みなさんこにゃにゃちわっ!ブラックムービー界のホームラン王、GEE-Qです。
さてさて、先日誕生日を向かえ、心身ともにオールドスクールな俺ですが…ってなんでやねん!(笑)。ってかさ、この 『OLD SCHOOL』 って言葉、なんかはき違えてるるヤツ多いな〜なんて思う訳ですよボクちゃんは!特にHIPHOPに関して!
だってこないだタワレコでB-BOYわなび〜ず2人組が、SOUL/HIPHOPコーナで話してた会話に耳を傾けてた所、
「最近聴いてね〜な〜、オールドスクール物ってよ〜」 「俺も俺も、まぁたまに “NASの1st” 聴くくらいかな〜」
…………
えええええええええええええええええええええええ〜!
思わず新喜劇の内場さん並みに客席に向かって出て行こうかと思ったもんよ!それどころか頭をスリッパかなんかパンッ!とはたいて「はっ!三途の川や!」っちゅうセリフ吐かせてやろかなとも思ったくらいだぜ!
かつて俺がラジオのMIX番組で、OLD SCHOOL MIXを1時間ON AIRした事があるんだけど、その時のラインナップってのはグランドマスター・カズからスタートして、ラストがRUN DMCだったからね。要は今の感覚だとRUN DMCこそがOLD SCHOOLってな感覚を持ってるB-BOYも多いかもしんないけど彼らがデビューしたのって84年だぜ!
映画の世界でもHIPHOPを語る上で必ず避けては通れないマストムービーである『WILD STYLE』 や 『BEAT STREET』 ってな作品を知らない世代がメタメタ増えてきてるってのもなんとも寂しいじゃあ〜りませんか!だからこそ俺はココを続けてたりするんですよね…とかなんとか言ってオメ〜はなんだかんだで新作ばっか紹介してんじゃね〜かこのカステラの下についてるザラメが!とか一瞬でも思った貴方!
ハイ!今すぐ、バリバリのロシア人に「コルホーズとソフホーズの違いを300字以内で!」とか質問されちゃいなっ!
っつ〜事でタイムリーな “新作(笑)” である 『Kickin' It Old Skool』 をどぎゃんかしてご紹介せないかんとです!

ブレイクダンスに夢中な少年ジャスティン(アレキサンダー・キャルバート)は、ライバルのキップ達とのダンスバトルに挑むが、ガッツンガッツンブレイキンをノリノリでやってた途中、勢いあまってステージから転落!そのままこん睡状態になってしまう。彼が「ハッ!」と突然意識を回復したのがなななんと20年後。知らない間に大人になってたジャスティン(ジェイミー・ケネディ)だったが、感覚はチビッコのまんまだし、世間は大きく変化してるし、いとしのジェニファー(マリア・メノウノス)はナイスな女性に成長してるし、ライバルのキップ(マイケル・ローゼンバーグ)の彼女になってるしでパニック状態に。しかも昔一緒にダンスを踊ってた仲間はすっかりオッサンに成り下がってる始末!ジャスティンは「どげんかせんといかん!」と思い、彼らを集め、再びダンスに対する情熱を取り戻そうとするが…。
ハービーハンコックの『ロック・イット』や、シュガーヒル・ギャングの『ラッパーズ・デイライト』といった “お約束中のお約束”なんて曲が何度もかかったり、中にはロクサーヌ・シャンテまで(笑)。ただ、残念な事に、“そこまで” なんだな〜コレが。特にブレイキンなダンスを繰り広げるシーンがあるだけに、やっぱそこはジミー・キャスター・バンチの『イッツ・ジャスト・ビガン』は外せないだろうし(アパッチは聴こえてた様な気が…)、それこそOLD SCHOOLをレペゼンするのであればGMF&フュリアス・ファイヴやコールドクラッシュブラザーズなんてところもバシバシ聴こえてきたらテンションが更に上がったんだけどね。せめてカーティス・ブロウ辺りでもさ(笑)。
つまり、タイトルの 『OLD SCHOOL』 って部分に過剰に期待するとカウンターでもの凄い物足りなさを感じる結果になる作品なんだよね(笑)。
オーラスのダンスシーンも、結果昔の勢い以上のモノを!ってな感じの夢物語になればまだニンマリできたんだろうけど、ホームレスのオッチャンを仲間に入れて変なイモムシダンスやったり、しまいにゃステージでオ○ッコ撒き散らしたりといった奇行で客が沸く!みたいな(笑)。いくらコメディ作品つったってさ、そりゃね〜だろおおおおおよおおお(笑)。つまり、ダンスシーンもかなりの消化不良気味な訳だ。
そう、つまりこの作品は、あくまで “コメディ” として見るべきであって、HIPHOPやブレイクダンスといった部分を基本に置いて見るべきではないっつ〜結論に達しました博士!

主演のジェイミー・ケネディは、ここでも以前紹介した 『MALIBU'S MOST WANTED(邦題お坊ちゃまはラッパー志望)』 なんて作品にも出てたし、“白人がHIPHOP文化に触れればオモロいんでないの?” 的な感じで今回も又こういった作品にチャレンジしてる訳だけど、個人的には 『MALIBU'S…』 の方がコメディとしてもずっとオモロかった様に思う。あ〜、すいません、辛口ばっかになっちゃってっけど、どうしても “B-BOY目線” でしか見れないんだよね、この作品は。
ちなみに『Breakin'(ブレイクダンス)』 ではヘンチクリンな髪型でバトルシーンのDJをやってたのが若かりし日の大御所ICE-Tだったけど、この作品でDJをしてたのはスチュアート・ストーンでした。ま、唯一俺の触覚がピーンと反応したのがヴィヴィカ姉さんがチョイのチョイ役で出てたとこかな(笑)
最近、POSSEのYOKOのトコでも話してた事だけど、最近のHIPHOP界ってのはなんだか無性に物足りなさや歯がゆさを感じるんだよね。でもさ、それは決して時代の波に乗り切れていないって事じゃなく、“比較しちゃえば優越がつく” って中で、どうしても “過去” の方が勝っちゃうという結論に達する訳だ。もちろん比較自体がナンセンスといえばそれまでだけど、ならば言わせてもらおう!俺らは一番いい時代の音をしこたま聴いてきた世代!だからこそ、どうしても右脳にクラシックってヤツはインプットされっぱなしな訳だ!俺はいつまでもその名曲達を聴きながら、ハッパなんか無くてもハイになれるんだっつ〜に!(笑)
テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画
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