GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方
30代“永遠のB-BOY”GEE-Q EIJIが、ブラックムービー(黒人映画)を斬りまくるバーリトゥード・レビューなのだ〜!
プロフィール

GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T

Author:GEE-Q EIJI a.k.a ROCK SMOOTH T
好きなモノ/HIPHOP・R&B・SOUL・FUNK・JAZZ・格闘技・フィギュア・猫・犬・鮫・虎・フランスパン・苺・チョコレート・ジーナガーション・SHEILA・GO!ヒロミ44’・ゲッツ板谷etc
20060730204449.jpg


キライなもの/人参・韓流ブーム・虫・ヤな奴・レンタルビデオのAVコーナーに突入してくるチビッコ・割り込んできて挨拶なしの車・笑えないお笑い・暇・etc
20060730204548.jpg


小4でブレイキン、中1でグラフティ、高3でDJ、現在“HIPHOPうんちく親父”の35歳(笑)
20060730204519.jpg


座右の銘
“蝶の様に舞い、蜂の様に刺す”
“来る者拒まず、去る者追わず”
“空手に先手あり、されど私闘無し”

20060730204411.jpg


毎度、しょ〜もない“ひとり言”のようなブログですけど、気軽にコメントなんぞ残していってください。個人的なご意見・メッセージはコメントにて“管理人のみ観覧”を選択し、メールアドレスと共に書き込んでって下さい!
051230-210347.jpg

リンク

GEE-Q的推奨音源

GEE-Q的推薦HIPHOP

GEE-Q的推薦JAZZ

GEE-Q的推薦FUNK

GEE-Q的推奨書籍

GEE-Q的推薦書籍其弐

GEE-Q的推薦書籍其三

興味ある人ポチッとな!

無料blog アフィリエイト・SEO対策 ホームページ ライブチャット マシェリ SOUNDBIZ RECORD SHOP skyticket

FC2カウンター

スポンサーサイト

TOP
『STYLE WARS』だよ!
去年の年末に出張した時、思わず感心したくなる程の美しいグラフィティを幾つか見る事ができた。最近では“芸術”として認められ、ライターの中にもメイクマネーが出来る状況が生まれて来ている様だが、それでも今尚、他のHIPHOPエレメントとは比較にならないくらいアンダーグラウンドな活動を余儀なくされているのが“グラフィティ”だと思う。

俺は一度、ある場所(非公認(笑))にピースを描いた時、翌日、何者かが大胆にもその上からへったくそなタギングをかましやがるという、俗に言う“肥後デモクラシー”という事件に遭遇した事がある。常にそういった危険性やバトルと向かい合っていくのがHIPHOP魂と認識していた俺達は、反撃としてその上にまた更にタギングをかまし、翌日から犯人を割り出すべく、夜中まで敏腕刑事並に張り込みを続けた…

…一銭にもならないってのに(笑)

結局、5日間張っても相手は解からなかったが、その1ヵ月後には“行政”の手入れが入り、全てを消されてしまった。グラフィティとは、そんな具合で必ず自分の作品が永遠に残っていくという事もも、描く事によって多くの人の賛辞を得る事も、もちろん自らの懐に金が転がり込んでくる事も保障されない“表現手段”なんですよね。

ちゅう事で今回ご紹介する作品は、当然の如く、“グラフィティ”つったらコレ!『STYLE WARS』でっせ!

style_wars.jpg




この作品は『WILD STYLE』同様、HIPHOPを語る上で欠かすことの出来ない1本。“コレ見ないでHIPHOP語ってんじゃね〜ぞコラ!”ってな感じのコメントをKRS.ONEも残してるみたいだし(笑)。彼は以前から、HIPHOPはたった1個のエレメントに手を出したからと言って安心しちゃいけないって事を口が臭く…って誰が口臭いねんっ!口が酸っぱくなる位言い続けてる人物。そりゃ彼でなくてもこの作品を単なるドキュメンタリーで終わらせるヘッズはいないと思うけどね。残念ながら俺が持ってるDVDは輸入版なんで字幕が無いんだけどさ(笑)

