GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ~!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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『ボーイズン・ザ・フッド』だよ!
LAのサウスセントラル地区で大暴動が起きたのが1992年。今からもう 10年以上も前の事になるんだなぁ…月日の経過はホント早いけど、怒り狂ったアフロアメリカン達が暴君と化し、ショップなどから現金や品物を強奪している映像は、今でも鮮明に覚えている。

原因となった白人警官達によるロドニー・キング氏への暴行は、そういった暴動を引き起こす事で全世界にクローズアップされることになった訳だけど…その事でアメリカにおけるアフロアメリカンへの差別思想の現状や問題意識が、ここ日本で例えば教科書に載るだとか、例えば政治家が活動するといった具体的『運動』になる事は無い。いやむしろ、あの暴動の事すらすっかり忘れられてしまっているのが現実かもしれないけど…

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trailerはこちら↓



前置きが長くなったけど、今夜の映画は『BOYZ'N THE HOOD』、1991年に製作されたJohn Singleton監督衝撃のデビュー作。ボキが見た回数で言えばSpike Leeの『DO THE RIGHT THING』か、この作品か…って位、何度も何度も見直した思い入れの強い作品。

John Singletonが南カリフォルニア大学在学中に執筆した脚本がこの『BOYZ'N THE HOOD』で、大手配給会社が買い取ろうとした際、自分が監督をやる事を条件に出した逸話がある。当時23才…信じられない自信と大物ぶりは、その頃『COLORS』を監督したDennis Hopperをディスったりする事で、映画界におけるアフロアメリカンの立ち位置、そしてブラックコミュニティを描くのはアフロアメリカンでなければいけないという主張をSpike Lee以降明確にしたエポックメイカーであると思う。

この作品の主役の1人でもあるCuba Gooding Jr演じるトレのバックボーン、つまり両親が離婚・不動産業を営む父親・大学進学という状況は、監督であるJohn Singletonの家庭そのもの…つまりこの作品は、監督自信の体験などを元に書き上げられたセミドキュメンタリーとも言えるんじゃないかな。

両親が離婚し、母親(Angela Bassett)の元で育てられたトレはしっかりとした教育を受けた優等生、しかし更なる「男」になる以上、父親の存在が必要不可欠という事で父(L・Fishburne)の元へ。幼馴染の親友リッキー(Morris Chestnut)は、将来プロを目指すフットボーラーで、その兄ドウボーイ(Ice-Cube)はドラッグを売りさばく出所したばかりのストリートギャング。些細な事でギャングとのトラブルが勃発し、ある日リッキーが撃ち殺されてしまう。復讐を目論み武装し夜の街へ犯人を捜しに向かうトレとドウボーイ達だが…。

高校生でありながら妻子持ちであるリッキー、SEXに関心があり父親に戒められるトレ、ドウボーイのダチの中には車椅子のギャングも…、派手に脚色された様子が無く、全てが妙にリアルで生々しいのは、監督の若さと、映画的な演出のキャパが小さかったのが幸いしてなのだろう。それとも、自分が生活していた状況が、この映画でほぼ表現出来たとすれば、彼もまた、アフロアメリカン特有の過酷な状況下でサヴァイヴしてきたに違いない。ただ、彼の場合は<順応>や<同調>といったやり方ではなく<信念>や<正義>を貫く事で“間違わなかった”と言えるかもしれないけど。

この作品でもギャング達の抗争は、なんとも『幼稚』な原因なんだよね。でも『たかがそれ位の事』で銃を取り、人を殺すのが<此処>であり、<彼等>だという現実。映画のワンシーンでL・Fishburneがコンプトンで話をするシーンがある。LAでも最悪の治安と言われるコンプトンで、ふと気がつくとゴツいストリートギャング達が彼の話に耳を傾け始める。父親の存在で様々な<誘惑>に惑わされることなく成長するトレを見ても分かるように、アメリカのアフロアメリカン、特にストリートギャング等は、説得力のある言葉や指導者に飢えているのかもしれない。

1957年にアファーマティブ・アクション(人種差別撤廃措置)が施行されたが、結果<勝ち組><負け組み>が差別化した結果になり、ゲットーは益々犯罪や薬物が氾濫しているのでは?現在もサウスセントラル地区では、アフロアメリカンとラティーノが共存・生活しているが、精神的・社会的に理解し交わることは無いという。街自体もNYのグランドゼロと違い、美しく整備された様子も無い。そういった事を考えると、あの暴動が歴史的に残した物、そしてそこから学び変化した事など結果としてさほど活きていないという現実。あまりにも大きすぎた犠牲や損失だけが残ったが、何か・誰か・いつか、この暴動の教訓を何らかの形で表現・体言する事をボキは信じたい。

CUBE・YO-YO・Main Source・ Compton's Most Wanted ・Monie Love ・Too Short など豪華なHIPHOPもサントラには収録されているが、個人的にはドウ・ボーイがリッキーの仇を取る時、寂しげに流れた Stanley Clarkeの『Black On Black Crime』が一生忘れられない…。
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テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

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