GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ〜!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
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キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
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小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
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座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

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毎度、しょ〜もない“ひとり言”のようなブログですけど、気軽にコメントなんぞ残していってください。個人的なご意見・メッセージはコメントにて“管理人のみ観覧”を選択し、メールアドレスと共に書き込んでって下さい!
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『TOO LEGIT: THE MC HAMMER STORY(邦題M.C.ハマー ストーリー)』だよ!
俺が高校の頃、メタメタメタメタ世界中のDANCEシーンを席捲した男がいた。彼のDANCEは超絶を極め、日本でも彼のステップに憧れ、マネをする人間が後を絶たなかった。俺もその1人だった事に間違いない。彼の東京ドーム公演のTVや、プロモーションビデオなんかはメタメタ見てた人間の1人。ただ、独特のファッションやヘアースタイル、そして彼の“RAP MUSIC”に関してはそれほどの興味や購買意欲が沸かなかったこともハッキリ憶えてる。

恐ろしい枚数のレコードを売り上げ、10年にも満たないキャリアでシーンから姿を消した伝説のアーティストとは?そ〜うMC.ハマーですよ!全米のブラックチャートでいきなりの1位を獲得したのが88年、そして矢継ぎ早に90年に発売した『 PLEASE HAMMER DON'T HURT'EM 』は、なななんとポップ・チャート21週連続NO.1!信じられるか?スゲエ記録でしょ!前述した東京講演は2DAYSが一瞬でSOLD OUT!しかもDOMEだよ!

今夜はそんな彼のガキ時代から、アーティストとしての人生が終わり、その後どこへ帰っていくのかといった半生を作品にした『TOO LEGIT: THE MC HAMMER STORY(邦題M.C.ハマー ストーリー)』をご紹介しましょう!

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オークランドの野球好きな少年は、その風貌がハンク・アーロンに似ている事から『ハマー』という愛称で呼ばれていた。一事はメジャーリーガーを目指していたものの才能が無いと挫折。教会で説教を行う生活を送っていた。しかし彼の中にDANCEや音楽への情熱が残っていることに改めて気付き、完全なインディとしてスタート。彼の才能は瞬く間に話題となり大手との契約も成立。巨万の富を手にする事になる。しかし、そんな生活も長くは続かなかった…。

日本に来日した時もそうだが、何十人と言うバックダンサーを引き連れてのワールドツアー、不動産や高級車など個人的な浪費、兄の金銭管理の杜撰な部分などが、丁度彼自身の人気の低迷と比例し、自己破産宣告を受けるまでに落ちてしまう。もちろんこの映画でもそんな彼に手を差し伸べる西の大御所デス・ロウ・レコーズのシュグ・ナイトや、看板ラッパーである2Pac等も登場する(もちろん別の役者だけど)。イメチェンを図る為にトランジスタギャングスターを演じるしかなかった時代の苦悩や、2pacが射殺されたラスベガスに居合わせた時のエピソーソ等も克明に描かれているのが興味深い。

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個人的には人気が下降してきた頃に出た4th『The Funky Headhunter』で初めて彼の曲を“聴きたくなった”というのも皮肉な話だな〜。TEDDY RILEYのプロデュースでなかなかのFUNKを聴かせてくれたのに時既に遅し…だったね。っていうかにわか仕込みのウエッサイじゃ、本国では受け入れられるどころか、非難の的になったのかもしれないですね。

でもこの映画を見れば彼自身をきっとある意味“見直す”事になると思うんです。彼はただのアーティストではなかった…自ら稼いだ金を色々な意味で人々に還元しようとしていたし、アーティストとして人一倍の努力を怠らなかった事は流石の一言。

彼がアーティストとして最高の舞台から、借金や業界での非難にさらされる時も、妻や子供達、“家族”という存在があったからこそ、進むべき道も自然に決まっていったのかもしれないですね。だってその家族を築くキカッケにもなった奥さんとの出会った場所である教会で、今もきっと“チャイニーズタイプライター”のステップを華麗に踏んでることでしょうから。



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『IDLEWILD』だよ!
東京では“新丸ビル”もオープンしたという事で、俺の中のメルヘン建築士魂が炸裂し、先日またまた深夜であるのもかかわらず “部屋のプチ模様替え大作戦フェスティバル” を決行しました。

