GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ~!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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毎度、しょ~もない“ひとり言”のようなブログですけど、気軽にコメントなんぞ残していってください。個人的なご意見・メッセージはコメントにて“管理人のみ観覧”を選択し、メールアドレスと共に書き込んでって下さい!
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『Case Closed(邦題 キバリーヒルズコップ)』だよ!
さて、前回の『彼が彼女にきがえたら』、いかがだったでしょうか?(笑)。

世の中には妖怪人間ベムベラベロベロバ~系のアングラなおバカ映画も沢山存在するって事なんですけど、それら含めて掘ってこその “キング・オブ・ディギン” ってな感じっつ~ことで今回もまた懲りずに “どうかしてるぜえええええ系” の作品をやっちゃってもいいですか?はい、駄目って言われてもやりますけど何か?(笑)

ってな事で今回自信を持って自身を見失いつつ紹介する作品は、邦題にご注目!『Case Closed(邦題 キバリーヒルズコップ)』でっせ~!…既に嫌~な予感なんじゃないっすか?(笑)

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探したけどこの作品に関するネタなかったんで…(笑)。主役のByron Allenです↓


過去にダイヤの盗難事件に関わった9人のうち3人が殺された。3件の殺人事件に共通するのは該者の遺体から同じ繊維が発見されている事。捜査を担当することになったブロックマン刑事(Byron Allen)は、かつて親父の同僚だったカバロフスキー(Charles Durning)に捜査の協力を依頼するが、既に引退をしている事を理由に断られてしまう。しかし、かつて現役時代にブロックマンの親父に命を救ってもらった恩があるカバロフスキーは、ブロックマンとの共同操作を承諾…行動派のブロックマンと、経験と知識が売りのカバロフスキーのタッグが結成された…。

まず一言、言わなきゃいけないわな…

なんじゃこの邦題わよおおおおおおおおおお!

当然エディーマーフィーの『ビバリーヒルズコップ』のパロディって事で、日本版ビデオのジャケットは本家にクリソツの絵がドドーンとパッケージになってるし、嫌でもそういった期待を煽る様な感じになってる訳だ!

ただ、本家本元の『ビバリーヒルズコップ』とは微塵たりとも関係は…無い!(笑)。もちろんジャケットのイラストみたいな “アクセル丸出しの服装” なんて全くしてない!。どうせならさ、コッテコテにオリジナルの方をパクりにパクってさ、『最終絶叫計画』的なノリでやっちゃってくれた方が納得出来たし笑えたのによ~。だからこういった邦題の付け方ってのやめてほしいんだよな~。

元々劇場公開作品ではなく、TV作品だった様で、オリジナルのポスターなんかもしこたま探したけど発見出来なかったんだけど、確かにこういった強烈なダジャレチックタイトルを付けなければ、なんとも内容的には寂しい作品であることは間違いない。80年代ってのはこういったデコボココンビの刑事物ってのが結構他にも沢山作られて、ある意味ブームだったのかもしれないけど、そのどれもがオモロかった!って訳でもなく、その大よそは著名な俳優同士の競演という部分だけが話題になって結果HITを産むってな感が俺の中では強い。俺は基本的に『ラッシュアワー』ですら抱き合わせの必要性を感じてないジャッキーファンだからさ(笑)

つまり、エディーマーフィーファンがこの作品を楽しめるかと言えば絶対そうとは言えないし、んじゃ映画ファンだったらどうか…もっと厳しいかもしんないね(笑)。

んじゃ、そんなにオモロくないの?といえば決してそうではなく、それなりのスピード感、それなりのアクション、それなりの笑いは存在してるし、俺が見た“日本語吹き替え版”ってのはカバロフスキーの声を担当してるのが「おしおきだべええええ~」のドクロベエでおなじみの滝口順平さんが担当しててさ、お馴染みの声を聞かせてくれてますぞよ!

ん~、それぐらいだ、俺が言える事は…つ、辛い(笑)



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テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

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『HE'S MY GIRL(邦題 彼が彼女にきがえたら)』だよ!
まずはこの写真を見てもらいたい。

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コレは今日紹介する作品のジャケットなんだけど…探しても探してもポスターは見つからず、カラーのジャケットはミジンコもビックリの小ささだったりして…結局使えそうな写真ってのがコレしかなかったんだわさ。

どんだけええええええええ~!ってな感じでしょ?つまりそんな作品なんだわ今日のヤツは(笑)。こんだけNETって便利な探索ツールがある現代にもかかわらず、人気、認知、需要、データってモンが掘っても掘っても軍手一つ出て来やしねえんだわさ(笑)。

でもね、映画ってさ…特にブラックムービーなんか尚更だけど、世間一般的に知られてる作品なんてそこそこじゃん。後は歴史の影に隠れつつ、コンクリートを突き破ってたくましく生きるたんぽぽの様にひっそりと雄雄しく生きてるじゃん。そこに水をやり、種を飛ばし、「にゃははは~」と笑わなければいけないのが俺の使命なんじゃん!

っつ~事で、今回、そして次回と、誰もが避けて通りたくなるような作品をガッツリと紹介させていただきたいと思う訳で、その第1回目である今夜は、そのタイトルもまた「どうかしてるぜええええ~!」と叫びたくなる様な『HE'S MY GIRL(邦題 彼が彼女にきがえたら)』っつ~事でお前にチェックイン!