ココでもグラフィティの事に関しては『BOMB THE BASE』や『TAKI183』なんて作品をを紹介した時に触れてきたけど、ストーリー仕立てのフィクションであるそれらとは違い、この作品に出演している人物達は皆“GENBA”で実際にBOMBしているライターだし、彼らの口から発せられるのは“セリフ”ではなく“事実”だからこその重みがある。

それは、“描く”事によって生活が潤うわけでもなく、世間一般的に賛辞を送られる事もない…いや、それどころか立派な“違法行為”である事を人知れず続ける事に何の意味がある?って疑問を持つ人の声もあるだろう。現にこの作品でもそういった非難や理解しがたい人物達の本音も収録されている。

ただ、十分な教育環境や、描きたくても道具が“買えない”情況が、HIPHOPという文化の誕生を期に、“ならば俺らのやりかたで!”ってな行動意欲を掻き立てられた結果がグラフィティの出現なんじゃないかなと思う。彼らはそれこそ、スプレー缶を万引きし、夜な夜なヤードに忍び込み、自らのイマジネーションを“電車”のボディに炸裂させ、太陽の日差しが照りつける自分の“作品”を身にまとった電車が通り過ぎていく光景を、充実感と満足感、そして更なる行動意欲として目蓋に焼き付けていたんだと思う。

若かりし日のCRAZY-LEGSなんかも出演してて、ロックステディクルーの勇姿もバトルシーンで堪能出来る。1対1のタイマン、もしくはチームバトルが主である他のエレメントと違って、グラフィティってのはさ、他のライターはもちろん、世間一般が相手の最も過酷なサヴァイヴを要求されるエレメント。しかもその“見返り”は、金銭になって返ってくる事は殆ど無かった時代に、彼らこそHIPHOPという文化を体を張って体現していたに違いない。それに、HIPHOP創世記から、他のエレメントと比較してアフロアメリカン以外のヘッズも多かったのもグラフィティ。特有のリズム感や運動神経が無くても、“描く”という事は様々なデメリットを恐れなければ“白”だろうが、“黒”だろうが、“黄”だろうが、“片手”だろうが、誰でも表現する事が出来るだけでなく、ストリートの支持を得る事が出来る手段だったんだと思う。

ただし、常に“法”と向かい合いながらのしんどい作業だったんだろうけどね。



テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP
『DARWIN'S NIGHTMARE(邦題 ダーウィンの悪夢)』だよ!
先日、出張先での出来事。

もちのろん、仕事で行ってる訳だから、そんなタップリと自由な時間がある訳ではないんだけど、その日は午前中に仕事が終了、帰りの飛行機の時間は夜8時…おもいっきり時間がある訳。でもその時俺の財布の中は、まさしく風前の灯状態。

そりゃ映画見るくらいしかね〜だろ!

っつ〜事で、映画館へGO!初めて入る映画館ってのは結構わくわく動物ランド状態な訳で、俺もウキウキウォッチングなテンションで席に着こうとしたら…

館内、俺含めて客2人…。思わず浅草の演芸場を髣髴するかのごとく、腰より低い位置で拍手しながら小走りで舞台中央に出てって「どうも〜!アジシオ太郎で〜す!というわけでガンバっていかないかんな〜っちゅうことなんですけど!」と漫談でも繰り出そうかと思ったくらいざんすよ!

ってなことで、今回はそんな“ほぼ貸し切り状態”で見た作品『DARWIN'S NIGHTMARE(邦題 ダーウィンの悪夢)』をご紹介させてくれ、たのむ!

darwins_nightmare.jpg




様々な魚や生物が生息し、漁も盛んに行われていたアフリカ・タンザニアのムワンザにある湖、ビクトリア湖。しかし、そこへ外来魚である“ナイルパーチ”という肉食魚が入ってきたことから生態系に大打撃を与えてしまう。しかし、ナイルパーチ自体は諸外国に“食用”として好まれるために繁殖や加工業者が増え、それに伴い輸出も盛んになっていく。又、アフリカでは、そういった“食”や“生態”に関する問題と共に、貧困、病気、薬といった社会的問題が年々大きくなり、ナイルパーチの輸出に関しても、それだけではない“問題”が浮き彫りになっていく…。