というのも趣味であり大事なコレクションであるブラックスプロイテーションムービーのオリジナルポスターが、俺の部屋があまりの物のあふれ方でもはや飾るスペースも無く、泣く鳴く啼く他の部屋や廊下に飾ってたんです。がしかし!これまで俺にとっては決して安くはない(興味ない人からすればもっと安くないであろう)金額をかけ、ジャイアントカプリコも我慢しつつ、きのこの山も我慢しつつ購入してきた大切なお宝なだけに、一番プライベートの時間を過ごす事が長い自分の部屋に飾っておきたいじゃない!止まない雨はないじゃない!カロリー半分でいいじゃない!

っつ〜事で、随分とスッキリした部屋の中、計11作品のポスターに囲まれつつ、「あ〜、そういえば『うなずきトリオ』って誰と誰と誰だったっけっ?」みたいな事を考えつつ、プッチンプリンをプッチンせずに頬張る34歳…PS.元気です(笑)

さて、今回ご紹介する作品は、ある意味HIPHOPとしての枠を超えた活躍ぶりを見せるOUTKAST主演の『Idlewild』ってなことで。

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1930年代の南部。禁酒法時代のジョージア州にある町“アイドルワイルド”に暮らす、ピアノの英才教育を受けるパーシヴァル(André Benjamin)と、ギャンブル好きの女好きのナイスステッパーなルースター(Big Boi)は、大の仲良し。彼らは成長し、パーシヴァルは家業である葬儀屋を告いで、夜は自分の好きなピアノをクラブ“Church”で弾く毎日。かたやルースターはその“Church”でマネージャー兼人気スターとなっていた。そんなある日、Churchのオーナーが殺され、店が抱えていた借金の肩代わりをルースターが背負い込まなければいけなくなったからさぁ大変!丁度そんな混乱の中、街を訪れていたシンガーのエンジェル(Paula Patton)と、そんな最中でありながら恋なんてするパーシヴァルだからそりゃとんでもない事に…。

正直、俺自身今までずっとOutKastというコンビの音楽にイマイチ入りこめなかったと言いますか、正直“好きな音楽”ではなかったんですよ。なので特にここ最近の彼らに対する高評価が、“何故?” って感じだったし、そりゃ “ま、解かるけど…” ってな部分ももちろんあるんだけど、それがどうしても自分のブラックミュージック感、いやHIPHOP感と凄くギャップがあって、彼らの位置づけがなかなか出来なかったんです。そりゃ彼らの出身地であるアトランタが、NYでもなくLAでもなく、様々な音楽の持つ“オイシイ所”を彼らなりの表現法で世に送り出す土壌になったのかもしれないし、又そういったバラエティ色溢れる彼らの音に、俺は逆に拒否反応を示してたのかも知れない。

ただ、この作品の舞台設定が1930年代の南部という事もあり、いわゆるディープサウス出身の彼らが、これまたミュージカル色の強い今作に主演するというのは結果的に大成功だったと思ったと思うんです。なによりドップリHIPHOPでも、ゴリゴリにFUNKYでも、この作品には馴染めないだったろうし、彼らのPVも担当し、気心も知れあってるであろう監督のBryan Barberは、そんな彼等を美味くスクリーン上で “遊ばせていた” 様に思う。所々に組み込まれたPOP感を醸し出すCGも、時代感や設定を邪魔することなく作品自体を華やかにしてたしね。

俺的には珍しく、音の方を先に堪能する形となってたんだけど、こっちの方にも参加してるMacy GrayやPatti LaBelleはスクリーンの中でも確認出来ますよ。それからPaula Pattonがいいんだわコレが!今公開されてる『Deja Vu』にも紅一点で出演してるんだけど、この作品ではAndréとなんとも濃厚なラヴシーンを演じてっから…やっぱ俺OutKast好きになれね〜よ(笑)
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絶対的なカテゴリーとして“何処”に置くべきなのかってのは見る人それぞれといいますか、それだけバラエティー豊な作品だからこそ、ミュージカルとして見た場合、そしてアーティスト作品として見た場合、それぞれの観客の嗜好によって評価が割れる可能性もあるだろう。特にミュージカルファンってのは結構あれこれ映画に対して突っ込みたくなるだろうから(笑)。ただ、んなこた抜きにしてとっても素敵な作品だし、OutKast大ファンでもない俺が彼らの音っていいじゃんよ〜!なんて思える作品だったんだもんよ!