ロックスターを夢見てドサ周りを続けるブライアン(David Hallyday)のマネージャー、レジー(T.K. Carter)は、ロック界の帝王サイモンがロスで開催する大きなライブの招待懸賞に応募する。ところがブライアンは金欠で、母親に借金までしている身であるが故に、レジーとのコンビを解消すると言い出す。そんな時、ライブ招待の当選者発表があり、見事レジーは当選!彼は当選の権利をブライアンに譲るが、女性同伴が義務付けられている彼には町中の女性が群がり大変な事態に。そんな彼の元に、ある日ギンギンに女装したレジーが現れる…。

まず、この邦題もスゲエよな~。そうそう、当時、出せばHITを繰り返してた “ホイチョイ” の人気作である原田知世主演の『彼女が水着に着替えたら』のパクリなんでしょうが…ベタベタやね~80年代はホントに(笑)。これ考えた人が会議の席で「こんなんど~ですかっ!」みたいな事を自信満々に言い放ち、一瞬苦虫を噛み潰したかに見えた重役が、カッと目を見開いたかと思いきや、興奮冷めやらぬ様子で椅子から飛び上がり「それやあああああああ!」とアパッチも真っ青の雄たけびを放つ…俺にはそこまでイメージ出来たよ(笑)

ま、ストーリーでも解るように、基本的に全編に鳴り響く音が “ロック” ってのはしょ~がないにせよ、主演のT.K. Carterのはじけっぷり、オカマっぷりが冴え渡ってるってな感じの超B級作品(笑)。そういえばT.K. Carterは、スーパーMARIOの『BAADASSSSS!』にも出演してたわな~。

成り行き上、男性が女性に成りすますってな作品は、今までココでも何本か紹介してきましたよね。ただ、残念な事に、この作品はその“中心”である筈のT.K. Carterオンリーが目立つ内容ではないんですね。当然のごとく、相方であるDavid Hallydayの動向と“平行”して物語が進んでいくだけに、T.K. Carterの弾けっぷりも“単発のジャブ”のごとく、見ている方からすればあまりダメージを受けないんだな~。もちろんコレまでのドラッグクイーン系作品も含めて、彼ほど“入浴”&“プールサイド”といった露出シーンが多く、これまた様になる男優も珍しいってくらいの見所も満載なんですけどね。でも全体的に“オモロい!”ってな感じまではいかないっちゅうかね(笑)

となると期待は自然に“女性陣”へと向くんだけど…これがまたヒロインであろうMisha McKは、ダイアナ・ロスと山本コータローを足して345で割った様な感じってか、正直イマイチ、イマニ…いや、イマサンくらいだしさ(笑)。個人的にはジーナ・ガーションの大ファンになるきっかけにもなった作品『BOUND』で、ジーナに引けをとらないSEXYっぷりを発揮してたJennifer Tillyの方に萌えたわな~。革ジャンがホントに似合うし、なにより“声”にヤラれるんだよね。この作品ではブライアンが恋するリサを演じた彼女なんだけど、まさか、この作品のず~っと後に、チャッキーに殺されるなんて誰が予想出来た事か(笑)
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とにもかくにもさ、ココでも何度も言ったように、俺は学生の頃からレンタルビデオショップに入会すると、ホントに店内の商品くまなくDIGるってのが楽しみだった。何故なら、誰も見向きもしないような全く動きの無いビデオの中に、こんな隠れた黒的作品が隠れてたりするじゃん。誰もが知ってる作品なんてのは見てて当然。誰もが知ってても見たくない作品見るのも当然。誰も知らないし見向きもしない様な作品を発見した時に「うひょひょひょひょひょ~!!!」ってな感覚を覚える位なのが“乙”なんだわ(笑)特に今日のこの作品なんか見つけてみ?そりゃ~もう「うひょひょひょひょ~!」ってなったもん俺(笑)。

間違いなく日本リリース済みのレンタル済み作品。ワンランクステージの高い黒キチになりたければ、ここら辺押さえてて当たり前だぜ…フフッ…フフフッ…フハハハハ…ニャハハハのハ~!



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『TAXI NY』だよ!
映画ってのは次から次へどんどん新作が世に出て来る訳で、フリークとしてはそれらを1本1本チェキって行くのも一苦労。もちろんブラックムービーだってそう。そりゃ日本で公開される作品ってのは年間に数える程度だけど、本国アメリカではいい作品がメタメタリリースされ続けてるんですよね~。もちろんココではそういった未公開作品に触れてこその“ブラックムービー専門”ってな感じでやってる以上、サイフに相談する事もなく、意地と気合と根性と涙と悲しみと愛しさと切なさと心強さbyTKで続けているんですけど…(笑)

ところが!既にとっくの昔に日本でも公開済みで、しかもこれまたとっくの昔にレンタルビデオも1週間OKみたいな状態になってる様な過去の作品ですら全然紹介しきれずに、ストックとして溜まってるってのによおおおおおおおお!…っつ~事でこのブログもネバーエンディングストーリーby日本語版は羽賀健二なんですけどね。

しかも自分の中では「コレはもう紹介したわな!」なんて思い込んでた作品が見事にスルー・ザ・ファイアーbyチャカだったりと、自分でもキチンと把握する必要があるわなと反省したりしましたよ(笑)

ってな感じで、今回の作品!コレもとっくの昔に紹介済みと勝手に勘違いしてたんだけど、完全に俺の妄想だった為に、今、速攻でレビュった『TAXI NY』をご紹介するズラ!

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NYでチャリンコメッセンジャーとしてマンハッタンを爆走するベル(Queen Latifah)。以前からの夢であったタクシー運転手の仕事が決まり上機嫌!しかし彼女は根っからのスピード狂で、御自慢のフォードはメタメタにチューンナップされた特別仕様車!お客もお約束の様にゲロゲロになる暴走ぶりを発揮する!そんな彼女は、運転恐怖症のダメダメ刑事であるエミリアン…いや、違ったウォッシュバーン(Jimmy Fallon)とひょんな事から知り合い、最初は拒否反応を持っていた彼女も次第に彼の捜査に協力するハメに!相手はBMWを巧みに操る美女強盗団だった…。

それまでの“フランス映画”ってヤツのイメージを180度変えてくれたといっても過言ではないくらいLuc Bessonの『TAXI』はオモロかった!しかも中々前作を超えられないという“続編のジンクス”も簡単に打ち破り、俺は『TAXI 2』を見ながら劇場で大声を出して笑った思い出がある…ちょいと3作目はいきすぎだったかもしれないけどね(笑)

そんなこんなで、「おっ!次はNYか!Bessonも流石に飽きさせないね~!にくいよこの!このド根性ガエル!」と思った“4作目”!…ってかこれ俺の完全な勘違いといいますか、実質的には“4作目”でもなんでもなく、“リメイク”だったんですね。映画館で「おっ!初っ端はベスパがチャリに変わっただけか~」などと思ってたら、「おっ!主人公も男から女か~!」…「車もプジョーからフォードか~!」…「敵もベンツからBMか~!」……ってかストーリー同じじゃんよおおおおおお!みたいな(笑)

