おす!ブラックムービー界のキューリー婦人、GEE-Qです! いや~、かなりしょっぱい出来事がありやした。 先日、深夜にコンビニに寄ろうと駐車場に車を停めて降りるや否や、いきなしヘペレケに酔っ払ったオヤジがフラッフラの酔拳状態で歩いてきたんだわさ。ま、酔っ払ってるわな~っつ~位で気にもとめなかったんだけど、そのオヤジがいきなり「んなああああんんどぅあああああコルルルアアアアア~!」と因縁ちゃんを吹っかけてきがったんですわ!別に目も合ってない俺にだよ!森を歩いてたら小鹿とかリスとかが寄ってくる様な俺にだよ!みなしごハッチを見たら無条件に号泣する俺にだよ!一体なんだっつ~んだよ!お前はタイガージェットシンかっ! ややっこし~オッサンだな~と思いつつ、世に蔓延る不条理には猪突猛進で特攻していかなきゃ気がすまない性格の俺は、振り返った時には既に “制裁モード” に入ってたんだわ!そ、そ、そしたらよおおおおお~!いきなし俺の四駆の横に停まってた軽自動車から、車内で弁当を食ってた残業帰りのサラリーマン(身長約168CM、体重約55KG、推定年齢25歳くらいの見た目 “下條アトム”系)が飛び出てきやがってさ、事もあろうにオッサンの前に立ちはだかり「何やってんですか!迷惑じゃないですか!」なんて叫んでんだよ!しかもオッサンに「なああああ~んやぬしゃあああああ!」と凄まれたら、そのリーマンときたら血相変えて「いい加減にしろよおおおお、ゴルアアアアア!」とキレ始めてんだよ!!!!!しまいにゃオッサンもブツブツ言いながら歩いてってさ、そのリーマン振り返り様、100万ドルから99万8750ドルくらい引いた様な笑顔で「大丈夫っすか!気をつけて下さいね!」とか俺に言ってやんの!おいおいおいおい!俺はお前に助けられたんかい????? そしてそのリーマンは「それじゃ!」という気持ち悪いくらい気持ちいい一言と共に、右手をシュパッと上げて軽自動車の車内に戻ってったんだわさ! ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、ふざけんじゃね~よ!お前は俺のS.W.A.Tか?俺がホイットニーならお前はケビンコスナーか?俺はそんなにひ弱っ子探偵団に見えるか?俺はそんな壊れかけのレディオに見えるか?俺はそんなに翼の折れたエンジェルに見えるか?ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~!!親切にされただけに八つ当たりも出来ねぇじゃね~かよおおおお! Gee-Qえいじくん、35歳、よく雑誌の裏とかに広告出てる「幸せになるペンダント」を本気で購入考えてます(大笑) っつ~事で今回の作品は『CHILL FACTOR(チル・ファクター)』を紹介させてくれ、頼むリーマン! 10年前に、国家機密として開発された化学兵器 “エルヴィス” の実験の場に立ち会った事でなななんとギザとばっちりを受け刑務所に収監されちまった不運の軍人ブリナー大佐()。彼は、魔太郎のごとき恨みを募らせ、出所と同時にエルヴィスを保管している研究所を襲撃!ところが研究員のロング博士が重症を抱えつつエルヴィスを持ち出し、喫茶店に勤めてるメイスン(スキート・ウールリッチ)にエルヴィスを任せて亡くなってしまう。訳のわからないメイスンは、たまたま配達に来ていたアイスクリーム屋のアーロ(キューバ・グッディング・Jr)をまき沿いにしてエルヴィスを陸軍まで届ける行動に出るが… よくよく考えて見たら、キューバ・グッディング・Jrもホントに作品によってムラがあるんだよね(笑)。いや、それは決してオモロイ!オモロくない!って判断だけじゃなくって、日本公開されそれなりの評価を得る作品もあれば、超が付く程のB級作品がひっそりとリリースされてたり…言い換えればそれだけ数多くの作品に出てるって事にもなるんだけどね。 んじゃこの作品、いかにもその超B級の部類にカテゴライズされんじゃね~の?って事になるんでしょうがその通りです(笑)。でもね、決してそれが “オモロくない!” に直結するって人は、まだまだB級の楽しみ方を判ってナイナイシックスティーンだぜ! ま、化学兵器を運ぶ “ロードムービー” みたいな感じなんだけど、いちいちキューバ・グッディング・Jrが間抜けでビビりまくってる姿が妙にハマるんだよ!そりゃそうさ、ただアイスクリーム配達しに行っただけでさ、10度C以上になると大爆発を起こし、一瞬にして生物を消滅させてしまう核兵器の様な…いや、まさに核兵器を、訳わかんない間に武装した兵士達から逃げながら運ぶなんてシチュエーションになってみ!?。俺なんか「すいません!このレディボーデンただでみんな食べていいから許してガリレオ!」とか懇願するっちゅ~に!(笑) 要はさ、そういった超ありえないミッション系といえばそれなりに緊張感や緊迫感が満載!っちゅう感じの作品かと思いきや、どっちかっつ~と2人の超ビクビク感の中に生まれる軽快(?)な会話のやり取りにスポットが当てられてる…いや結果的にそうなっちゃってるっていうか。ある意味 “化学兵器強奪” って方に重きを置くと、やっぱそれなりの予算やシナリオが必要になってくる…んじゃどうするか、主人公2人のパニクり具合をクローズアップしちゃえ!みたいな部分が、結果的に結果オーライバックオーライになってる気がするんだわ! パッケージや予告編ってさ、その作品の “一番金がかかってるシーン” ってのを多様するんだよ!だからそれを期待して見たらそれ以上のモノが無かった!なんて感想は正直俺的には言っちゃいけないと思う。だったら「大笑いなんだよ、この予告編、これが全てだったぜ、ギャ~ッハッハッハッハのハ~!」的な見方の方が、数多くの作品を “それなりに” 楽しめる懐が深くなるっつ~もんだと思う!これ、キングオブB級映画の俺が常に忘れない様に心がけてる事だから。 つまり、この作品、俺的には十分過ぎるほど、オススメだぜい!!!!!
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テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画