丁度『DREAMGIRLS』がこんだけ日本でもHIT飛ばしてる今なんて、この作品を公開する丁度いいタイミングなんじゃないかと思うんだけど…未だ日本公開は未定。っていうかDVD発売は既に決まっているらしい…おいおいおいおい。

なんなんだろうな〜、いろんな兼ね合いがあるんだろうけど、映画ってのはタイミングなんてのも客足に凄く影響したりするし、それよりもなによりも公開すらしないかもって感じなのが惜しい!だってこれ、TVやパソコンの画面じゃなくってさ、メタメタ劇場で見たいと思うもんホントに!



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『STEP UP』だよ!
いや〜、相変わらず “芸能人社交ダンス” 盛り上がってますね〜。

俺らが見た目で「上手い!」ってのとは違って、やっぱ審査員のお偉い先生方は、キッチリとステップや基本に目を光らせてるんですね〜、それは流石だと思う今日この頃。

がしかし!…GEE-Q萌え度高子ちゃんの事を厳しく酷評した日にゃ〜、袖をビリっと引き破り、ジャケットを床に投げつけ、声がかれるほどの大声で 「GEEEEEEEEEQQQQQQQQQ!!!!!!ストリイイイイイイイイイイイトダアアアアアアンンサアアアアアアアア!」とかなんとか叫びつつ、審査員のテーブルに飛び乗って、「ヘイッ!ターボ!アンッ、ケエエリイイイ〜!カモオオオオンン!」とか誰も来ねぇのに呼び込むぞコルアアアアア!

さ、いつものノイローゼを軽くカマした所で今夜も行ってみたいと思いますが、もうすぐ日本でも公開される事が決定してるDANCE MOVIEと言えば…『STEP UP』でっしゃろがい!

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ボルチモアのハイスクールに通うタイラー(Channing Tatum)は目標もなくダラダラとクラブで躍りまくる毎日を送っていたが、ある晩仲間と不法侵入&器物破損でパクられてしまう。タイラーは地元の学校で奉仕活動を義務付けられ、清掃や雑務に精を出す事になる。そこでバレエに情熱を燃やすノーラ(Jenna Dewan)という女性に出会う。丁度彼女のパートナーが怪我をするというアクシデントの中、チャンスとばかりに彼女に接近するタイラーだったが、HIPHOPしか踊ったことが無い彼に、クラシカルなダンスは難問だった。

この作品、本国アメリカでは、えれ〜大HITだったらしいんだけど、なんつ〜か同じような作品が今まで結構あった様な…(笑)。『Save the Last Dance』や、最近では『Take the Lead』なんかもそうだけど、DANCE MOVIEってのはその年のトレンドや “タイミング” もHITに大きく影響してくるように思うんですよね。特にここ何年かってのは、密かに “DANCE MOVIE ブーム”だったりしてるじゃないですか。ぶっちゃけこの手の作品、俺自身安心して見れるしね…ある意味 “既に見えてる” から(笑)

ただ、この作品でも “ダチの死” といった挫折などがあるんだけど、俺的にはもう一丁!ってな具合でなんらかの味付けをして欲しかったってな感が強い。上でも言った様に、“よくある内容” のまんまラストのダンスシーンに突入した様に思うんですよね。

主人公クラスが吹き替え無しで実際に激しいダンスシーンを躍りまくるなんて、一昔前では割と珍しかった事(べーこん然り、びーるす然り…)だけど、最近はホントにビックリするくらいの激しいダンスシーンが見せ場って作品が多くなってる今、何らかの “スペシャルポイント” が必要だったりする。そういった意味では凄く物足りなさを感じる結果だったというか、“バレエ” と “ストリート” の融合!って謳い文句も、作品としてのインパクトとしてそこまで強烈に感じられなかったというのが正直なところ。

ただね、それでも俺的には大満足な訳だ!(笑)。勝手な事言わせてもらえば、なによりこの作品ってのは同じ年、同じダンスムービーである『Take the Lead』にも出演してたゲロマブ萌え萌えなセクシーギャルであるJenna Dewanに尽きる!(笑)

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『Take the Lead』でもラストにセクシャルで攻撃的なダンスを見せてくれた彼女が、今回はヒロインとして更なる魅力を爆裂させてくれてるからじゃんよおおおおお!