たしかに細かなシーンやセリフ、人物やメカの設定はあべこべだったりするんだけど、俺からすればストーリーがそのまんまだから先が見える映画ほどツマンナイ物無いみたいな(笑)。今までも随分と“リメイク”として他国でHITした作品をハリウッドで撮り直すってパターンもあったけど、どんなにオモロかったからといっても、リメイクはあくまで“2番煎じ”といいますか、そのオモロさを既に知っている状態で見た所で、ギンギンに新鮮な感覚は湧き上がってこないでしょ?いくらリメイクといってもさ、オチをまるっきし変えるとかさ、死なない筈のキャスト死んじゃうとかさ、そういったサプライズは絶対必要だと思うんですよ。

ただ、それでもオリジナルがホントに面白いだけに、わかっちゃいるけどやめられないとでも言いますか、やっぱ笑うんだよね。それに ウォッシュバーン役のJimmy Fallonも、本家のエミリア~ンンンンに負けず劣らずのダメダメっぷりを炸裂させるし、なんと言ってもQueen Latifahの存在感ってのは大きかったよホント。

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唯一本家よりもこっちの方がいいじゃんよおおおお!ってな部分が、悪党美女軍団(笑)。本家のむさ苦しいマフィアなんかよりずっといいじゃんかよおおおお!ま、こんな事言うとさ、Gisele Bundchenが良かったんだろ?ってな事言われそうですが、そうじゃない!長身美女達が束になってる絵ってのが最高じゃんかよ!(笑)、これやがなこれこれ!

ただ、ホントにいいキャスト達が揃っただけに、やっぱ完全なる“新作”として新たなストーリーを楽しみたかったってのが本音なんですけどね。Latifahが出てるからアレだけど、その他の女優だったら間違いなく劇場に見に行かずにレンタルビデオだったなコレ(笑)。

ってか本家本元の『taxi』って、もう4作目出来てんだよね!



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『Kidulthood』だよ!
最初に言っておくが俺はたしかに34歳のおっさんだ。学生時代は部活動もせずに“夕焼けニャンニャン”を毎日楽しみにしていた世代だ。スライムをムニョムニョいじくりながら「志村!後ろ!後ろ!」とかTVに向かって叫んでた世代だ!エリマキトカゲを探しに近所の裏山まで行ったはいいが、急遽“徳川埋蔵金発掘”に変更した思い出を持つ世代だ!紺ブレを着てディスコに行き、黒服に対して「アイムソーリーヒゲソーリー」といった香ばしいギャグをぶち噛ましていた世代だ…(若干フィクションですが、九分九厘実話です)

がしかし、“常識”ってモンにはさぁ、新しいも古いもね~よな~ってんだよ!

というのもね、最近の若い奴らってホント常識に欠けてる部分が目立つと思いません?特別な事を求めるわけでもないんだけど、“なんでそんな事くらい”って当たり前の事が全然出来なかったり…要は“やらない”んじゃなくって“出来ない”というか“インプットされていない”といいますか。

俺はそういった輩達に遭遇すると、「しようがない…だって若者だから…」なんて事、絶対に思わないネオ・トージョー(by 凶気の桜)な男なんで、煙たがられようが嫌われようが、必ず指摘・注意を試み、時には“矯正”、更に必要とあらば“指導”、酷い時には最終的にリーサルウエポン投入として“制裁”にまで発展することもある、とってもベリベリはた迷惑で大きなお世話の月光仮面なのでR!(笑)

ただ、コレは個人的な感覚の中での判断ではなく、あくまで俺以外の人間でも不快感や嫌悪感を覚える様な行為・思考に対しての場合なんですけどね。教育再生会議や教育再構築といった事も最近よく耳にするけど、それ以前の“意識”や“常識”の段階で大きな問題があると思う。

物や情報が溢れ、欲しいものが簡単に手に入り、親の存在や立場が軽視され、“楽” や “自由” といったキーワードに対して手段を選ばない若者……世間一般じゃ20歳を境に大人の仲間入りってな感じになるんだろうが…おいおい、たとえ経済的に自立しようが、だからといってなんでも許されるって事じゃね~だろと思う。それに伴って成長や発展、向上や認識しなきゃいけない事だって山ほどあるだろうに…

という事で今回ご紹介する作品なんですが、ただでさえ“最近の学校ってもんはよぉ”ってガッカリするんだけど、海外ではもっと違った感覚の生徒が、違った状況や問題に直面したりしている事を痛感する、UK発の学園問題作(?)『Kidulthood』ですますキスブス!

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イギリスのハイスクールに通うトリフ(Aml Ameen)は、女たらしのジェイ(Adam Deacon)と、なにかにつけてナイフを突き出すムーニー(Femi Oyeniran)が仲間の普通の15歳…のように見えるが実は叔父(Cornell John)の影響でワルの道に片足を突っ込んでいた。そんな彼の彼女アリサ(Red Madrell)は自分が妊娠していることに気付きショックを受けるが、アリサの親友であるベッキー(Jaime Winstone)は、SEXを自由奔放に楽しみ、アリサにもそれを勧める。そんな中、校内でも札付きのワルであるサム(Noel Clarke)のイジメを苦にしたケイティ(Rebecca Martin)が自殺してしまう…。サムの傲慢な行動や態度に我慢の限界を超えたトリフ達は、彼に対しての復讐を誓う…

まだ15歳だぜ…みんな

イギリスの映画は割りとエックスジェネレーションを過激に扱った作品も多い様な気がする。そんな中でもこの作品は、かなりガツンと来る内容になってる。日本でも若者の非行ってのは、俺らがガキだった時代とは随分と変化を見せてる。暴走族・校内暴力といった事が社会でも “非行” の代表格だったものが、最近ではイジメ・売春・薬物・そして殺人といった凶悪な物に “発展” してしまった。ただそれは日本だけのものではなく、世界各国のティーンの間で存在すると言うことをこの作品では網羅している。

SEXに対して開放的かつ積極的、当たり前の様にタバコやハッパをふかす、悪いとは解かっていながらも犯罪に手を染める…映画の世界では良くあるシチュエーションだが、実際にこの作品で演じてる俳優達がまだホントに若いって事もあり~の、大げさな脚色がある訳でもない~のってな事で、妙にリアリティ度が増してる感が強い。