日本でも、湖での漁により生計を立てている人々が、ブラックバスやブルーギルといった“外来魚”の増殖により、大きい痛手を負ってるという問題を最近ニュースなどでよく目にするようになった。釣り人にとっては格好のターゲットとして人気の外来魚も、漁師達にとっては“天敵”でしかないという現実。この作品は、そういった“魚”というキーワードの元、アフリカの抱える様々な問題に関して、ある意味“幅広く”問題を抉っていくドキュメンタリー作品なんですけど…。

まず感想から先に言うと、『興味深い…しかし、作品として納得できない』というか。すごく偉そうな言い方で申し訳ないんですけど、ちょっと“散漫”になってる感じがしたっていうかさ。ん〜、凄く感想を述べるのが難しいんだけど、一言で言えば「淡々すぎる」っていうか(笑)

魚を中心にしているとは言え、この作品がもっとも重要視している事は決してココではない…んじゃどれ?ってな感じなんだわ。そのくらい様々なアフリカの問題部分が垣間見れるし、実際のインタビューは“セリフ”ではない分、生々しいのも確か。となると、飢餓やエイズに関する映像や証言は、これまでも沢山のものが俺自身の目に入ってきてるし、ドキュメンタリーも存在してるでしょ?んじゃ、せっかく“生態系の破壊”という入り口から入ってきてるのに、結局…みたいな感が強いし、新鮮な衝撃や新たな問題提議みたいな物をスクリーンから感じる事が少なくなるんですよね。

ただ、このナイルパーチって魚の“絵ヅラ”ってのはそれだけでも衝撃だし、生態系だけでなく、生活や文化自体すら狂わせる程の“産業”になるこの魚が、サバかれた後無残にもウジ虫だらけになってる頭を更に…なんて信じられない食物連鎖が存在している現状なんて、そりゃショッキングだったさ。

ここ日本で生活していく中、俺ですら“階級社会”や“勝ち組・負け組み”といった事を目の当たりにする事や実感する事もあるが、実感するだけでなくそれにより“喰えない”や“生きていけない”現状が世界には存在する。その情況の中で“生き残る”為には、人々は信じられない事を行い、考えられない事をやれてしまう。そんな強烈な“真実”を痛感できる作品である事は間違いない。テンポやポイントをもっと考え、単なるメッセージ発信作品ではなく、少なくとも“映画”である以上、娯楽性(編集やインタビュー内容や長さ)を重視した完成度を見せて欲しかったという所が惜しかったかな。



テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP
『JAMES BALDWIN: THE PRICE OF THE TICKET(邦題 ハーレム135丁目/ジェイムズ・ボールドウィン抄)』
いや〜、嫌な世の中になったもんですな〜。

昨日のアルマゲドン以来、俺の顔を見るなり食人大統領アミンの様な笑顔で皆が口を揃えて復唱してきやがる…

「いや〜、可愛そうに!紀香、結婚だってね〜。しかも相手は陣内!ケヒョヒョヒョヒョ〜!」

何かに付けて普段から“紀香!紀香!”とハリーポッターもまっ青の呪文を口やかましく唱えてきただけに、皆が俺の“紀香ノイローゼ”を知っているとはいえ…俺はそんな宣戦布告とも取れる発言をカマしてくる青侍達に、後輩だろうが上司だろうが問答無用の“魔性のスリーパー”を実行し、深い眠りへと誘うのであった…。

そして俺は意識が遠のく働きアリ達の耳元でこう囁くのだった…

「あい・らぶ・和香…あい・らぶ・和香…あい・らぶ和香…」

ああ、映画みたいな恋がしたい…(大笑)

