボッコボコに殴られている現場に遭遇した。とっさにその男を殴り倒してやったはいいが、今度は今までその男に殴られていたその女性が、狂った様に俺に殴りかかって来た…無理矢理関連付けるのではないが、“表面的な情況”と“本質として存在する現実”には随分ギャップがあるのも事実。簡単に言えば、時にはこっちの善意が“いらぬお世話”になり兼ねないのである。

グレースは度々父親に自らの“権利”を主張する。がしかし、グレースが考えたマンダレイのアフロアメリカンが持つべき権利は、彼らが本当に望む権利とは違った…。一つの大きな問題を解決したと“思い込んで”も、新たな問題が幾つも発生する…そう、そこにはそこの“きまり”があるんですね~。テーマがテーマなだけに全作よりもこの作品の方が監督独特の手法や展開もとても興味深く感じる事が出来たし、作品としての深みも全作以上だった。ただそれだけではなく、難解・思考・解読・感受・解釈といった部分でも、俺にとっては後々更に尾を引く作品であった事は間違いない。グレースを通じて、人間の持つ強烈な強さみたいな感情も、実は“弱さ”と表裏一体であるという事も見えてきた。

この映画のキャッチコピーは“美しき救世主があらわれ、そして、自由が消えた。”…人間としての十分な“価値”を見出すのは他人じゃなく、そこにいる自分自身なんでしょう。



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『Rebound』だよ!
俺は決して団体活動が出来ないわがままっこちゃん倶楽部ではないんだけど、ガキの頃から“部活”というものを経験した事が無い。尚かつ、今まで本格的に経験してきたスポーツといえば空手とボクシングという個人競技…ん~(笑)

先生からはことあるごとに「部活に入れ!」と言われ続けてきたけど、その度に「あ~、無理っすね~。だって俺、帰って“夕ニャン”見ないといけないっすから」とのたまっては往復ビンタを喰らっていたのを思い出します。

ま、俺の場合、根っから格闘技が好きだったってだけなんだけど、もしこの世に格闘技が存在しなけれれば恐らくしこたまやってたであろうというスポーツがバスケなんですよね~。

てな事で今回ご紹介する作品は、Martin Lawrence主演のバスケ物、『Rebound』だっよ~ん!

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懐かしい曲、流れてたで~
Fu-Schnickens_can we rock / what's up doc + Shaquille O'Neil↓


優勝経験3回を誇るNCBA(全米大学バスケットボールリーグ)オハイオ大学の名物監督ロイ(Martin Lawrence)。しかしあまりの過激な采配&行き過ぎるパフォーマンスから監督禁止を言い渡されていきなり無色の身に。そいつを知ったキース(Oren Williams)行きいる超弱小中学チームのスメルターズは、彼に対して大胆にもコーチの衣類を試みる。ロイは社会的地位を快復する為のチャンスとみて、なななんと無料でコーチを引き受ける事になる。緊張するとゲロるラルフ(Steven Anthony Lawrence)、バスケよりもシューズが大事なワン・ラブ(Eddy Martin)、顔面でボールを受けるのが得意なゴッグレス(Gus Hoffman)、ボールよりも甘いものといったフージィー(Logan McElroy)と、ロクな選手が揃っていないチームに、ロイは頭を抱える。しかもキースの母親ジーニー(Wendy Raquel Robinson)は、これまでのロイの素行から彼を酷く警戒しちゃうんだなこれが。しかも本来やる気満々で引き受けた仕事じゃないんで、選手も笛拭けど躍らず、前途多難なロイだった…。

ピンプ色バリバリのインチキくせ~牧師ドンもお約束の二役で演じてやす。

監督のSteve Carrと言えばCubeの『Next Friday』や『Are We Done Yet?』などといったオモロいコメディを撮ってるけど、相も変わらず“車で移動中にトラブル発生”なんてシーンも(笑)。パンクでボ~ン、水たまりバシャ~みたいな(笑)

それからこの作品のサントラ出手てるのかしんないけど、ま~懐かしいトコ絡めたいい感じの音使ってるんだな~。↑でもあげたFu-SchnickensもそうだけどChubb Rockだろ、L.T.Dだろ、Islelyだろ、B.E.Pだろ、House of painだろ、Outkastだろ、Paul Ankaまで(笑)

それから!最高!綺麗!ビューティフル!彼女は『A Thin Line Between Love and Hate
(邦題)』にも出演してっからMartin Lawrenceとは初めてじゃないんだけど、すっげ~セクシーなんだわ!美しい人ってのは何も煌びやかな格好して、ゴージャスな役やんなくても輝くんだよね!