女の子の部屋にイカツイ男を平気で案内する母親、さらに一言、「コンドームはちゃんと使うのよ!」ってなモンよ!週間や常識が国によって随分違うって事を痛感する一コマだと思う反面、そこまでオープンじゃない日本だからこそ、影でとんでもない事をコソコソやっちまう若者が増えるのかも…なんて思いましたね。

作品の中の若者達や、製作者サイドの意向なんてのも、少なからずHIPHOPカルチャーの影響を受けているのだという事は様々なシーンから汲み取る事が出来る。ただ、本来のHIPHOPという文化の方向性が、どこかで随分大きく捻じ曲がった結果、こういった世代の感覚を生み、その歪みが更に拍車がかかっているのかと言う事を、世界各国の情況を垣間見る事で強く認識することとなった1本ですね。これはマジ必見!…劇場公開、いや、ビデオ出るかな?(笑)

怒りや憎しみは連鎖し、悲しみは伝染する…強烈な映画です



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『Freedom Writers(邦題 フリーダムライタース)』だよ!
俺の親は地元の公立高校で仕事をしているので、よく現代的学生事情を寝汗が出る程熱く語りだす事がある。しかし残念なことにそれは決して“賛辞”ではなく、“落胆”の方が多かったりする訳なんですよね~。

俺も最近、「はっ!」っと気付くんだけど、よく「俺らが学生の頃は…」とか「昔はさぁ…」といった言葉を発してる事が多々あるんです。最近のガキは、そういった言葉を著しく嫌うらしいけど、俺から言わせれば決して過去と“比較”しているのではなく、あくまで“常識”と比較してるんだけなんだけどさ。

ただ、確かに俺らも昔、大人達に “新人類” なんて言葉で表現された事もあったりして、「大人が自分たちを正当化するために創ったしょ~もない言葉だ!」な~んてとんがっていた事もあったけんだけど(笑)

でもね、以前では考えられない様な若者の行動、そして猟奇的犯罪がコレほど頻繁にニュースで取り上げられる事が多い現在、どっかで本腰入れて考え直さないと、TVや映画の中でしか見ることが無かった諸外国の悲惨な生活環境やそれに伴って多発する犯罪なんてのが、決して他人事じゃなくなるんじゃないかとマジで心配になったりするんです。

っつ~事で、今回、そして次回と、“学園物”で攻めていこうと思ってます。

え?それじゃ笑えない?…いいじゃん!たまには真面目に語らせろよ!(笑)

ってな感じでまずご紹介するのが、日本でももうすぐ公開になる『Freedom Writers』。ご存知『KARATE KID 4』で一躍日本でも有名に……ならなくて、『『Million Dollar Baby』』で大ブレイクしたHilary Swank主演の学園物です!

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カリフォルニア州のロングビーチにあるハイスクールに赴任したばかりの教師エリン(Hilary Swank)。ところが彼女のクラスは、アフロアメリカン、ヒスパニック、アジア系といった人種によって生徒が席を別け、それぞれに敵対意識を露にした問題のクラスだった。何かに付けて対立感情丸出しの彼らに対して、ロクに授業を行える状態でもなく、喧嘩やボイコットが日常茶飯事だった。ある晩、韓国人経営の店で発砲事件が起こった次の日、クラスでアフロアメリカンを馬鹿にした絵が回覧され、エリンの堪忍袋の緒が切れる。しかし力説する彼女をエヴァ(April L. Hernandez)は涙ながらに一刀両断する。このままでは皆を纏める事は出来ないと感じた彼女は、考え方や接し方を根本的に考え直し、生徒達の為にノートを1人1冊分、自費で購入、生徒達との交換日記が始まる。さらに話題に上がった “ホロコースト” について “アンネの日記” を授業に取り入れる…。

この話は実話らしい。到底学校に “学び” に来ているとは思えない問題児達を、愛情や情熱で更正させる作品は、これまでも数多く作られている。特に女教師が主人公と言えばMichelle Pfeifferの『DANGEROUS MINDS』なんて作品もあったよね。

この作品でHilary演じるエリンは、決して彼らに染まる事なく、決して彼らに合わせる事なく、ただなんとかしてあげたいという強い思いから、誰よりも彼らに歩み寄り、様々な “工夫” を施し、彼らに “ヒント” を与えてきたように思う。それになにより、ウンザリする様な情況を、自らの手でどう乗り越えて行かなければいけないのかという教育者としての使命を、あれこれ考えながら行動する事により、あえて楽しんでいけるといった事すら感じさせてくれる。

彼らは何も “生まれつき” ひねた考えを持ち行動を行っていたのではなく、昼真っから銃声が響き、その銃弾から逃げても暴力やドラッグが待ち構えているといった危険地域の中、複雑な家庭環境で “愛情” を感じる事無く育ち、そして生き残る為に犯罪にも手を染める情況にあった。そんな彼らに鬱憤やトラウマを “吐き出す” キッカケを与え、それを “理解” してあげる包容力…これはアメリカに限らず、日本の教職者にも欠けている部分なのかもしれませんね。

Hilary Swankはこれまで、肉体的にタフな女性を演じる事が多く、世間的にもそういった部分での評価を得てきた。ただ、この作品で女性的な弱さや、だからこそ大きくしていかなきゃいけない強さみたいな部分を絶妙に見せてくれた様な気がする。この作品を見る事で、改めて『Million Dollar Baby』でのオスカー受賞が伊達じゃなかったって事を痛感する筈!素晴らしく落ち着いた演技を見せてくれてましたね。

それから、俺はこの作品のサントラを聴いてないんだけど、前編に渡って懐かしいHIPHOPが聴こえてきたんですよね~。Cypress Hill、Naughty By Nature、2PAC、Gangstarr…だけど舞台設定は90年代後半だろうから…なんでだろ~なんでだろ~ななななんでだろ~?(笑)

決してよくある熱血学園ドラマではない…実話だからこその冷静な行動やリアルな状況変化が見ている側にも伝わってくる秀作。声を張り上げ熱弁をふるい、体力に任せて生徒と共に汗を流すといった “お約束” など無くても、クソ熱さや気合を十分感じる事が出来る事間違いなし。そして生徒達にもスポットはキチンとあてられ、それぞれの胸の内や学校外での行動など、実際に決して “望んではいない” 状態とのギャップに苦悩する情況も描かれている。つまり、Hilary Swankの映画であると同時に、それぞれの “主役” が存在しているように感じた。

オーラスで生徒達が見せてくれた最高の笑顔がとっても印象的だった。

それから…黒板に自分の名前を書く練習して、チョークで汚れた手を真っ赤なスカートで拭いちゃう彼女がセクシーだったね(笑)



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『GLORY』だよ!
昨日、レイトショーで、太平洋戦争末期の特攻隊の青年達と、彼等に実の母の様に慕われた食堂のおかみさんとの交流を描いた作品、『俺は、君のためにこそ死ににいく』を見に行ってまいりやした!