はい、全くこの先の文書に関係無い出囃子となりましたが、皆さんはアフロアメリカン文学とか興味あります?ってか本とか読みます?俺も最近では随分と購入する書籍の数がめっきり少なくなりまして、読書の秋(もうすっかり冬ですけど)から完全にバッくれてたといいますか…反省してますですハイ。でも、辛うじて(?)俺の“黒的狂い咲き本棚”に並んでいる『白人へのブルース』、『ジョヴァンニの部屋』といった2冊の本の作者でもあるJAMES BALDWINの“生き様”を辿ったドキュメンタリー作品が、本日ご紹介する作品『JAMES BALDWIN: THE PRICE OF THE TICKET(邦題 ハーレム135丁目/ジェイムズ・ボールドウィン抄)』ですハイ。

baldwin.jpg


1987年12月8日の彼の葬儀の模様からスタートする…
チビッコの時から自分の才能を自覚し、135丁目の図書館で莫大な量の書物を読み漁っていたJAMES BALDWIN。少年説経師などを経験した彼は、アフロアメリカンの置かれている社会的状況から生まれる葛藤や苦悩をダイレクトに感じ、14歳で作家になりたいという願望が沸きあがり、父親の大反対を押し切り作家の道へ…。当時は当たり前の様にアフロアメリカンに対する差別が横行していた時代。彼は“アフロアメリカンお断り”のレストランに堂々と入るや否や、「ニグロはダメ」と拒否する女性店員に憤慨し、コップを鏡目掛けて投げつけた…彼はその後フランスへ渡ることになる…

彼の生い立ちから死まで、彼が過ごしてきた場所や関わった人物達の証言を交えて回想していく…。製作を手がけているSusan Lacyは、この作品を製作総指揮後、数々の人物ドキュメンタリーを製作することになる。LOU REED、CLINT EASTWOOD、BOB DYLANとまぁ数々の著名人を追っかける事になるわけですが、そのスタートがBALDWINだった訳です。

マルコムXやキング牧師をはじめ、数々の宣教者・指導者・団体が公民権運動にその生涯を賭けていた時代、大勢の人物が「彼は別格だった」と口を揃えて評価するのがBALDWINだった。それはただ単に“作家”といった身分だけでは生まれない評価…。もちろん自らが“ゲイ”であるという事すら武器にしてしまう“強靭な精神力”、そして誰からも規制されずに世界を縦横無尽に巡りつづけた“留まるところを知らない行動力”といった部分も大きかったのだと思う。

“自由”に飯を喰う場所さえ自らの意思で決められなかった時代、“自由”に思想や権利を表現する事はシャレにならないくらいリスキーであった事は間違いない。しかし、“自由”を求め、偏見や垣根のない世界を夢見て国を出たり、そこで体験した“自由”の為に戦う人々との触れ合い、そして“自由”に対する変わらない現実を、自らが望み希望を持つ“自由”に対して、唯一行動できる“自由”という表現方法が、彼にとっての“書き綴る事”だったのだと思う。

若かりし日の彼、そして往年の彼、TVに出演しおどけた表情で真に迫る話をする彼…BALDWINの作品を読んだ事が無くても、必ずBALDWINという1人の作家…いや、“革命家”に対して興味が沸いてくる事は間違いない。その後には、是非彼の作品を読んでもらいたい…心からそう思う、

権力や金に媚びる事無く、 “革命”を貫き通したBALDWIN。まさに彼は“別格”だったのだと思う。



テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP
『AMANDLA!(アマンドラ!希望の歌)』だよ!
まだ巷に“レンタルレコードショップ”などが多く存在してた頃、つまり小・中学生の時代、小遣いを握り締めてはちょくちょくシングル盤・LP盤といったレコードを借りにいってました。

そんな時期、俺がとても興味深く聴いた思い出があるのが、ロックの神様Bruce Springsteenなどが参加したプロジェクト『SUN CITY』。皆さん御存知でしょうか?スティーヴ・ヴァン・ザント提唱の元にボプ・ディランやマイルス・デイビスまで参加しました。色々な意味でチャリティーやムーヴメントといえば『USA FOR AFRICA』や『BAND AIDE』等が世界的にHITしましたが、この『SUN CITY』は俺の中で他のどのプロジェクトよりも強烈に印象として残っています。

