GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ~!
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GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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『bamboozled』だよ!
みなさんは『ブラックフェイス』という言葉…というかムーヴメント(?)を御存知でしょうか。1800年代初期にアメリカで流行となった“白人の芸人達が顔を黒く塗り、黒人の様な姿でダンスや歌、コメディを演じる芸能”です。ただそれだけなら“シャネルズa.k.a ラッツ&スター”なんですが、当時はまだ人種差別も色濃く残っていた時代…当然の如くその内容は、“白人による黒人蔑視色”が濃厚で、人権団体からの抗議はもちろん、ショウビズの歴史の中でも差別的意味合いが強いものとして記憶されてる訳です。

白人が黒人を…しかも差別的に…といった図式は、長いアメリカの長い人種差別の歴史で考えれば、ある意味“当然”だったのだろうと納得せざる終えない。もちろんそれは、「そりゃそうだろ」といった軽薄な意味ではなく、“無視してはいけない、忘れてはいけない”歴史の中の汚点としての解釈なんですけどね。

そんな“ブラックフェイス”を一躍ムーヴメントにまでのし上げたTV番組が『ミンストレルショー』ですが、今回ご紹介する作品は、この『ミンストレルショー』を現代に蘇らせようとする男達をSPIKE LEEが痛烈に皮肉る形で撮りあげた『bamboozled』です。余談だけど、アフロ・アメリカンの一般施設利用を制限するっちゅう南部で実際に施行されていた『ジム・クロウ法』っていう信じられない人種差別法律の由来も、この『ミンストレルショー』のキャラの名前からとったって言うからマジで驚きですよ。

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TV局に勤めるアフロアメリカン脚本家ピエール(Damon Wayans)は、局の視聴率低迷に悩み、かつて一世風靡した『ミンストレルショー』を復活させる…題して『ニューミレニアムミンストレルショー』!ダンサーのマンレイ(Savion Glover)とその相方ウォマック(Tommy Davidson)を中心に結成されたピッカリーズとアラバマポーチモンキーズによって演じられたショーは、プランテーション農場が舞台という事もプラスとなり、一部の抗議・ボイコットなどが沸き起こるが、世間一般からのウケは上々で、視聴率もアップ、番組は大流行となる。しかし、ウォマックは自分達の行動に疑問を持ち始める…。

簡単に言おう。この作品は、SPIKEが痛烈に現在もアメリカ国内に根強く残る人種差別意識の追い風となり、イメージを植えつけてしまう最も大きなメディアとしての存在意義に警笛を鳴らしたものだと思う。つまりSpikeは、ただ単にそういった歴史的偏見を考え直すキッカケを与えるだけでなく、それを創り上げてきた“白いショウビズ界”に対しての非難・反抗をこの作品で見せてくれたんだなと。

白人が黒人を演じる…ミンストレルショーの様に“あからさまな差別表現”ではないにせよ、C. Thomas Howellが演じた、『SOUL MAN』なんてのもあった。逆に黒人が白人を演じる作品もMelvin Van Peeblesの『WATERMELON MAN』をはじめ、最近ではWayans兄弟の『WHITE CHICKS』、しまいにゃ、特殊メイクを施し、白人が黒人になり、黒人が白人になって生活するTV番組『Black. White.』なるものまで登場したり…。

もちろんこういった“なりきり演技”がオモシロい!という部分を、実際コミカルに“提供”する事で需要が拡大するという事はあるかもしれない。時と場合によって、そこに差別的表現などを含めた“皮肉”もあるしだろうし、一切そういったネガティヴな部分を排除した“娯楽”として楽しめる作品も存在する。

それなら、そういった“前提”が無い場合はどうだろうか?

『EVITA』で、“アルゼンチンの聖母”エバ・ペロンを演じ、アルゼンチン国民から大顰蹙を買ったMadonnaは?インドの指導者『GANDHI』を演じたBen Kingsleyもイギリス人だぜ?。『THE LAST EMPEROR』で清朝最後の皇帝溥儀を演じたのは香港出身のJohn Lone。あげたらキリがない位、異国の異人種が演じている歴史上の人物は数多く存在するわけです。

俺は思う…映画は“感じる”や“思う”、“考える”や“楽しむ”といった感情を覚える前に、まず“見る”という行為が存在する。つまり、俺らが映画を楽しむ中で、その最も必要とする感覚は、“視覚”なんですよね。特に伝記物などの場合、キャスティングに関しては人種や国籍の違い等の問題で様々な罵詈雑言が発生するかもしれない。ただ、俺は見る物が視覚的に感情移入しやすいキャスティング、又、実際に存在する人物との個人的比較の結果、すんなりと“視覚的”に納得させられるキャスティングに関しては、心から拍手をしたい人間の1人だと思ってます。