俺は以前から窪塚洋介の存在感や演技、そして彼の作品そのものが結構好きで、今回も楽しみに初日を攻めたんですけど……どっかの誰かさんがこの映画を称して “正当化” や “美化” なんつ~事を見る前からのたまっておりましたが、そういった個人的に偏った思想うんぬん関係なく、心にズシンと響きまくる作品であった事は間違いありませんでしたよ。もっと言えば、特に前述の人物の様な人にこそ見てもらいたい作品だなとホントに心から思いましたよ。みなさんも、是非!

っつ~事で、そんな興奮と感動冷めやらぬ状態だからこそ、今回はココでも “戦争を題材にした作品” をご紹介しちゃいますですハイ!もちろん、いつもより少し真面目にいきますんで。

1989年のアカデミー、そしてゴールデングローブの2大映画賞で、最優秀助演男優賞に輝いた人物、そして作品を御存知でしょうか。そうです、後に『TRAINING DAY 』で主演男優賞も獲得した名優Denzel Washingtonの『GLORY』です。彼の他にもMorgan Freemanがいぶし銀の演技を見せてくれているこの作品は、御存知の通り、“南北戦争” をテーマにした作品ですよね。

南部の白人は黒人奴隷をガンガン利用し、綿花などのプランテーション農園を展開。権力を掌握しブイブイいわしてた農園主達はイギリスに対しての自由貿易を望んでいた中で、北部は工業が発展し、奴隷を必要とせず、貿易事態も“保護貿易”を推奨。当然北と南は対立、サウスカロライナの連邦からの脱退を皮切りに、他6州が脱退。ジェファーソンを大統領とするアメリカ合衆国ってのを作っちゃう。直後アメリカ大統領にリンカーンが就任と同時に、南軍が動き、サムター要塞の戦により開戦…。簡単に言えばこんな感じなんだろうけど、もっと簡単に言えば 国内で巻き起こった “貿易に対する相違戦争” であり “奴隷に対する相違戦争” と言えるんじゃないでしょうか。

今回はこのDenzel Washingtonの助演男優賞だけでなく、撮影賞、録音賞にも輝く名作 『GLORY』をご紹介します。

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1860年代、アフロアメリカンだけで構成される部隊、第54連隊の指揮を、知事により任されることになった北軍の指揮官ロバート・ショー(Matthew Broderick)。ロバートの頼みで友人であるキャボット(Cary Elwes)や、アフロアメリカンであるシアーレス(Andre Braugher)も参加することになり、分離派に反対するアフロアメリカン志願者も大勢集ってきた。武器どころか軍服すらロクに与えてもらえない中、差別色丸出しの厳しい訓練が始まるが、大統領であるリンカーンの命令がくだり、第54連隊は戦闘に加わる事が許されないでいた。ロバートは気の緩みを防ぐ為に、皆に厳しく接するが、キャボットは彼の差別的態度に不満を抱いていく。それでも、酷い差別をトラウマに露骨に白人を憎んでいるトリップ(Denzel Washington)や、皆の代表的存在であるローリング(Morgan Freeman)との信頼を築く中、いよいよ彼らは戦場へと向かう…。

背中にビッシリと鞭の後がある…、行進してても見方の白人に「ブタの方がまだマシだ!喰えるからな!」とののしられる…、食べるものにも困った挙句、南から逃げる様に“北軍”に志願してくる…、靴さえ与えられず、素足で訓練を受け続け、絶えられずにキャンプから脱走…、突然の減給…

そう、すべてが “黒人だから” という事で…

今ではどうしても、人種差別と言ったら “ストリート” に目が行きがちだし、ある意味、だからこそのブラックムービーの世界観みたいな図式が出来上がってる状態なんだけど、ドラッグや銃犯罪が好き勝手に蔓延している今日、“自由”って言葉の重みは時代と共に随分変わった訳ですよね。本当の “差別” を知るには、人間が家畜以下の扱いをされてい頃…つまり奴隷制度が根強かった頃を知っておく必要があると思う。もちろんこの作品をはじめ、南北戦争を扱った作品や、奴隷制度、KKK(クー・クラックス・クラン)、南部(ディープサウス)がテーマである作品も数多く存在するけど、何故か “難しい” とか “おもろくない” ってな感じで敬遠する人達も少なくない。もっと簡単に言えば、なんだかんだでブラックムービーを “ファッション的” だったり “HIPHOP的” に捉えてるからこそなのかもしれない。

流行のトラックが全編に渡って鳴り響き、御贔屓のラッパーが主演。ドラッグ売買や銃撃戦はストリートの過酷なサヴァイヴを伝える格好の材料…俺だってそんな作品は大好きです。でもね、ただそこだけを “REAL” とか言うのはとても危険だし、もっと言えば“恥ずかしい事”だと思うんです。

南北戦争の結果、北軍が勝利し、「奴隷解放宣言」によって南部の奴隷達は解放されることとなった。しかし、人々の心や深層心理に根付いた差別意識が総簡単に無くなるはずもなく、KKKの出現や公民権運動など、アフロアメリカンはその後も“自由”に向けての尾張なき闘いが続くことになってる。だからこそ、敵、見方構わず差別と言う過酷な情況の中、人間が巻き起こす最も醜く悲惨な戦争に出撃し、命を落として言った第54連隊の戦士達を忘れてはいけないと思う。

キャンプに立ち並ぶ沢山の白いテントが、KKKの頭巾とオーバーラップしてなんとも言えない気分になったよ…。



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『CANDYMAN ‐ DAY OF THE DEAD(邦題 キャンディマン3)』だよ!
さて、今回は前回の『Candyman: Farewell to the Flesh(邦題 キャンディマン2)』の続編、そしてキャンディマンシリーズの最終章となります『CANDYMAN ‐ DAY OF THE DEAD(邦題 キャンディマン3)』をご紹介させていただくズラ!

