どもっ!ブラックムービー界のコンデ・コマ、GEE-Qです!
いきなりですが、ホンットに何年ぶりぐらいかに心のそこからある野郎を “フルボッコ” にしたいという衝動にかられました…が、なんとかこらえました…が、ストレスMAXです…が、さっき “ねこなべ” を見てホンワカ気分で癒されたので少し落ち着きました(大笑)。ま、仕事関係の話なので、ホントに殴るわけにもいかず…ぬおおおおおお~!思い出しただけでもキレそうじゃあああああ!
丁度いい!そんなこんなで絶好調に “攻撃的状態” な今だからこそ、先日、ある輩からこのブログに対するメールが来た話をしちゃいまSHOW!
その内容を簡単に説明すると「アーティストが出てる作品を紹介する時、そのアーティストに対してあまりにも触れなさすぎじゃないか!」といった不満をブチまけたモノ。要するに 『YOU GOT SERVED』 ではオマリオンにもっと着目しろ!とか、『STOMP THE YARD』 ではNe-Yoやクリス・ブラウンにもっと着目しろ!みたいな…。しまいにゃ「知らないんじゃないの?」みたいな事まで!!!おいおいおい、さんぴんやっこさんよ!んじゃ今風に応戦してやろか?
それって、ディスってんの?(笑)
まず、説明させてもらうとさ、ココはあくまでアーティストに注目するトコじゃね~んだよ。作品(映画)自体に注目し、それらを “俺の独断と偏見” で紹介・おススメするトコなんだわさ!
確かに俺は、アーティスト(ラッパーやR&Bシンガー)が出演する作品だからといって、必ずしもそのアーティストのバイオなんてのを毎度 “事細かに” 文章に織り込む様な事はしてない。っていうかする必要ある?俺は別に「知識をひけらかす」とか「自分の知識を読者と比較する」的感覚は全く持ってないし、NETを探せば何処ででも手に入る様な情報をコピーしてくるなんて事、絶対にしたくないんだわさ。
それに、元々 “ブラックムービー専門ブログ” って形でおっ始めたってのも、HIPHOPやR&Bシーンってのを “曲中心(特に新譜)” や “アーティスト中心” に紹介してるブログってのは既に山ほど存在してるからこそ、「んじゃ俺は違うアプローチで!」という感じで始めたんだもん。アーティスト情報が読みたけりゃそっち見りゃいいじゃんよ。もちろん俺自身、ブラックムービーを扱ってるからと言って、その根本にはブラックカルチャーLOVE、HIPHOP LOVEってモノがデカく存在してる。かといって、誰でも知ってる様な情報をUPしないからといって「偉そうに知ったかぶりしてんじゃねえよ!」なんて言われる筋合いは全くねえよ!少なくとも俺は自分で見たものを自分の感覚で解釈し、自分の言葉で綴ってる。“憶測” や “予想” で書いてる記事なんて無ぇよ!それにさ、知らないからスルーしてんじゃねえんだよ!俺が1ヶ月に何曲、何枚、何冊、何時間、何番組ブラックミュージックに対して “費やしてる” か知ってんのか?俺はお前が生まれる前からHIPHOPにドップリなんだっつ~んだよ!
そんなにぬかすなら俺の方も言ってやろうか?俺がこれまでにココで紹介した350本以上の作品中、一体どんだけ見てんだよ?
ココでも “独り言” のカテゴリーで何度か言ったけどさ、どうせディスるならそれなりの根拠や自信があるんならオモロいし、あわよくば尊敬や納得にも繋がるかもしれないんだけど、相手の力量やキャパもよく知らずに、勢いや自意識過剰的に攻撃するのは逆に恥かくぜ!ココは少しでもブラックムービー(黒人映画)やブラックカルチャーに対して興味持ってる人や、これから興味が大きくなるんじゃないかって人達が、俺のこと「バッカだな~!」みたいにクスクス笑いながら「あ、でもこの作品見て~!」なんて思ってくれたらいいな~と思いつつ続けてるんだもんよ。俺にとってはそれだけで十分なんだよ!
ただ、“専門” と堂々と言うって事がどれだけリスキーかってのは重々承知!だからこそ、生半可な情報や、誰もが見ている作品を、どっかで聞いたような風に説明するのは絶対にしたくないし、ハンパ無く入手困難なコア作品から、何処のレンタルショップにでも置いてある様な初心者でもとっつきやすい作品まで “根こそぎ” ってな感じで紹介してる。そりゃ毎回全く関係ない話なんかでスタートするから、全体的に “ナンパ” な感じもするだろうが、自分の中で最低限 “伝えなきゃいけない事” ってのはキッチリ考えながらやってるんだよ!
それでもムカつくってんなら、見なきゃいいんだよ!俺は色んな所にトラックバックしたり、読者を増やそうという努力は全くしてないし、これからもしない。ブラックムービーに興味を持ち、作品や監督、出演者に関しての情報を探す為にネットサーフィンをしてたらココへ辿り着いたって人に読んでもらえればそれでいいんだよ!それにさ、そんなに不満ならばお前がブログやって見ろっつ~んだよ!HIPHOPでもR&Bでも、俺が唸るようなブログやって見ろよ!さぞかしスゲエんだろうなおい!そんかわし、ショボい情報やベタなネタ扱いやがったらクソミソに言うぜ!
っつ~事で、今回は流れからしてコレが一番いいだろうってな感じでこの作品 『BEEF』 じゃあああああああああ~!!!!!!

思い起こせばKRSワンのBDPと、MCシャン率いるジュース・クルーのBEEF…いわゆる “ブリッジバトル” なんて名勝負もあったよね。つまりHIPHOP、とくにMCの世界ではMICが武器だし、生き残るためにはどんだけタフであるか、そしてどんだけライバル達よりも自分の方が優れてるかって部分をどんどんアピールする必要があった。特にHIPHOP創世記の頃は今のようにシーンも潤ってなかったし、それこそライバルは自ら “蹴落とす” 必要もあった。それに、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、ハーレム、それ以外もそうだけど “レペゼン地元(笑)” が物凄く色濃いプライドとして反映されてたんですよね。
デス・ロウとバッドボーイの抗争の様に、BEEF=銃撃戦や殺人といったキナ臭い事件に発展する危険性を心配するのではなく、「一体次はどんなアンサーソングを仕掛けてくるんだろ!ワクワクッ!ワクワクッ!」みたいな期待感が凄くあったし、実際そういった本当の意味での “マイクバトル” が続いた事は、それぞれのMC達の意地とプライド、スキルとプロ意識が爆発していたからだと思うんです。
そこんとこ行くと、俺の記憶では…ひっそりとではあるが “アイスキューブ” って人は今でこそオモロかったりカッチョよかったりってイメージになっちゃったけど、昔はホントによくケンカしてたもんだよ(笑)。対N.W.A、対コモン、対サイプレスヒル、ニューミュージックセミナーでもモノホンの喧嘩騒動があったしな~。い~い暴れん坊っぷりだったんだよ~ホント(笑)
今ではすっかり50やJa Rule、特にThe Gameなんてホントに色んなBEEFで有名だけど、やっぱね、もっと昔みたいに “曲” でムキになるべきだと思う。マイク以外でマジモメしても、シーンが熱くなるどころかHIPHOP自体が世間にドン引きされちゃうもんね。
あと、“BEEF DE 残念賞” は、LLといい感じのバトルを繰り広げたにもかかわらず、その後泣かず飛ばずなキャニバスに決定!(大笑)
テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画
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