アパルトヘイト…1940年代から約50年に渡って続いたアフリカ(特に南アフリカ)での人種隔離政策ですね。“アパルトヘイトの父”と形容され、原住民問題担当大臣であったヘンドリック・フェルワールド首相は、自ら指揮をとった人種差別思想の歴史的恥部を“良き隣人関係政策”といった支離滅裂な表現を残しているけど、結局は白人の独裁下、低賃金重労働を“白人以外の人種”に強制し、権利的位置関係を明確にする独裁&人種差別政策だった事に変わり無い。

彼らは“ホームランド”なる地区(国)にて種族別に別けられ、徹底的に“白人至上主義”の下、不条理な生活を余儀なくなれている。それは俺らの想像を遥かに超えた、あたりまえの“自由”が存在しない生活。もちろんネルソン・マンデラを指導者としたアフリカ民族会議(ANC)といった反抗勢力も生まれたが、政府は“バントゥ・ホームランド法”などの制定で弾圧。国連が本格的に動き出すまで、数々の指導者やキーパーソンが収監、又は命を落している。マンデラもシャープヴィル事件(確かバスボイコット系の暴動)後、1960年代に終身刑を言い渡され、1980年代後半にデクラークが大統領に就任するまでの約20年以上に渡って獄中生活を余儀なくされています。

今回ご紹介する作品は、アパルトヘイトに対し、自分達にとって唯一の、そして最も強力な武器である“音楽”を信じ、常に理不尽な差別と真正面から闘い続けた人々のドキュメンタリー『AMANDLA!(邦題 アマンドラ!希望の歌)』をご紹介します。

amandla_a_revolution_in_four_part_harmony.jpg




「白人を怒らせたいときは歌えばいいのさ」とインタビューに答えが帰ってくるように、当時彼らが反抗という手段を表現出来るものといえば、歌うことぐらいだったに違いない。
ただでさえ暴力や迫害が日常茶飯事だった暗黒の時代、“権力”や“暴力”をこれでもかという程誇示していた白人達に対して、個人の思想や勇気など、簡単に捻り潰されていたと思う。

ただ彼らは団結し、決起し、行動する事を恐れなかった。時には大きな犠牲を払い、時には絶望を目の当たりにしながらも。何故闘わなければいけないか、それを一番明確に伝える手段が音楽だったんだと、この作品を見れば一目瞭然だった。

劇中にも名前があがる、歌手であり作曲家であった運動家ヴィシレ・ミニ。ヘンドリック・フェルワールドを強烈に皮肉った歌“フェルワールドには気をつけろ”などを作った彼は、今現在も“偉人”として人々の尊敬の対象である。しかし、そんな彼も当時はもちろんレジスタンスとして貧困地にひっそりと葬られていた。彼らがこの現代に、改めて彼の墓を掘り起こし、皆で“偉人”を弔っていたのが強烈でしたね。

HIPHOPやブラックカルチャーに興味がある人間なら、このアパルトヘイトに対して少なからず興味や関心がある人も多いと思う。この政策がどういったもので、どういった人物が関係していたか…。今では書籍だけでなく、NETで詳細を調べる事は簡単に出来る。でもね、長きに渡って続いたアパルトヘイトが崩壊し、マンデラが大統領になった後のアフリカがどうであるか?といった部分はどうであろうか。

マンデラはアパルトヘイト体制で生じた有色人種と白人の対立図式や経済不況などを解消すべく全力を尽くしたが、経済的な理由が大きい計画倒れも否めない現実。マンデラの後を継いだムベキ大統領就任後もエイズ問題や失業、また貧困から生ずる犯罪多発など問題は今でも山積みである。