『エクソシスト』や『オーメン』といったオカルト作品は、今でも続編が作られるほどの超有名人気作として皆の認知度も高いんだけど、果たしてブラックムービーファン以外の人達は『キャンディマン』の存在を知ってるのか?いや、ブラックムービーファンですら知ってるのか?しかもこのブラックモンスターは結構な人気者として、シリーズが3作品も存在するを知ってるのか?ってな疑問もありますが…ま、知らないんでしょう(笑)

だから俺がやるんじゃわい!!!!!(笑)

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真っ白な壁面に覆われたバスルーム…血で描かれたダイニングメッセージ…振り向くと…鮮血したたるフックを翳したキャンディマン(Tony Todd)の姿が!!!…毎晩の様にそんな悪夢にうなされる画家志望キャロライン(Donna D'Errico)は、かつてリンチによって右手を切断、全身にハチミツを塗られ、そこへ群がった蜂に刺されて残虐死したと言い伝えられているキャンディマンの伝説が気になっていた。ある日、仕事仲間であるミゲル(Mark Adair-Rios)が街にロビタイルというアフロアメリカン画家の絵を扱う“キャンディマン”という画廊を開き、キャロラインは憤慨する。そう、そのロビタイルこそ、キャンディマン伝説その人であり、“キャンディマン”という名を宣伝の様に使う事が我慢できなかったからだ。大勢の客が集る中、「そんな伝説など迷信」という事を証明する為に、キャロラインは鏡に向かって「キャンディマン」の名を呼ぶが…

お約束の如く、下着姿で「キャアアアアアア~!」みたいな登場をしてくれるのが、ヒロインのキャロラインを演じるDonna D'Errico。いいねええええええええ~!さすが元プレイメイト!そういや最近では彼女『Austin Powers in Goldmember』にも出てたけど、もう40近いんだね~…ってなんのこっちゃ!(笑)。
     DonnaDErri_Grani_207313_400.jpg

もちろん主人公であるキャンディマンは1作目、2作目通じての出演となるTony Todd。これまた関係無いけど、アメリカのマクファーレントイズってフィギュアメーカーがさ、この『キャンディマン3』のフィギュア出してんですよ!俺持ってるんだけど、何故『3』なのかいまだに謎だよ(笑)

正直、『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』といったシリーズ物の名作ホラーってのは、ある意味 “そうでなくちゃいけない王道” ってのを創り上げてると思う。だからこそ、毎度似た様な作風であっても、これでもかというくらいの続編が製作されてきた。しまいにゃ、全く別作品の主人公同士を戦わせたり(笑)。そういった意味ではこの『キャンディマン』は、3作品も作るに値する “ネタ” だったのか…っていうと少々説得力に欠ける気がするんです。

コレまでにないアフロアメリカンのホラーヒーロー、人種問題が絡む悲しき過去、やたらとスプラッターシーンを盛り込まず、トーンを落としたストーリー…様々な “これまでにない要素” ってのをふんだんに感じることが出来、もっと言うならば初作に関しては涙さえ覚えるくらいだった。がしかし、続編に関してはそういった新鮮さや斬新さが影を潜め、感想として残るのは “地味さ” だったり 。それにホラーの王道である、怖さみたいなものが、だんだんとサスペンス的要素の方がでかくなる事で散漫になってる様な気がするっていうか…ようするに怖くないんだわ(笑)。ただこの作品では5分おきにDonna D'Erricoは「キャアアアアア~!」って叫んでたけどね(笑)

それに俺が一番思ったのは、ヒロインをはじめとして彼女を取り巻く仲間や環境が、モロに“ラテン系” なんだよ。要はさ、元々キャンディマンって人種差別的な問題において惨殺された伝説だし、キャンディマン自身がアフロアメリカンでもある様に、そういった部分が大きかった…んだけど、この作品ではそういった一番のコアな部分が全く関係なくなるじゃん(笑)。あえてルームメイトにアフロアメリカン女性を配置してるんだけど、それも繋がりには全く関係無い…この3作目って一体…(大笑)

もし今見る人がいるとすれば、「あれ?この人どっかで…」って思うかもしれない。そう、人気テレビドラマ『プリズンブレイク』であの嫌~な監視官ベリックを演じてたWade Williamsがチョイ役で登場してます(笑)

これは根っからのブラックムービー好きな人にアドバイスなんだけど、レンタルビデオの“ホラー・スプラッターコーナー”をたまにはガッチリとチェキって見てください。結構「ぬおおおおお!」って人が「ひょえええええ!」って作品で出てたりするから!(笑)。『ブラキュラ』や『キャンディマン』だけじゃないんだぜ!






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『Candyman: Farewell to the Flesh(邦題 キャンディマン2)』だよ!
ビデオショップにおいて、俺が最も“足を運ばないコーナー”が、ホラー・スプラッターエリアなんですけどね~。ただ、そこには他のコーナーにはない“おバカタイトル作品”の宝庫でもあり、たま~にジックリと1本1本の「どうかしてるぜ~ええええ!」系のタイトルを眺め、1人ロンリー大爆笑してたりする訳です。

例えば…『ダーティキッズぶきみ君』、『ホラ~死んじまっただ』、『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』等など、思わず「どうかしてるぜええええ~」と絶叫しながらキョンシーの様に両腕を前にピ~ンと突き出し、サモハンキンポーもまっ青なステップでピョンピョン飛び跳ねたくなってしまう様な “超おバカタイトル” のオンパレード&テクニカルパレードな訳だ! そして、キョンシージャンプをピョンピョンひとしきり楽しんだ後、それらをただ笑い飛ばすだけでなく、「にゃははのは~!」っと、真剣にコーナーに座り込み、どのおバカ作品を借りて帰ってやろうか悩んでる俺…どうだ、輪をかけたおバカだろ!(笑)、映画秘宝もビックリの過激行動派だろ!