相手が中学生のちびっこ達なだけに、それからこの作品自体がスポーツコメディなだけに、血のにじむ様なスパルタ教育や、汗がほとばしるほどの過酷な練習など存在しない。確かにレベルが上がって行くに連れて、それ相応の厳しさや苦労は必要になっていくのも当然だけど、スポーツは本来楽しむ事から学ぶものであって、この作品では“遊び感覚”の中で本質や基本みたいなものを伝えていく大事さみたいなモノが感じ取れる。特にはおだてる事で意識を高め、褒美をくれてやることでやる気を起こさせる…甘チャン!と言えばそれまでだけど、ガキってそういった事も絶対必要なんだと思う。むやみやたらに頭から押さえつけ、命令し、強制的に動かせるだけでは、体だけでなく心がそれを拒否する。だからこその“飴と鞭”なんだな。それに彼らはコーチからバスケだけを教わるのではなく、男として、1人の人間として大切な事を自然に学んでいき、成長していく過程が見れるんだなこれが。

プライドを一端リセットしたら後は楽チン。ガキの目線で真正面から対峙する事で見えてくる彼らの気持ちや葛藤、そういった部分もひっくるめてのコーチとしての力量を徐々に発揮していくロイの姿が微笑ましく映ったね。

俺が空手やってた中学の頃、小学生に対してどうだったか…ポ○チン蹴られた思い出しかねえよ(笑)



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『EDISON FORCE』だよ!
映画ってのはどうしても話題先行だったりする訳で、そんな作品には否応なしに期待込めて劇場に足を運ぶのも無理ないわな。
ところが劇場に入る前のキラッキラした捥ぎ立てのパッションフルーツみたいな眼差しが、劇場を後にする頃になるととたんに眉毛をラクガキされた野良犬の様になってる事、ありますよね。

スピード2しかり… プレデター2しかり… って2ばっかじゃんよ!

ま、その逆ももちろんあって、ち~とも期待せずに鼻糞ほじりながら席に就いたとたん、気がついたら前のめりになりながら涙を流し、大笑いしつつキャラメルポップコーンを見ず知らずの隣の人に振舞っているといった超常現象を生み出すような大穴もあるのでチャラっていえばチャラa.k.a浅野忠信の嫁なんですけどね。

という事で今回ご紹介する作品は、そんな世間一般の期待を大きく裏切った事になってる、というかされている(笑)だけでなく、闇に葬り去ろうとまで企まれている悲しき大作『EDISON FORCE』だっよ~ん。

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舞台は仮想都市“EDISON”。凶悪犯罪専門の特殊部隊F.R.A.Tの隊員であるラザロフ(Dylan McDermott)とディード(LL Cool J)は、ある晩麻薬売人の容疑者宅に押し入り、現金とヤクを強奪。それだけならまだしも、売人の1人を射殺し、その罪をもう1人の売人になすりつけ投獄。裁判を傍聴していた雑誌“ヘラルド”の新米記者ジョシュ(Justin Timberlake)は、事件に何か引っかかるものを覚え、調査を開始するが…。

この作品の一番の“ウリ”っちゅうか、“話題”になったところが、人気アーティストJustin Timberlakeが出演ってトコなんだろうけど、その脇を固めるのが、彼の上司であるモーゼス役のMorgan Freemanをはじめ、Kevin Spacey、LL Cool Jといった大物達。キャストだけ見ても“血湧き肉躍る”系の映画であることは間違いないんだけど…

こんだけ年間に嫌っちゅう程映画を見てると、そりゃ~大笑いの作品なんてのもかなりの確立でブチ当たる訳で…というか俺自身がそういった作品の中から“秀作(笑)”というものを見つけ出す事が大好きだからこそ、ココでも随分はたから見れば“おバカ中のお馬鹿映画”を堂々と絶賛してるんだけど…。
この作品、これだけの豪華キャスト共演でありながら、あまりの酷評振りにアメリカでも日本でも未公開。そりゃ雑誌やネット見てると嫌でも評価ってのが目や耳に入ってくるけどそのどれもが最悪。でもね、あえて言おう…

結構いいじゃんよコレ!