あるTV番組で、エイズ孤児の幼い子供に“将来の夢は何?”と質問していた。 彼は

「白人になりたい。仕事もたくさんあるから」

と答えた。俺はそれを見てボロボロ泣いた。俺らはまだ、本当のアフリカの現状を知らなすぎる事を痛感した思いだった。彼等の願いが音楽を通じて表現されている事をこの作品で知り、またそれはただ単純な音楽表現でなく、生きるか死ぬかの中で生まれた“言霊”である事も知った。願わくば、その言霊が全世界に通じ、アフリカだけでなく戦争や内戦に苦しむ人々の平和や、生きる勇気に繋がり、差別や殺戮・支配の愚かさを全ての人間が心に刻む事を心から願う。

『BUENA VISTA SOCIAL CLUB』に酔いしれた方も多いと思うけど、この作品は更に歴史的検証や平和・人権に対するリアルなメッセージが込められた傑作音楽ドキュメンタリーだと思います。

彼らの唄は革命の唄!

正に “アマンドラ!(力を!)”!!!!!

9.11、同時多発テロが起こった今日だからこそ、平和と人権の願いを込めて

テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP
『SCRATCH』だよ!
高校生の時、マックでバイトしてた俺。

夏のクソ暑い時期なんて、いくら冷房が入ってるとはいえ厨房内はまるでエジプトのクリーニング屋並の刺激的な暑さな訳。そんな中、「ねえねえ、私たちの関係ってさ、人から見ればきっと“月の夜、星の空”みたいなんだよね、きっと!」なんて、さすがの俺も思わず何もかも忘れてツチノコを探す旅に出かけたくなる様なスパイシートークを交わしつつ、オーダーに散々悩んだ挙句に2人でフィレオフィッシュ1個しか注文しないという桜田門外の変もビックリな暴挙に出るカップル達もしばしば現れたりするんだこれが!。

そんな光景を、まるでネコが臭いものを嗅がされた時、目と口が締まり無い状態になるという“フレーメン反応”同様の精神状態に陥りながらも、心優しきマイトガイな俺は頼まれもしないのにマスタードガンをいつもの5倍撃ちまくるのであった。

俺がそういう過酷な状況の中でバイトに情熱を注いでいたのも、全てはHIPHOPのマストアイテムである“ターンテーブル”を購入する為。でもね、いくら機種やブランドに拘らないとはいえ、そりゃ〜10万円以上の大金がかかるじゃん。いざ買いに行くって時は、初めて“流れるプール”に流された時と同じくらい興奮したさ。

今では機種も買い替え、CDJなる便利なものまで手に入れたりしたけど、あの頃の感動や情熱は今もそのままハッキリと新鮮に覚えてますよ。

そんなこんなで今回はHIPHOPのエレメントの中でも“DJ”にスポットを当てたドキュメンタリー作品『SCRATCH』をご紹介。

scratch.jpg


Q-bert mix master mike world championship showcase 1995


70年代に産声を上げたHIPHOPの中で、DJプレイがどの様に生まれ、誰が何を表現してきたか…又どの様に進化してきたかといった歴史を、重要キーパーソン達の興味深いインタビューと共に紐解いていく。

初っ端からMix Master Mikeの超絶テクをバックに、Grand Wizard Theodoreの“スクラッチ誕生秘話”なんかもいきなり飛び出してくる。その後もAfrika BambaataaのZULU NATIONとDJ Jazzy Jayのきっかけや、自宅の地下室公開…んんん〜シャレになんないレコードコレクション!

クイーンズに飛べばRoc Raida、Rob Swift、Eclips、Mista Sinistaといった“X-ECUTIONERS”の面々が練習風景などを見せてくれ、サンフランシスコではQ-BERTが4台のTTを使ってダチとセッション!

ある意味この映画を見れば、ターンテーブリスト達が繰り広げる超絶テクを目の当たりにする事で、『やっぱDJは“趣味”に留めて置こう』という気持になったもん(笑)。それほど世界のターンテーブリストのテクニックというのは人間離れしている芸術的なものだし、ただ単純にテクニックを磨いてきたのではなく、HIPHOPに対する愛情や覚悟の様なものも並々ならぬものが随所に感じ取ることが出来た。

最近でこそDJ名義での活動やアルバムリリースが増えてきたが、かつてはMCの影に隠れ、完全な“縁の下の力持”状態だったDJ。しかし、それこそアンダーグランド!、彼らのプライドや行動意欲は次第にステージを表舞台へと自ら引き上げる結果となるんだけど、それこそ気が遠くなる様な枚数のレコードを手に取り、辞めたくなるほど繰り返しスキルを磨き、様々なライバルや状況と切磋琢磨してきた結果だと思う。

事実は小説より奇なり…作り話ではない彼らの証言や、CGではない彼らのテクニックは、うむとも言わせぬ説得力と感動を俺に与えてくれました。傑作!マスト!