もちろん偉大な人物の伝記などは、それを演じる俳優の思考・素行なども観客は敏感に反応する。ましてや人種や国籍が違えば尚更、痛いほど解かる事もある。ただ、その演者がキャスティングされたことに対し120%で答える演技を見せてくれたり、観客の心を逆に鷲掴みにする事だって多いじゃないですか。その人物の歩んできた歴史や人間性を著しく崩す事無く、観客が更にRESPECTする結果になれば、誰もが納得できるはずだと思う。また演者は常にそういったプレッシャーにさらされている事も俺は忘れたくない。要はね、結果だよ、結果。

だってさ、人種や国籍だけでなくても「ええええ~!」って事だってあるじゃん(笑)。MALCOLMをMario Van Peebles???、Muhammad AliをTERRENCE HOWARD???、大好きな俳優だって「?」って思う事だってあるんだから(笑)

ただ、俺が↑で述べてきた部分に“そぐわない”と思ったのが『SAYURI』。日本の伝統文化の一つとも言える“芸者”をテーマにした今作…なんと主演はZhang Ziyi!共演した日本人俳優陣も全て英語によるセリフ回し…そりゃ気~つかって本題である『MEMOIRS OF A GEISHA』を日本では摩り替える訳だ!百万歩譲っても、日本語で話せよ日本語で!

文化や歴史を話題性と許容範囲を超えた脚色で単なる“イメージ映像化”する事で崩しちゃダメだ…なめんなよ!(笑)


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テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

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この記事に対するコメント

白人と黒人となると、それなりの歴史があるので、余計に気持を逆撫でしちゃうんでしょうね。同じく「SAYURI」も、今までハリウッドで描かれた日本人が、いつもいつもガッカリする結果だったから、今回も...って事で、私は傷つきました。ハリウッドぽい「商業的」な理由が、そのキャスティングに見えちゃうとガッカリなんですよね...
【2006/10/15 12:14】 URL | わるどぉ #- [ 編集]

GEE-Q POSSE LA わるどぉ
ホントそう!どうしても“客観的”に見れないくらいの違和感ってのは“不快”にも感じられるもの。作り手は商業的な事を意識するのは当然だろうけど、国民性や文化まで勝手に創り上げたり脚色しすぎると…危険だわな。
【2006/10/15 15:36】 URL | GEE-Q EIJI #z8Ev11P6 [ 編集]


「SAYURI」では中国人女優Zhang Ziyiが主演になったときは、わたしもえ~!!ってショックでした。わたし的には、桃井かおるが「SAYURI」役やってえ~(笑)て感じでしたけど、一応あの映画の最後でわたし、泣いてしまったんですけど(ふふふ)Zhang Ziyiキレイだし、演技も上手。ただ、日本語でしか現せない日本文化っていっぱいあると思うから、日本語で演技出来てたらパーフェクトな気もします。ハリウッドで活躍出来る日本人女優がもっといればなあ、、、という思いもありつつ。。。
ところで、数年前にダンナと一緒に東京にいたとき、「ガングロ」と呼ばれる女子高校生達が(頭にハイビスカスの花とか付けて)、異常な黒さに肌を焼いて、唇を白系に塗りたぐり歩いてる姿を見て、ダンナがあまりにも驚いていて「bamboozledを思い出すよ」と言っていたのを、思い出します。人にはそれぞれ顔や肌の色などにコンプレックスがあったりするけど、普通の日本人の肌をあそこまで真っ黒にすると、逆にイヤミに見えると言ってました。マイコーがあそこまで白くなるのも、イヤミに見えるのでしょ~かね?

長いコメントになりましたが、おひさしぶりで~す、アニキ!!!おげんき~イ?
【2006/10/21 22:32】 URL | YOKO #- [ 編集]

GEE-Q POSSE BROOKLYN YOKO
元気も元気!しかしYOKO、あのガングロギャルは一時期日本でも猛威を振るった“ヤマンバギャル”という代物だ(笑)。あれを見てbamboozled…最高!(笑)極端に言えばね、今でも変わらずあの格好してるとなると、ある部分でポリシーを感じるけど、随分と数も減ったし、その殆どが“トレンド”として捉えてやってた…肌の色は“流行り”なんかで変えるものじゃないのにね。その国やその土地だからこその美しさみたいなものは大切にしたいと思うよね。
それからYOKOさ、“BROOKLYN通信”みたいなブログ、時間見つけてやってくれよ!(笑)
【2006/10/22 22:48】 URL | GEE-Q EIJI #z8Ev11P6 [ 編集]

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