さて、今回の作品なんですが、そんなお宝ガールズの宝庫であるホラーコーナーに置いてあるであろう(…いや、置いてないかもしれないが)1本。そして誰からも借りられる事無く、何時の日かやってくるであろう “中古300円ワゴンセール” 行きになる日を待ち、静かに “眠っている”作品だ!以前ココでも紹介した事がある悲しきブラックモンスターの続編となりました『Candyman: Farewell to the Flesh(邦題 キャンディマン2)』でいくばい!

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蜂の大群により殺された“カギの手を持つキャンディマン”の伝説を研究している大学教授パーセル(Michael Culkin)が、自らは“伝説”としか捕らえていなかったキャンディマンに殺害される。容疑者とされたのは、教授にキャンディマンの存在を認めさせようとしていたイーサン(William O'Leary)だった。そして彼の姉であるアニー(Kelly Rowan)は、自分達の父親がキャンディマンに殺害されたという憶測に悩んでいたが、彼女が勤めている学校の生徒がキャンディマンの事で喧嘩をしていた際に、そんな事は迷信だと鏡に向かって「キャンディマン」の名を5回唱えるのだった…。

ジェイソンの様に何度も何度も復活しては、人々を恐怖のずんどこ…いやどんぞこに陥れる“スーパーモンスター”もいるんだけど、このキャンディマンに関してはそういった派手さやスター性(笑)がある訳でもなく、その生い立ちや死に方もまた悲壮感に満ち溢れている。この作品ではそういった彼のルーツ的な部分を垣間見せようとされているのだが…いかんせん、その“本質”だけをグロテスクに綴っているわけでもないので、少々退屈な感じが否めないんだな~。

そこがまたこのキャンディマンという作品が、単なるスプラッターホラーではなく、物凄く悲しいメロドラマ的な要素が大きいだけに、ホラーコーナーに『エルム街の悪夢』や『バタリアン』といった作品と一緒に並べられていることに違和感さえ持つんだけど(笑)。簡単に言ってしまえば、恐怖映画として見た場合、それはそれは拍子抜けするであろう作品なんですよね、この続編は特に!(笑)

相変わらず顔面に蜂が集ったキャンディマンのアップや、右手のフックで惨殺するといったエグいシーンは存在するものの、「ひょえええええええ~」という怖さよりむしろ「これホントに の顔に蜂集らせてんのかな?スゲエよな~」とか「なんともまあキャンディマンは可哀想な男なんだな~」とかそっちの方に意識が持ってかれ、怖いという感覚はもてない…ってか元々俺自身があんまり恐怖映画でちっとも怖いと思わないからなのかもしれないけどね(笑)

まず一言で言えば、とにかくこの作品は「静かな恐怖映画」だと言えるし、それがまた色んな部分でマイナスになってる気がする。ただ、コレを含めて全3作品も製作されているということは、本国アメリカではそれなりに“モンスター”としてのステイタス(笑)が築かれているのかな?

ってかさ、この『キャンディマン』なんだけど、これで終わんないんだわ!続々編がちゃっかり作られとるっちゅ~ことで次回をお楽しみに!



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『Murder Was the Case: The Movie』だよ!
俺が学生時代に入り浸っていたモグリの輸入CDレンタルショップ。ある日、「趣味はボイスパーカッションと囲碁です」と今にも告白してきそうな感じの店員が、俺の顔を見るなり鼻息も荒く、いつもより6オクターブくらい高いチャカ・カーンもまっ青な金切り声で「ス、ス、ス、スゲエのが入りましたよ!」と一枚のCDを手に駆け寄ってきた。

店内に響き渡るゴリゴリのFUNKトラックに、アンバランスかつ絶妙に絡み合うチープなシンセ音…そう、それが “G-FUNK” とのメニコンカラーコンタクト…いや、ファーストコンタクトでした。

ご存知元ワールド・クラス・レッキン・クルー…というよりも、元NWAのDr.Dreが、そのNWAを1991年に脱退、かつて保釈金まで払ってもらった恩のあるEAZY-Eと完全な喧嘩別れの結果、マリオン・シュグ・ナイトと組んで「デス・ロウ・レコード」を設立。そして翌年、「趣味はボイスパーカッションと囲碁です」と今にも告白してきそうな感じの店員が俺に手渡した、HIPHOPクラシック中のクラシックであるアルバム『The Chronic』をリリースした訳です。

そしてそのアルバムでDreの背後で怪しげかつ超個性的なレイドバックフロウを噛ましてたのがこれまたご存知Snoop Doggy Doggだったっつ~訳です!今回は、そんなデス・ロウが結局ホントにデス・ロウになるなんて思っても見なかったイケイケの時代に製作されたショートムービー『Murder Was the Case: The Movie』をご紹介日本海東シナ海まいくちぇっくわんつ~!

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自分の彼女であるタミー(Miya McGhee)が、他の男とデキてることを知ったCJ(Charles Q. Murphy)は激怒し、その相手であるスヌープ(Snoop Dogg)の命を狙う。彼を探しに深夜の街に繰り出したCJ達は、ストリートで彼らを発見し銃撃戦となる。結果CJはスヌープを射殺することに成功する。しかしスヌープは完全に息を引き取っていた訳ではなく、不思議な力をもつ男デビルの力で復活…CJ達に復習を誓うのであった…。

おそらく俺が一番最初に買った“輸入版ビデオ”が『Wild Style』なんだけど、俺が住んでるところにやっとタワレコが出来て、そこで始めて買ったのがこの作品の輸入版ビデオだったと思う。もちろん字幕無し…でもそんな事なんてどうでもよかった。それが今じゃTSUTAYAに “新作” としてDVDが並ぶなんて…いやはや時代も変わったな~と思う今日この頃34歳独身てんびん座UFO信じるですよホント。

冒頭はSnoopにとって恩人中の恩人であるプロデューサー、Dr.Dreとの馴れ初めから始まり、ソロになるまでの経緯などを簡単に説明。おなじみのプロモが数曲続き、その合間には彼のHIPHOPに対する熱意や情熱を淡々と語る。そしてメインであるショートムービー『Murder Was the Case: The Movie』に突入するという流れですね。