俺がまだ2歳の時、ZULU NATIOを立ち上げたBambaataaに最上級のRESPECTを!

しかしQ-BERT…ターンテーブルのインプラグをフェーダー左右逆にセットするなんざ…もはや正気の沙汰じゃない(笑)


テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP
『RIZE』だよ!
今回ご紹介する作品は、去年の年末頃「スゲエのキテるらしい!」って情報が俺の耳に入ってからというもの、も〜う日本公開が待ちきれず、向こうでのDVD化を心待ちにして即効で取り寄せたという“超期待作”だった訳ですが…

コレがね〜ボキが予想していた以上にスゲエ内容で“ビツクリ”しちゃいました!ジャンルや内容は全く違うけど、丁度『SLAM』を見た時に受けた衝撃と似た様な感じが体中に走りましたね〜!さて、その映画とわ…

あのAndy Warholに見出されたというセレブ後用達のファッションフォトグラファーであるDavid LaChapelleが初めて撮り上げた究極のドキュメンタリー『RIZE』!!

rize.jpg


rize trailer↓


[READ MORE...]

テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP
『The Freshest Kids』だよ!
B-BOY…HIPHOPが好きなヤツ、はたまたHIPHOPをやってるヤツの総称として、今は極端に言えばそれっぽい格好した中学生でも使うメジャーな言葉となりました。

おいおい…(笑)

ま、実際コレほどまでの大きなムーヴメントとなったHIPHOPカルチャーだから、“必ずしも”って事言うほうが間違ってるのかも知れないけど、本来の定義としてはB-BOYっつったらさ、“ブレイクダンス踊る奴”を指す言葉なんだよね。向こう行って“B-BOY”なんて言ったらさ、「踊ってみ?」って言われるよ(笑)。ま、んな事言ったら、今現役で踊って無いお前もB-BOY気取ってんじゃね〜よって言われそうだけど(笑)。

そこで今回は、そんな“B-BOY”の歴史や、モノホンの技術がこれでもかというくらいに堪能出来る最高の作品『The Freshest Kids: a History of the B-boy』をご紹介!。ってかね、コレはホントに出来るだけ多くのHIPHOPジャンキーに見てもらいたい1本なんですよ。HIPHOPのエレメントって言えばブレイクダンスの他にもあるんだけど、コレはマジで「あ〜、HIPHOPってスゲエな〜!HIPHOPって深いな〜!HIPHOP好きだな〜!」って心から思える作品だと自信をもってオススメしよう!

Tfkids.jpg


B-Boyology from "The Freshest Kids"↓


[READ MORE...]

テーマ:ブラックムービー(黒人映画) - ジャンル:映画

TOP

『RESPECT』

このブログを 20060625115536.jpg
Oscar Micheaux 20060625120554.jpg
Paul Robeson 20060625115616.jpg
Spencer Williams SidneyPoitier.jpg
Sidney Poitier 20060625115808.jpg
Dorothy Dandridge 20060625115923.jpg
Melvin Van Peebles といったパイオニア達に捧げる

ブログ検索

カレンダー

08 | 2008/09 | 10
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

カテゴリー

過去ログ

最新の記事

RSSフィード

最近のコメント

GEE-Q的推奨黒的電影

GEE-Q的大推薦枠祖一

GEE-Q的大推薦枠祖二

GEE-Q的大推薦枠祖三

GEE-Q的推奨漫画

GEE-Q的推奨機材

GEE-Q的推薦国内音源

GEE-Q的推薦格闘技偉人書籍

GEE-Q的推奨写真集