DMXの『Never Die Alone』や、Wayans兄弟の『White Chicks』なんかでもキュートかつセクシーな魅力を見せてくれてたDrew Sidoraや、R&B界からもMarioなんてのが出てたりするんだけど、やっぱ Jenna Dewanな訳さあああああああ!

しかし…どうでもいいんだけどHeavy Dってホントにチョイのチョイ役多いよね(笑)



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『STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN(邦題 永遠のモータウン)』だよ!
随分と遅れてしまったけど、ココでも“The Funk Brothers”の初代リーダーであるJoe Hunter訃報の事に触れておきたいと思います。

ホントは彼が亡くなった丁度1ヶ月後にやろうと思ってたんですが、アカデミー関連の作品を連続で更新した為に更に遅くなってしまいましたが、今年の2月2日、自宅にて亡くなっていたらしいJoe Hunter。享年79歳、また1人、伝説のSOULレーベルである “MOTOWN” の生き字引が逝ってしまった。といってもFUNKやSOUL、JAZZがすっごく好きだったり、MOTOWN SOUNDに深く興味を持っている人意外には、彼の名前を聞いても、いまいちピンと来ないんじゃないかなと思う。かくいう俺も、本腰入れてMOTOWNの音楽を聴き始めたのは23歳の頃。俺がブラックミュージックに興味を持っている事を知った上司が、MOTOWNの話を懇々と(笑)してくれたのがきっかけだった。

もちろん“MOTOWN”と言えば真っ先にMarvin GayeやStevie Wonder、Smokey Robinson、Diana Ross & The SupremesやThe Temptationsなどが頭に浮かぶと思うし、俺自身そういったアーティストの曲は好んで聴いていたんですが、“The Funk Brothers” の存在は殆ど気にもならなかったし、正直 “知らない” に等しかった。言い訳ではないが、当時はバックバンドというかレコーディングバンドがクレジットに記されたり、クローズアップされることが無かったんです。バックバンドと言えば“神様”の“JB’S”くらいだったもんな〜。

今回は、そんなMOTOWNミュージックを“影”で支えただけでなく、“MOTOWN”というレーベルがこれほど伝説となり今尚指示されることとなる最大の功労者達である “The Funk Brothers” にスポットを当てたドキュメント映画『STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN(邦題 永遠のモータウン)』をご紹介します。

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The Funk Brothers feat Gerald Levert – Shotgun↓


初代リーダーであるJoe Hunterをはじめ、ギターのEddie Willis、Robert White、Joe Messina。  キーボードのJohnny Griffith、Joe Hunter、Earl Van Dyke。 ベースのJames Jamerson、Bob Babbitt。 パーカションのJack Ashford、Eddie 'Bongo' Brown。 ドラムのUriel Jones、Richard 'Pistol' Allen、サウンドメーカーのBenny 'Papa Zita' Benjaminからなる、MOTOWNのハウスバンド“The Funk Brothers”。

生前のJoe Hunterをはじめ、当時のメンバー達が様々なエピソードを回想し、ライブまで繰り広げてくれる。『TINA: WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT』や『RAY』などでも描かれていた通り、当時のサーキットってのは過酷極まりない状態だったらしいが、雪の中、ギュウギュウ詰めの車での “部屋とYシャツと私” ならず、“パジャマと豚足と葉巻” 話などには思わずクスリとする。