そりゃ確かにストーリー的にも“強引”だったり“不可解”な部分がある、コレは俺も苦笑いだった。けどね、このストーリーとJustin Timberlakeの初出演作って所に意識が行き過ぎちゃってる様なきがするんだよね。逆説的に考えてみたら、この作品の出演を承諾したJustin Timberlakeは、俺が思っていた以上に骨太なヤツだよ(笑)。通常人気アーティストが映画にうって出る時ってのは、派手なストーリーとハリウッド的豪華絢爛な作品ってお約束の中、こういった作品に出るなんて稀だぜ。ま、結果的に彼の決断よりも何よりも、ネームバリューから観客が期待する部分の方がはるかに大きかった為、完全なキャスティングミスになった事は間違いないだろうね(笑)。だけど、それも決して彼の演技がどうこうって訳じゃなく、Matt Damon,がやろうが、Ethan Hawkeがやろうが、映画自体の評価は変わらなかったんじゃないかな。彼がやったが為にその酷評に拍車をかけたってだけだよ(笑)

そういった部分を度外視してあくまで“映画”として見た場合、俺は楽しみポイント満載だと思う。それこそ不条理なLLの役柄だってさ、「アレはねえよな~」なんて大笑いしながら語れるし、こういった渋めの作品こそ偶に見て、大味状態の映画IQをピシャリと引き締めたりしなきゃいけないんじゃないかな。という事で俺は十分見ごたえがあった映画に思えたよね~。

目が肥えすぎてるのか、はたまた目が腐ってるのか、俺は紙一重だなこりゃ(笑)



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『BOOMERANG』だよ!
去年から、“来年は何か改めて自分を厳しくビビらせてみよう!”と思ってたんだけど、そんな中でも是非おっ始めたいな~なんて考えてた事をいよいよ実際におっ始めることにしました(笑)。

実は今年早々、約20年近くぶりに“空手”を習い始めたんですよ。

俺はボクシングを22歳までやってたんですが、キャリア自体は空手の方が長く、もちろん黒帯ドラゴン(笑)。なので、34歳になった今、改めて“ホワイトベルトドランクドラゴン”からの再スタートとなる訳です。

1年を通じてメタメタ忙しく仕事に翻弄される時期というものが存在し、それこそ寝る暇も無い程の激務に疲れ果てる。ただ、1年中そういった状況が続く訳でもないのであれば、ただ毎年変化も無く1年が過ぎていくのはもったいない…というか俺自身そうして歳を重ねて行く事が耐えられない。だからこそ、これからは毎年、1年を通じて“実行”出来る何かをおっ始めて行こうと決めたっていうかね。そういった自己変化を自ら課す事で、HIPHOPやブラックカルチャーに対する創作・行動意欲みたいなものも、俄然大きくなるという連鎖的な感覚を、既に感じている今日この頃。

ココでのスタンスはあくまで“オモシロおかしく”なんだけど、俺自身、得たモノや感じた事は更に深くなっていくだろうし、そういった新知識をどう表現していくか…なんて事を1人考える事もまた自分自身楽しいっていうか、全てがHIPHOPと連結して考えたくなる…いや、考えてる事は、相も変わらず俺は“B-BOY”なんだと実感してます。

さて、そいじゃそろそろおっ始めていきますが、今でこそアフロアメリカンのハリウッドスターと言えば、大勢の顔や作品が思い描ける時代になりましたが、ちょっと前まではコアなファンでない“普通の映画好き”なら“Eddie Murphy”ぐらいしか出てこなかったんじゃないですか?そうです!『48 HRS.』で映画デビュー後、『BEVERLY HILLS COP』が日本でも大ヒットして一躍人気者となりましたよね。

でもね…彼って結構映画で当たってないんですよ。な~んて事いっても30本以上の映画に出演しているんで、それなりの興行成績はあげてるんですけど…正直言っていい?彼の映画でメッチャおもろい映画って………ある?(笑)

だって30本以上も撮ってるのにこのブログで紹介するの、今夜が最初!まあこれから徐々に彼の映画も紹介していくつもりですが、最初に言っておくと個人的にムチャクチャおもろかったっての…今まで1本も…無いです(大笑)。ま、今年は話題作『Dreamgirls』なんてのもあったりするんで、彼に対する評価も変わってくるかも…いや、変えてほしいと切実に願うわけです(笑)

さて、今夜の作品は1992年に制作された隠れた名作(?)『BOOMERANG』をご紹介!

boomerang.jpg




化粧品会社に勤めるエリートサラリーマンがとっかえひっかえ女と遊んでたけど、会社ののっとりに絡んで赴任してきた女性にゾッコンになってしまうという内容…ん~、どうでしょう(長嶋)

ってかこの映画を何故紹介したかって~と、キャストが豪華なんだわ!Robin Givens(タイソンの前妻)でしょ、我愛するHalle Berry(アカデミー賞女優)でしょ、Martin Lawrence(彼の方がおもろいわい)でしょ、Grace Jones(ゴッツイで~!)でしょ、Chris Rock(これまた彼の方がおもろいわい)でしょ~!ど~ですかこの豪華出演陣は!マジでスゲエよ!このスゴサを無駄にしてるよマジで(笑)