彼自身、随分とOld Schoolへの愛が深いんだろうといった部分が今でも色んな部分に感じられる。それは音楽だけでなくファッションや文化、もっといえば雰囲気も…古き良き(?)時代のPIMP宛らの姿で登場することも度々。この作品に収められているPVにも、俺らブラックムービーファンなら思わずニヤけちゃうような大スター達が “数多く” 、そして “チラッチラ” と登場してくれてます(笑)

ただ、作品自体、特に『Murder Was the Case: The Movie』だけの話をすれば、なんてこたないショートムービーで、丁度『Boyz n The Hood』の後半に、Cubeが弟のカタキを捕る為に夜の駐車場で銃撃戦するシーン、まさにあんな感じだよね。

しかし…西海岸のHiphopシーンのおいて、それまでのギャングスタ一色や東の二番煎じ的立場カラーから、“独自” や “個性” 、“特有” や “先端” を感じさせてくれたのが、Dreとショグの “デス・ロウ” だった事に偽りは無い。ただ、多くの問題や犠牲を生み出し、“崩壊” や “決別”、“抗争” や “終焉” を自ら演出したのも彼ら(まぁ厳密に言えばショグだけなんだけど)だった様に思う。ただ、その後のDreやSnoopの活躍は、かつてのように東に対するライバル心剥き出しの攻撃的スタンスではなく、様々な人物たちとの交流も積極的に行い、結果として “れぺぜん西海岸” がしっかりと後から着いてきている様な気がする。

HIPHOPの世界に “Battle” は必要不可欠…ただ、“Murder” はあってはならない…。



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『Keep the Faith, Baby(邦題パウエル 気高きカリスマの伝説)』
最近よく本を読むんです。

といっても思いのほかに楽しくてしようがない “空手” に関する本なんだけど。数多くの著名な先生方が、ご自分の “自伝” 的作品を執筆されてるので、そういうのを片っ端からヤフオクで300円以下買いしておる次第です(笑)。

HIPHOPやブラックカルチャーは、ホントに今では “身近” に感じる事が出来る文化になったけど、やっぱり深く掘り下げていく為には、ただそこに居たり、ただ耳に入ってくるものを聴くだけではなく、自分で掘ってくしかない…今ではインターネットというも最も大きく、最も簡単な手段が存在するんだけど、俺らがおっ始めた80年代は、やっぱ “映像”と共に “書籍” しかなかったんですよね。

迷わず読めよ!読めばわかるさ!

的な感覚で、随分と俺自身漁ってきましたが、なんせブラックカルチャー系の書籍って…結構高いのが多いんだよ値段が!スゲエのになると1万円以上もしたりするし、かといって立ち読みでフィニッシュれるレベルの本なんか1冊も無いし。随分と清水の舞台から飛び降りてきたもんです(笑)

さて、そんなブラックカルチャーの歴史上、著名な人物は数多く存在しますが、今日ご紹介する作品も、そんな歴史に刻まれる1人の政治家にスポットを当てた映画、『Keep the Faith, Baby(邦題パウエル 気高きカリスマの伝説)』でっせ!

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黒人専門誌の記者ジョー・シラー(Russell Hornsby)が、取材のために議員の座を追われたパウエル(Harry J. Lennix)を尋ねる所から物語りは始まる(もっと正しく言えばパウエルが亡くなり、ジョー・シラーの回想からだけど)。黒人初のNY下院議員として教育・労働委員会委員長まで勤めたアダム・クレイトン・パウエルjrは、牧師の息子として生まれ、議員に当選後は人種問題に対し積極的かつ大胆な行動を執り、アフロアメリカンの意識向上、人権確保に多大なる貢献をしてきた。美しいピアニストであるヘイゼル(Vanessa Williams)と恋に落ち、順風満帆に見えた彼であったが、彼の存在やカリスマ性を著しく嫌う他の議員達は、彼に対する圧力を強めていく…。

町中に“白人専用・黒人専用”という看板が目立ち、自由を求めるデモが練り歩き、職を求める人々の長蛇の列が至る所に…。店やバスをボイコット、不条理な逮捕による暴動…人種差別という恥ずべき思想が、最も醜く最も行動や事件となり人々の生活を脅かしていた頃、誰もが指導者、誰もがカリスマを求め、それと同時に自由や平和への希望を照らし合わせていたに違いない…もちろん目に見えるゴールや結果などある訳でもなく、ただ漠然と、しかし力強く…。

公民権運動時代、世界的にも有名な運動家は何人も現れている。もちろん日本でも有名なMalcolm XやKing牧師等は知っている人も多いでしょう。しかし、差別の歴史上、自分たちの当たり前に存在する人権に対し、言動、行動を体言してきた個人・団体はそれ以前より多数存在する。もちろんこの作品の主人公であるパウエルも、マルコムがNYでミニスターとして行動を開始する以前、つまり1930年代より活動を始めているんです。

アフロアメリカンに対し、過剰な拒否反応を態度で露わにする議員に対しては、ひつこいくらいに接近し、白人系のショップに対するボイコット運動も展開。家族が危険にさらされようが、自分の立場や自分がやらなければいけない運動・行動を優先し、アフロアメリカンの地位向上に努め、時には白人議員に対し巧みな交渉術を見せ、時には豊富な資金を利用し、そして時には同胞達のデモ行進すら阻止するといった強硬手段さえ実行する。キング牧師の演説に対しては「夢を語るのは簡単、それを実現できるかどうかだ」と切り捨て、ミルオンマーチに対しライバル心むき出しになったり…。

だが、他の議員にとって当たり前の事をしても、彼が黒人である事実がそれを邪魔し、弾圧の対象となる。それに行動が派手になるとそれだけ敵も増える…いつしか彼は、陰謀に巻き込まれ酒や女に溺れ、金の亡者としてのレッテルを貼られ職務を追われる羽目になる。裁判の結果勝利し、下院議員に再選はしたが、失ったものも大きかった彼…。しかし平等でない、当たり前の権利が与えられない、そんな不条理な状況を根底から変える為に死力を尽くした事、そして彼の行動は多くの人々の生活状況を変え、大きな功績を残したことは間違いないでしょうね。
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現在、ハーレムの125丁目の交差点に聳え立つビルの前にある“アフリカン・スクエア”には、彼の立派な銅像が聳え立っています。

彼のスローガンである「Keep」「The」「Faith」(信念を貫け)の言葉と共に…。



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