MOTOWNと言えば御存知自動車産業の盛んな “モーターシティ” であるデトロイトで産声を上げたレコードレーベルですが、The Funk Brothersのメンバーはもちろん、アーティスト達には “南部” 出身者が多いのも、当時の時代背景を物語っていると思う。つまり、アーティストの中には“出稼ぎ”の為にデトロイトに出て、そこで趣味である音楽活動をしていく中、次第にそっちの方が本業になったという人も少なくない。しかし、そこは歌手のバックバンドやレコーディングバンドを片っ端から請け負っていったという彼らの苦労もあった。まだ“レイス・ミュージック”という言葉が存在していた時代の話だもんよ。クラブを夜な夜なクソ熱くした彼らの活動も、“金銭的” な部分では随分と辛酸をなめてきという事もこの映画のインタビューから伝わってくる。

ただ、ある意味インディーレーベルとしては考えられないHITを量産し、何時しか彼らの操る音楽は “デトロイトサウンド” として人々に認知される事になる訳だ!それだけでなく、彼らのサウンドはアフロアメリカンだけでなく、様々なアーティスト達に影響を与え、今尚、ソウルミュージックの登竜門として人々の心に刻まれているのだと思う。

単館上映系の映画館でこの作品を見た時、結構な年齢の人もちらほらたりして「あ〜この人達は結構リアルタイムでシャウトしたんだろうな〜」とか思ったり。
それにこの文章を綴ってる今、俺に大切に扱っていたであろう保存状態も抜群なStevie WonderとやDiana Ross & The Supremesのレコード、それにMOTOWNアーティストのCDをプレゼントしてくれた、数年前に亡くなったあの上司の顔が浮かんだよ。

出来ればさ、Stevie Wonderあたりはチョイとこの作品に顔出してくれればよかったのにね。

Joe Hunter…R.I.P
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この作品のDVDはこちら↓

永遠のモータウンColor, Widescreen, Dolby, DTS Stereo 108分
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『DREAMGIRLS(ドリームガールズ)』だよ!
うちのオカンは、芸能人を “間違った呼び名 a.k.a オリジナルネーミング” で連呼するときがある。

かつての “じゃいけるまくそん” や “すぴーでぃー・わんだー” はもちろんの事、何度訂正しても “すえひろ・りょうこ” や “さんたまりあ・ゆーすけ” が逆に戻る事はない…。こないだなんか自信満々に 「 “こいん・けすぎ” がTV出とった!」と言うもんで、俺は新手の手品師かなと思ったくらいだ。

今日なんてさ、MCハマーを “はむし〜・えま〜”とかアマゾンの奥地で秘密裏に振興されている黒魔術の呪文の様な事をのたまう始末…ヘイマザー、間違うほうが難しくねえかオイ!

なんだか森光子のスクワット運動に一言突っ込みたくなる夜だった…

んなこたさておいて!、いよいよ近づいてまいりましたね〜アカデミー賞の授賞式!日本人としても『BABEL』で助演女優賞にノミネートされている菊地凛子ちゃんに注目が集る中、堂々6部門にノミネートされてる話題作っていえば…そうです!今回ご紹介する作品は、日本でも先週末に封切りされたばかりの『DREAMGIRLS』っちゅう事でどうか堪忍してください!

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舞台はデトロイト。あるオーディションライブが開催され、メインボーカルのエフィー(Jennifer Hudson)を中心に、ローレル(Anika Noni Rose)、ディーナ(Beyonce)といった仲間と共に結成されたガールズユニット“ドリーメッツ”は、時間に間に合わず会場入り。しかし、カーティス(Jamie Foxx)という男の粋な計らいでなんとか歌うことが許され、ショーで大喝采を浴びる。彼女達の才能を気に入ったカーティスは、直ぐにマネジメント契約を結び、早速大人気の歌手ジェームス・“サンダー”・アーリー(Eddie Murphy)のバックコーラスに起用、ライブで各都市をサーキットしていく中で彼女達の知名度、人気はどんどん大きくなっていき、カーティスも経営している自動車販売店を投売りし、協力していくが…。

とにかく、と〜っっっっっっっっっっても楽しめた、素晴らしい作品でR!!!!!