本来であればそれこそ3作のヒットシリーズとして日本でもHITを飛ばした“ビバリーヒルズ高校白書警官”をいの一番に紹介すべきなのかもしれないけど、正直俺の中で“ひっかかる”作品ではないので後回しになってるというか(笑)。上で述べた内容だけ見れば『コレも酷評じゃん』ってな事になるんだろうけど、数多い彼の作品の中で、初っ端に紹介したって事は、俺の中でその“何か”が引っかかったんだと思う。随分偉そうな言い方だけど、良くも悪くも映画ってもんは“ひっかかる”
作品でないと“語れない”じゃん?ただそれはあくまで俺のアンテナ。今まで紹介してきた作品も、10人中9人が『ちっともオモロくない!』ってな作品もあるだろう。でもね、残りの1人が俺である以上、その作品ってのは正真正銘の“ブラックムービー”なんだよ(大笑)

ま、『真の愛って?』ってテーマ…なんでしょうね?(笑)



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『BULLETPROOF(邦題 ダーティ・ボーイズ)』だよ!
新年も明けて、いよいよ仕事始め!

年末同様クソ忙しすぎるっ!

どうしても仕事の内容上、1月いっぱいまでは年末の混乱状態が持続する訳で、俺の肩こりも益々ヒートアップしてくる中での更新になっておりやす。
あまりのペースダウンぶりに随分と“何かあっちゃったのメール”をいただきますが、何度も言ってますように…

忙しいんだよおおおおおおおおおおお!ただ単によおおおおおおおおおおおおお!(笑)

てな訳で、早く平穏無事な生活に戻れることを祈りつつ、今回の作品行ってみましょうか!1996年にDamon WayansがAdam Sandlerとタッグを組み、大御所Ernest R. Dickersonが監督しまくった『BULLETPROOF(邦題 ダーティ・ボーイズ)』だっよおおおおおおおん!

Bulletproof_(1996).jpg




豪邸に侵入し、真っ赤なフェラーリを盗んだロック(Damon Wayans)とアーチー(Adam Sandler)。警察の追跡もなんなく逃れたあげく、警察署の前でディズニーランドまでの道を尋ねる余裕な迷(?)コンビ。ある日アーチ-は、チンケな車泥棒でなく、もっとデカク稼ごうという事でコルトン自動車社長であり、最大の麻薬組織の頭であるフランク・コルトン(James Caan)との仕事話をロックに持ちかける。実はロックはこの為に長年身分を隠していた麻薬取締専門の潜入捜査官・アンダーカバーコップだった。警察陣営が十分の準備をしたうえで、彼は最初のヘロイン取引現場にアーチーと共にむかうが、ロックが胸にしかけていた盗聴器が見つかってしまう…。

この後ロックがアーチーに撃たれて死の淵を彷徨ったり、アーチーが酔っ払って捕まったり、2人が再会した途端に組織に襲われたり、飛行機操縦したり、不時着したりと色々あって、結局2人で彷徨うってなミッドナイトランに突入するんですけど…

コメディと思ってみたらドッチラケるぜ(笑)

どうしてもDamon WayansとAdam Sandlerの二枚看板って事なら、抱腹絶倒な内容を期待して見る(見た)人も沢山いると思うけど、そういったギャグ的要素は殆ど無いロードムービーになってる。全く無いわけじゃないんだけど、細かな会話のやり取りや、シャワーを浴びながらホイットニー熱唱するくらいなんだわ。やっぱさ、キレまくった“アホ芸”みたいじゃない、ファンとしては(笑)。つまり…かなりの物足りなさが残るって事だ(笑)

まぁ、Damonは別にして、よくよく考えてみたらAdam Sandlerの作品で笑えるヤツって…無いけどね(笑)

今作の“紅一点”は、ロックのリハビリに付きっ切りで協力した担当医(?)ステイシーを演じたKristen Wilson。丁度Spike Leeの『girl 6』と同じ頃にこの作品を撮影してるんだけど、俺はチョイのチョイ役だった『girl 6』の方の彼女の方が断然カッチョよくて綺麗に感じたね!

麻薬取引現場のシーンから出て来る一匹の犬ちゃん(俺は絶対ワンちゃんとは言わない)が、スゲエ可愛いんだよ!俺が犬を飼うとすれば迷わずコイツにするだろうってのが、そう!ブルテリア!この活躍ぶりからして、俺はてっきりBrad Pittの『SNATCH』に出てきた犬ちゃん(しつこいようだが俺は決してワンちゃんとは言わない)の様に影のMVP候補かなと思ったんだけど…その後登場する事なし…親の心子知らず!(笑)

Ernest R. Dickersonよ…次は本格的コメディ、行ってみようぜ!



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新春独り言…『こま撮りえいが こまねこ』だよ!
信念…いや、新年あけおめ&ことよろ!

はい、にぎにぎしく新年の挨拶も終えたところで、今年もココで選りすぐりのブラックムービーを片っ端から(笑)紹介していこうと思ってますんでどうぞヨロシクお願い致しますですハイ!

ってな事言ってる矢先からアレなんですが、今回はちと番外編という事で、本日1月1日、つまり今年最初に見た映画についてあ~だこ~だ言ってみようと思ってます…そう、ブラックムービーとは全く関係ありませんです(笑)。ただ、俺の様なゴリゴリの中年B-BOYにはほぼ無縁の様なイメージを抱かれてる作品を、自らの意思で見に行った(笑)結果、最初から最後まで号泣だったという事で、どうしても紹介しときたいと思った訳。

という事で今年最初にココで紹介する“番外編”は、NHKのキャラクター “どーもくん”を製作したスタッフチームによるコマ撮り人形アニメ『こま撮りえいが こまねこ』です…え?似合わない?んなこた100も承知!

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山の上に映画監督の“おじい”と暮らす子猫の女の子“コマちゃん”は、お手製の人形達“ももいろちゃんとはいいろくん”を使って自慢の8ミリでコマ撮りのショートフィルムを作るのが趣味。機械いじりの達人ラジボーや、友達を創りたがってる“いぬこ”、それに雪山に住む“雪男”も登場し、こまちゃんとの友情が芽生える…

まず俺は日本のアニメーションが大好きなんですよ。といってもコレばっかりは“根こそぎ”って訳ではなく、GEE-Qアンテナに引っかかってくる超クオリティの高い作品だけなんだけど…。んでもってこの『こまねこ』なんですが、キャラクターのかわいらしさもさることながら、恐らく気が遠くなる様な製作方により作られたであろうという事が予告を見ただけでも嫌っちゅう程伝わってきて、俄然興味が沸いたって訳です。

一コマ一コマ人形を僅かに動かし撮影していく“ストップモーションアニメ”は、最近では『ナイトメアビフォアクリスマス』や『ウォレスとグルミット』といった海外の作品も日本で公開されていますが、そういった作品に決して劣らないどころか、やはり日本人には日本人の製作した作品が心に染みる!という様な何ともいえない幸福感を満喫できる1時間であったと思う!この1時間の映画を作る為に、製作者の方々が一体どれだけの時間や労力を費やしたのかと思うと…いやはや、アッパレです!

20070101214208.jpg


結果、俺は最初から最後まで号泣だった。決して悲しかったりした訳でもなく、お涙頂戴のシーンが続く訳でもない。現に劇場に来ていた観客は、スクリーンに映し出される“微笑ましいシーンの数々”に、ニンマリとしていただろう。ただ、俺だけは例外で号泣だった(笑)。相方“りるみみ”も、そんな俺がさぞかし奇特に見えたであろう(笑)。先にも述べた様に、それはただ単に“可愛い”というだけでなく、“挑戦”、“挫折”、“達成”、“幸福”“哀愁”、“友情”といった、人間が生きていく上で必ず体験する感情が満遍なく存在し、しかも歳を取るにつれて、又時代の流れから知らず知らずの内にそういった出来事から受ける感受性が鈍ってきている今、改めて小さなあたたかさや幸せをタップリと感じれる作品だったからだ。

ピクニックに出かけた際、こまちゃんは人形の“ももいろちゃんとはいいろくん”達にもちゃんとクッキーとコーヒーを振舞っているシーンだけ見ても、俺はなんだかグッとくるっていうかね。本来人間が持っているピュアな優しさや思いやりみたいなものが、そんな小さなシーンからもガンガン伝わってくる…“ほのぼの作品”というだけではなく、色んな意味で凄く大事な事を伝えているようで嬉しかったし感動したんですよね。

情報やモノが溢れ、目や耳から様々な知識を得る事が出来る現代、逆に昔ではありえない感覚や犯罪まで増幅している中、ちびっこから俺の様なオッサンまで、幅広い層に是非見てもらいたい作品。「所詮、人形劇じゃん」とか「子供だましじゃん」といった感覚しか持てない人達は、自分の中で何かが失われてるんじゃないかな?と再確認してほしい。それほど俺はこの作品が訴えてくる優しさや暖かさにすっかりヤラれた34歳のオッサンだから(笑)

この作品に携わった全てのスタッフの方々をリスペクト!




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