時代背景や舞台設定などから、否応無しに “MOTOWN” を連想するのは皆同じだろう。ただ、会場の雰囲気、主人公だけでなく観客の服装、貼ってあるポスター、それぞれの髪型、…全てが嫌味なく、完璧に“当時”を描いているように思えた。“思えた”というのは、もちろんリアルタイムで当時、現地を知っている訳ではないが、その時代の映像や音楽を見たり聴いたりしてきた中でイメージ出来る “当時” ってヤツの雰囲気がメタメタ強烈に伝わってくる作品だったと思う。逆に言えば、ブラックムービーでこの時代を扱う作品は割りと多く、あたかも “知っている…知っていた” 感覚になってるのかもしれない(笑)

元々ミュージカルだった作品の映画化…同じような感じで映画化され、日本でも大ヒットをかました作品『CHICAGO』でメガホンをとったBill Condonに白羽の矢がたったのも納得!それと同時にBill Condonって監督はホントにスゲエと思った!いやマジで、見ている途中、何度も「Bill Condonスゲエ!」ってホントに思ったんです…テンポよく進んでいくストーリー、飽きのこないカット割り、突如として歌いだすミュージカル独特のシチュエーションもすんなり受け入れられる(笑)、作品のクオリティはもちろんの事、「これが 『CANDYMAN2』 を撮った監督の作品かあああ?」ってね(笑)

もうすぐ発表になるであろうアカデミー賞も含めて、既にこれまでの映画賞で数々の栄冠に輝いているこの作品。とりわけ助演女優賞のJennifer Hudsonはオスカー候補としてこの作品で一気にクローズアップされている。も〜うホントに歌はゲロウマなんだわさ!彼女の歌声を堪能出来るシーンも多いし、与えられたチャンスってヤツをキッチリとモノにした結果になったと思う。もちろんEddie MurphyやJamie Foxxは、持ち味を存分に発揮するだけでなく、これまで以上の素晴らしいハジケっぷり、ノリノリっぷりを見せてくれてる(テンションって意味だけじゃなくね)。特にEddie Murphyはホンッッッッットに素晴らしかったよ!

ただ!コレは完全に個人的な感想になるが、俺的にこの作品でもっとも印象に残ったのは…

文句なくBeyonceでR!…俺の萌え萌え感情抜きにしてもだよ!

というのも、周りの俳優陣が、“いつも以上”のハマリっぷりや “適材適所” 的に素晴らしい演技を見せギンギンに目立つ中、彼女は逆に作品の前半、“いつもの彼女が持つ魅力・オーラ” を役柄になりきることでギリギリまで削っていた様に感じた……そして中盤以降、これまた、“いつもの彼女が持つ魅力・オーラ” ではない “この作品で必要なオーラ” ってヤツ…つまり “変化” って部分を明確にキッチリ見せてくれていた!他の出演者がこの作品で “すごぶる素晴らしさ” を見せつけてる中、彼女は決して “一番目立つ存在” ではなく、その他の個性を煌びやかにバックアップするポジションにいたと思うんです。言葉では伝えにくいけど、俺はそういった意味で彼女こそ “影(?)”のMVPだと思う!

人種、ビジュアル、プライド、嫉妬、ショウビズ界の表と裏、人間模様、恋愛関係、社会情勢、家族愛 … “実力” だけを求めていなかった時代に翻弄された人々の苦悩や葛藤が、素晴らしい歌声と音楽と共に綴られていく…ミュージカルの持つメッセージ性やライブ感を失う事無く、更にドラマティックに味付けした状態で映画に移行することに成功している今作を、心から “すんばらしい” と思う!

しかし、アカデミーの行方は…個人的には本当の意味での“体当たり演技”で『BABEL』に臨み、並み居るハリウッドスターの中で “日本に彼女あり” を強烈に印象付けてくれた凛子ちゃんに是非ともとってもらいたいところだけど…相手が悪かったかな〜(笑)



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『THE WIZ』だよ!
いや〜、シャバは “せんとばれんたいんで〜” ですわ!

俺は今でこそ捨て犬を見つけたら「たっぷり食べろよ」と心の中でペティグリーチャムを3缶開けてあげるようなハートフル親父なんですが、中学生の頃はというと、とっても女性にCOOOOL…いや 冷たい “ナイス害” だった訳。んでもって、そういうとんがったバカにも御丁寧にチョコをくれる後輩とかがいたりした訳。

「手作りチョコです。食べてください」みたいな事を、勇気を振り絞って言う訳さ、可愛いよね〜…今思えば…

ところが俺と来たら、そんな淡い乙女心にフランスから汲んできたエビアンの冷水をかけるっちゅうか、タイの修行僧でも嫌がるくらいの滝を浴びせかける様な事をしてた思い出がある。

「はぁ?手作り?スゲエな、んじゃガーナまで行って極上のカカオ栽培して作ったんだろうなぁ?」

酷い!酷すぎるぞ俺!俺ほど御菓子の中でもチョコが大好物な男はいないというのに!何故可愛い子に優しくしない!何故人が避ける様な奴とばかり仲良くする!何故恋愛をしない!そのくせ何故隠れてこそこそ大量にエロ本を買い付ける!何故藤原紀香よ結婚する〜!?

俺が童貞を捨てたのは、それから約10年の月日が必要だった事は言うまでもない…(涙or笑)

とまあそんなツンドラ気候もビックリな学生時代を過ごしてきたからこそ、今では武田鉄也もビックリな熱血相談人として、異性の見方となった俺なんですが、そんなHOTなGEE-Qちゃんが、バレンタインデーにお届けする作品は、恋するハニカミ同士で見ていただきたいミュージカル作品『THE WIZ』でよろしかったですか?

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ニューヨークに住むドロシー(Diana Ross)は、逃げ出した飼い犬を雪の中追っかけてる途中に、マンチキンの国に時空を超えて迷い込んでしまう。訳もわからず魔女であるエバミーンの靴をありがた迷惑でミス・ワン(Thelma Carpenter)にプレゼントされたドロシーは、これまた訳もわからず残り3人の魔女を退治すべく使命を受ける。さらに訳もわからないまま「NYに帰りたい!」とうったえるも、「そいつぁ、エメラルドシティに住むオズの大魔王ウィズ(Richard Pryor)にしか出来ない相談だわさ!」と告げられ、仕方なくも訳わからずにウィズの元へ向け出発!訳のわからないメイクを施した “かかし(Michael Jackson)” ・ “ブリキ屋(Nipsey Russell)” ・ “ライオン(Ted Ross)” をお供につけて歌ったり躍ったりしながら旅するドロシーなのであった…。

冒頭のパーティーシーンに出て来るチキンの丸焼きとケーキがま〜美味そうなこと!…って映画と関係無いか(笑)

ってか、まず俺は“オズの魔法使い”って童話がどんなもんだったかって事自体そんなに記憶に無いし、もちろん全てアフロアメリカンのキャストを起用したブロードウェイミュージカルを見ていた訳でもなかった。だからこそ、結構 “すんなり” とこの作品に入っていけたように思う。ただ、いくら映画とはいえ、あくまで “ミュージカル” 作品。セリフをかますかと思いきや、当たり前の様に歌いだすキャスト達に違和感が無かった訳でもない。 “聴く” という事に関しては納得いくものの、“見る”という部分に関しては思わず失笑してしまうシーンもあるんだもん。

考えてみれば俺自身、以前から“ミュージカルは苦手”という意識が強かったにもかかわらず、実際にオフブロードウェイで見た舞台には心から感動し、最近の『RENT』といった舞台の映画化作品にも涙している…恐らく俺は、ミュージカルというものを拒否していたのではなく、 “メルヘン” や “ファンタジー” ってものや、舞台特有の “ゴージャス感” に対してイマイチのれなかったんだと思うんです。

この作品は、モロそういった部分に当てはまる訳で、どちらかと言えばあまり好まないジャンルなんだけど…。全てアフロアメリカンのキャストである事、またそれがモータウンの女王Diana RossやキングオブポップMichael Jackson(案山子メイクはかなり痛いけど)といった本格的な “唄歌い” 、そしてRichard Pryorといったモノホンのコメディアンが、Quincy Jonesの極上な音楽の中、それぞれの持ち味を十二分に発揮している結果、とっても楽しめる作品に感じられたんだと思う。

特にマイケルの弾けっぷりは圧巻だからホントに!

今見れば、それなりに年代を感じたり、ゴージャスと隣りあわせで “プアー感” …(いや、“シュール”といった方がいいかな(笑))を感じるかもしれない。でもね、豪華キャスト達がそれぞれのシーンで心踊るような歌声を聴かせてくれるし、なにより出演者達が皆スゲエ楽しそうに演じてるのが画面上に溢れてる。ブラックムービーファンでなくても、ブラックミュージックファンでなくても、ミュージカルってもんを楽しく思える要素が満載なんだわさ!セットばっか使うんじゃなくって、街中や遊園地でガンガンに踊るDiana Rossはメタメタかっこいいよ〜!

ただ一つ…ちょっと時間が長いわな(笑)。ま、なんにせよ、『Dirty Diana』以前の、仲のよい2人が見れますよ(笑)



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『ROLL BOUNCE』だよ!
ダンスクラシック通称“だんくら”、皆さん好きですか?俺もこのジャンルは結構得意で、昔はよく回したものです。しかし、丁度全盛期だったのが70年代〜80年代…俺が生まれたの72年…そりゃリアルタイムでディスコとか行けてないわな(笑)

以前ラジオDJをしてた時、リスナーからのリクエストが多いダンクラのMIXを作ることになったんですが、割とベッタベタなHITから、個人的に好きなナンバーまでタップリ55分のMIXをON AIRしたんです…

が…

当時ダチだった通称“サーチー”という女性が翌日会社でブチハイエナが虎の食べ残しを見る様な目で、キレぎみに俺に話してきた。

「古すぎて、よ〜わからん。」………

クオルアアア!!!それがダンクラっちゅうもんなんじゃああああああああああああああ!『ザッツユーロビート』とかばっか聴いてた様なおのれに解かるわけね〜だろ、このスットコドッコイがああああああ!

…とまぁ当時を思い出し興奮冷めやらぬ俺ですが、それにリンクさせる訳じゃないんだけど、日本でも一大“ローラースケートブーム”なるものがあった事を思い出してください。俺が住んでる田舎では、それこそ路上を“靴の下にガシャッっとはめ込むタイプ”のローラースケートでガーガー滑ってる奴らが多かったんですが、都心の方ではキチンとした“ローラースケートリンク”なんかもあった様で、ディスコさながらに踊り回る人もいれば、“ローラーゲーム”なるバトル色の強い競技なんかも開催されてましたよね。

そんな懐かしいあの頃を思い出させてくれる映画を今回はご紹介!『ROLL BOUNCE』です。

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70年代後半、街ではローラースケートリンクが人気だった頃の物語。エックス(BOWOW)率いる南部のローラーチーム“ガーデンボーイズ”がたまり場にしていたリンクが、オーナーの倒産で閉鎖されてしまう。彼らは新たな“遊び場”を求めて北部のリンクへ…。そこには今まで彼らが目にした事の無い光景が。イカす女・ファッション・華麗な技、一種のカルチャーショックさえ覚えてしまう彼らであったが、北部の顔であるスウィートネス率いる“スウィートウォーター”との決着をつける為、彼らは賞金500万ドルの大会“ローラージャム”へ出場する…。

監督は『THE BEST MAN』や『UNDERCOVER BROTHER』といった人気作を手がけたMalcolm D. Lee。主演は『JOHNSON FAMILY VACATION』以来の出演となる人気ラッパーBow Wowが好演してますよ。

当然全編に渡って当時のDISCOナンバーがこれでもかって位かかりまくってます。サントラの方はBrook ValentineがA TASTE OF HONEYの『Boogie Oogie Oogie(今夜はブギウギ)』をFabolousとYO-YOと供にカバー。これがエンドロールで流れるんだ!なっつかし〜!!Michelle WilliamsはAl Greenの『Let's Stay Together」』、BeyonceもRose Royceの『Wishing on a Star』を!もちろんその他にも“Kool & The Gang”や“Johnny Guitar Watson”そして“Chic”といった往年のアーティストも名曲もバッチリ聴かせてくれますよ。

しかしローラースケートと言ったら俺らの世代ではやっぱ…

♪夢はフリ〜ダム、フリ〜ダム、シャボンの様に
フリ〜ダム、フリ〜ダム、風邪の色〜…いや、風の色〜♪

だわな(笑)



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Melvin Van Peebles といったパイオニア達に捧げる

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